昨日、事後重症申請の診断書が戻ってきたので、月末ギリギリに年金事務所へ申請。
とはいっても、手渡しだけして回送してもらうパターンです。
今月10件で、上半期ちょうど50件で着地。
毎年上半期を振り返るブログを書いている気がしますが、半年経つのが早いなと思います。
さて、今週はイレギュラーな対応で忙しかったです。
元々あった予定をキャンセルするなどして同行にも。
こちらは手続き中初見の前医が出てきて、さらに前医が出てきて、しかもその前前医では納付要件満たさず、
空白期間を使って再発で認めてもらうしかない申請。
しかも就労がらみですぐに申請しなければならず、主治医にも何とか協力をいただけることになりました。
さらに、再発でやるにあたり受証が必要なところ当初半年くらいかかると言われて、
そこを何とかお願いして1週間程度で依頼をかけて今の主治医にできあがりを渡すという、
相当綱渡りの申請です。
出して認めてもらえればいいのですが、空白期間が短めなのが懸念点でチャレンジングです。
何度も書いてますが、このような申請内容を着手金無料だとしたらとてもうちでは受けられないです。
だって、申請して不支給になったら、上記全ての作業が水の泡になるからです。
ここまでの作業こそ社労士の知識や経験を使う所なので、そこを無料でやるという意味がこの業務初めて10年以上
経ちますが理解が追い付きません。
その他初診日絡みの相談などが相次ぎ、対応していきました。
ご依頼もコンスタントにいただいています。
西澤クリニックが認定日で診断書取れない方がいて、春くらいに現在の主治医に書いてもらい、
認定日分は手帳の診断書だけを添付して出したのがありました。
カルテ開示をしてみましたが中身が何もなく、ただ通院した事実しか示せませんでした。
申立てを丁寧に行って、共済に申請。
厚生年金とか国民年金であれば、西澤先生案件何度も診断書なしで通していますが、共済は初だったので、
上記のみで2級の5年遡及が決まったのは安堵しました。
共済分のみで500万以上決定、これから国民年金の決定も出ますがおそらく同額近く出るので、
総額1000万円近くなる見込みです。
一般の社労士でしたらそもそも遡及請求をしないで事後重症だけだと思われます。
私の場合はマニュアルになくても考えて申立てを丁寧に行って結構この手の申請通しています。
手帳の診断書1枚で1000万円はすごい成果だと思います、これで救われる方がいるので、
私も頑張れます。
相談もうちで対応できない内容も数多く届きますが、
最近あったもので、おそらくご自身で申請されたものですが不支給になった内容。
病名が実際と似て非なるものを書かれてしまったことが原因で初診日が変わり、初診のカルテもなく、
困っているという内容でした。
以前お問合せをいただいたことがあったようで、
その時にうちではなくても社労士に依頼されていれば、おそらく上記のような病名見落とすことはなかったのではないかと
悔やまれます。
行政の不服申立ではこの手の内容は認められないと思われますので知識はありませんが裁判になるのかと考えられます。
なので、最初が肝心、一発勝負ですと言っています。
それでも自分で出して通る人もいますが、一文字見落とすだけで通らないこともあり、場合によっては一生再申請ができなくなる場合もあるので、社労士は無駄には存在していないと思います。
社労士はコストだけと考える人は上記引っかかってしまうと、悔やまれることになってしまいます。
誰かしらうまく相談できる人がいればいいんですが、
味方となる社労士を。
私は100%依頼者の味方です。
なので味方したくない方の受任は100%しません。
態度が横柄な方とか、全て丸投げの方とか、あまりにこだわりが強い方も難しいです。
この数日もこの方を助けたいとは思わないな、という方から相談を受けたのでお断りしました。
私のコンセプトは「障害年金で社会復帰の一助へ」というものがあります。
なので、上記コンセプトに沿わない方はお受けできないのです。
例えば横柄な態度とかとではなく、
初診日をこっちにしてくれない?とか
働いてないことにしてくれない?とか
悪気があるかないかは分かりませんが、制度から外れたことを望む方のお仕事はしていません。
今もあと5~6件は請けられるなぁと思ってても、外れた方のものは取り入れないようにしています。
この仕事を楽しく誇りをもってまだ長く続けたいからです。