8/24~28まで目黒区民ギャラリーで開催されました、
Art Photo展に今年も一点出展参加しました。
今年は44点の作品がありました。
私の今年の作品は↓です。
江ノ島で撮った夕陽です。
↓は昨年出展した作品。
力作が並ぶ中、どうにもこうにも我が子(作品)が一番かわいいわけで、
他の来場者さんが自分の作品の前に止まって見ているところが一番気になりました。
どう思ってくれてるんだろう?って。
まぁ「評価・品評」が気になるわけですよね、
なぜ気になるのかというと、自信がないからなのでしょう。
今年の自信のなさは何なのかというと、昨年出展した星空の作品の方が気に入ってました。
手間暇かけて仕上げて送り出して、何の賞もかすらなかったのです…
うーん、美術・芸術の世界って、自分がいくらいいと思ってても、千差万別感じ方が違うんだ、と。
自分ではどうにもならない、他者の主観とやらが掴みようがないから、不安になってしまうのでしょう。
去年にはなかった感覚です。
今年のは、二度目の出展で要領が掴めたのはありますが、
作品的には仕上げなど手間暇は去年の半分以下です。
在廊も一日だけで、自分の中の関心度も低めでした。
さて、来場者投票による、賞などがそのうち発表されるようですが、
今年は全く期待すらしてない心境で、
仮に何かの賞が引っかかったとして、どう感じるのだろう?というのに興味があります。
自分の中で自信をもって送り出した去年のものがかすらず、
あえて手を抜いたものが評価高かったとしたら、
どちらを喜べるのか?
結果ではなく、プロセスに熱を込めた去年に充実を覚えるのか、
自分の手抜きに、結果が伴ってしまったものが喜べるのか。
両方の感情を経験してみたく、こんな形にしました。
まぁ、今年もかすらない可能性ももちろん高いですが。
書きながら、どちらがいいのかという結論はもう出てますが、
感情を味わってみたいのです。
主観重視なのか、結果、客観重視なのか。
客観重視になると、ともすれば、「ウケ」のよい写真を撮ればいいというお話になります。
作詞家、作曲家なども、「売れる曲」を出し続けねば、というのに近いのかもしれません。
他者の評価を「軸」としてしまうと、自分の軸がぶれる気がするのです。
最低限の額装や紙質、撮影力(露出、ピント、構図など)は当然だとして、
多分、こう撮った方がうけるだろうな的な写真活動は、やってて面白くないのだろうと、
今日現在感じています。
さて、どうなるのでしょうか?
それもこれも経験、色々と味わってみて、身体の中をとおってみて、どう感じるか、
それがいいのです。
一応、前回を踏まえて、会場の壁の色(白)、明るさ、照明の当たり具合、他の作品の傾向(風景、人物その他)、紙質、額装、コメントデータなど考えて、今年は出したつもりです。
去年は当初アクリル板を前面に入れて、反射してしまって写真の内容が伝わらなかったんです、
開催二日目に足を運んで現場で気づき外したのでした。
色々反省点を踏まえて、今年は臨んだつもりです。
※ただ、去年の熱量に比べたら手抜きです
まぁ、そもそも品評とか、その他大勢に埋もれる系統のことは本当は好きではないのです。
比較の世界?
仕事でも同じで、年がら年中ネット系の営業から、ポータルサイトに掲載しませんか?
と来るわけですよ。
あれって、例えば障害年金であれば、障害年金ポータルサイトみたいなのがあって、
そこを開くと全国何十人もの同業者が並んでて、うちがいいですよ的なアピールをするわけです。
一堂に会して比較されるというのが動物園のパンダのようで、全く好きではないんです。
オレはオレ、
オンリーワン。
そもそも精神疾患専門障害年金というカテゴリーを作ったのが私で、
今ではたくさんの同業の方が同じことされてますが、
そう至った背景が全く違うわけです。
なので、全く同業者には興味がないんです。
私がオリジナルなので、私の表面的なコピーを見ても仕方がないことなのです。
そういう、大勢が右に行ったら、私は左に行くような天邪鬼的なタイプなので、
展覧会自体が若干窮屈ではあります。
ただ、写真を撮って、レタッチして、紙を選んで業者でプリントして、額に入れてという工程自体は楽しいのです。
着飾っていくような感覚です。
自己満足だけでなく、他者軸に投げ出した時にどうなるのかという経験にもなりました。
また来年参加するかは未定ですが、出したいネタはあるので考えます。
お問い合わせがだいぶたまってしまったので、明日以降また順次対応したいと思います。



