虚弱体質を手放すまでの自分史〜4〜何を食べたらいいの? | 「食べるを通して、家族を整える」 家族の平和を叶える食養生料理術

「食べるを通して、家族を整える」 家族の平和を叶える食養生料理術

ふと食べた食事から、亡き母の愛の記憶を呼び覚ます…
それは、『食の記憶』が人の心に永遠に生き続けるから。
『食』は身体も心も作ってくれる大事な営み。
自分も家族も美味しくて、家族の幸せを感じる料理のエッセンスを、一緒に取り入れてみませんか?

「大学まで出ておいて

仕事を転々として

3年も続かないなんて

何のために学費を出したのか分からない…」

 

家族にそのように言われたかどうかは覚えていませんが

 

確実に自分のこの言葉を課していた当時の自分がいました。

 

ですから

調理師の仕事が5年続いたことは

私にとっては

とてつもない自信になりました。

 

 

家族に対する気持ちは

単純ではないので

仕事に対する自身も

湾曲されたものではありましたが

 

そのあたりの内面のことは

また改めて綴らせていただくかもしれません。

 

 

いずれにしても

調理師の仕事は今の私にとって

 

『人は食べ物から、作ってくれる人のエネルギーをいただいている』

 

という、大事にしている理念のベースとなった出来事を

いただいた時間。

 

だから、とてもかけがえがなくて

やりがいもありました。

 

 

でも、今になって思えば

生き方に関して違和感のようなものも感じていたように思います。

 

 

 

37歳で結婚。

 

それと同時に退職し、夫の家に嫁に行くことになりました。

 

 

夫の両親と二世帯住宅で

自分自身、そのような環境で育ってきたので

私なら大丈夫って思ったのですが

 

実際は

思った以上に義父母の目を気にする自分がいました。

 

 

生活の場がストレス。

 

 

家にいることが苦痛で

パートに出ることが息抜きになっていました。

 

 

40歳で出産。

 

 

高齢出産のせいか産後の疲れが取れず

寝たいのに細切れにしか寝れない産後の生活が始まります。

 

 

子どもを見ていてもらえる両親は近くにいるけど

4人とも高齢で子どもを預かってもらえず

 

夫も体調が悪いと言って頼りにならないという

 

ワンオペ育児がスタートしました。

 

 

そんな状況を知っているように

娘は私でなければ抱っこしても泣き止まない

そんな状況でした。

 

 

疲れに追い打ちをかけるように

おっぱいが詰まったり、乳腺炎になることが

頻繁にありました。

 

 

助産師さんによると

血管が細いので詰まりやすいとのこと。

 

食生活を見直すことを勧められました。

 

 

虚弱体質な自分だから仕方がない…

 

そんな気持ちがまた湧き上がりました。

 

自分は虚弱体質だから

助産師さんの指導を守らなくちゃ。

 

そう思いました。

 

乳性炎になったり

おっぱいが詰まると

痛いし

一気に気持ちが落ち込むので

それが怖くて

食生活の改善をしていくことになりました。

 

具体的には

肉、油の乗った魚、和洋菓子、お餅を控える食生活を

送るようになりました。

 

 

肉魚卵を毎日頂き、
ジャンクフードも普通に日常にあった食生活からの除去食。

 

ですが、ただ除去するだけではお腹や心が満たされず、
ふらふらとデパ地下に行っては一口なら…とお菓子を試食をして

それでも詰まる、

を繰り返していました。

 

こんなにもすぐに影響が出るなんて…

 

身体は食事でできていることを初めて実感するのでした。

 

 

 

 

娘が6ヶ月を過ぎるようになると
おっぱいの詰まりが1ヶ月に一度のペースに改善され少し気持ちにゆとりが出るようになりました。


 

食生活は、相変わらず除去食中心。

 

食べた時はお腹が満たされるのですが、なんかが物足りない…
 

そんな感じが解決されず
たまに
お肉やお菓子をドキドキしながら食べておりました。

そうするとやっぱり、たまに詰まっておりました(汗)。

 

 

 

子供が 1 歳を過ぎた頃、
近くの公園で外遊び親子サークルが活動していることを知り入会しました。

 

 

自然派で食事や日常を手作りで大切に過ごしている

素敵なお母さんたちと出会い、
小さい子どもがいてもなぜかキラキラ輝いている姿に影響をされます。


 

屋外での活動を通じて、
身体に良い食事について考えさせられることも多く、
添加物や環境汚染などへ意識が向いていきました。



子どもとの日常しか見えなくなっていた当時の自分にとって

子育てや日常を楽しんでいるお母さんたちとの出会いは

私も何かやってみようかな?
そう思わせてくれるきっかけとなり


身体に負担のない食事を知りたいという思いから

食養料理、雑穀料理などを学び始めることになります。

 

その先に待っていたのは…(次回につづく)

 

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