今日は霞が関厚労省にて、再審査請求、社会保険審査会の公開審理に出席して陳述をしてきました。
統合失調症で認定日が不支給、現状が2級の決定を受けた方の審理。
出来る限りのことは陳述してきましたが、あとは審査会が決めることなので待つしかありません。
最近は本当に障害年金、冬の時代です。
ガイドラインが出来て、さらに東京一括になってから尚更。
陳述の中に保険者に対する質問が出来るのですが、色々ひっかかっていることがあってお聞きしましたが、
納得の得られる回答は得られませんでした。
要は、その論点に対する明確な基準が存在しないことが原因。
取った人がいたり通らない人がいたり、まちまち・・・
運で片付けてもいいのだろうか?って話です。
私の会員さんの事例でもとんでもない返戻が来て報告を受けました。
因果関係の部類に入りますが、これとこれが因果関係あるの当たり前だろ?ってレベルです。
初診日をあとに変えないと落とすぞ的な内容。仮にあとの初診日に認定されると保険料納付要件を満たさなくて不支給になってしまうのです。

これまで私が6年くらいかけて積み上げてきたことが音を立てて崩れそうな勢いで可笑しい認定が増えてます。
特に認定日請求は通りにくいです。
平成25年位にも認定日が通らないことがありましたが、その時は不服申立が今よりも機能していて、処分変更もたくさんあったし、
採決でも覆って権利の確保に結びついていました。
最近は一旦出した決定を覆すことがほとんどなく、そういう意味で冬の時代です。
本当に一発勝負の色合いがより強くなってきました。
今日もしつこい質問をして、色々と現場の肌感覚を養ってきました。
これとこれを付けたほうがいいかもな、とかです。