長野日帰り旅行 ①観光列車ろくもん乗車 | マイレール日記

マイレール日記

変わりやすい天気にご用心ですね

もう一か月近く前になりますが、母のお誘いで観光列車ろくもん乗車とついでに長野旅行に行って参りました。


観光列車ろくもんは、鉄道業界では有名な水戸岡鋭治さんのデザインによる観光列車。

2014年7月11日デビュー。



関東甲信越で水戸岡さんデザインに触れる機会は少なく、長野地区では初・・・


・・・なんですけど、実は長野県小布施の料亭「鈴花」が、水戸岡さんデザイン。



ろくもんには食事プランがあるのですが、その「鈴花」がエントリーされております。



・・・が、時間の都合で今回「鈴花」(水戸岡コラボ?)ではありませんでした。





軽井沢までは新幹線「あさま」。



話題のE7系・・・は乗らず、息子の希望で脇役に転じるであろうE2系に乗車。




↓E2系の8両編成は上越新幹線に引っ越しするのでしょうか。



軽井沢からいよいよ「ろくもん」!


食事プランで予約していたため、改札口ではなく指定された小テーブルの一角に集合です。



添乗員とおぼしきオッチャンに乗車の意志を伝えると、なんと乗車予定の2号車がわれわれ家族4人のみとの返答。


「なかなか発信力がなくて・・・」と仰っていましたが、ほんとデビュー2週間後の週末でこれは・・・。

この数日後、某旅行会社でツアーが組まれたらしいので今はもう少し乗客は増えたかなと。




車内の様子をメインに紹介します。



2号車はバーカウンターがあります。


これは食事プラン用の乗客向けらしいのですがバーカウンターというより食料調達場(一次置場?)のような感じで販売は行っていませんでした。(または2号車はウチらだけだったので、意図的に休止していたのかも)

ですがカウンターの向かいに日本酒一升瓶がズラッと並んでいるのに、その場で飲むことが出来ないとか、やや理解できないっす。


一般乗客用には1号車に別のカウンターがあります。こちらは写真に撮っていませんが、出た、水戸岡流!と言っておきましょう。



展望座席


窓側に座席が向いているのはいいですね。


流れゆく景色を見ながらの食事は最高のぜいたくですよ。




ところが・・・



反対側は・・・




窓割りが若干残念とか。



・・・目一杯食事を楽しむ方向け、でしょうか。



この辺は従来車改造であることと予算の兼ね合いで割り切ったのかな。





車端はラウンジ的なスペースです。




そして一般乗車用の1号車。




趣きある座席ももちろん良いのですが



最大のウリは・・・



↓木のプール!!



小さなお子さんにはバカ受けらしく、ウチの息子もハマっていました。



大人は中に入らない方がいいかも。



足ツボマッサージ状態になりますよ。





個人的に印象に残ったのは3号車。


個室中心の構成になっており・・・




↓トイレブースもデザイン一つでこうも変わるのかと。


この先が運転室ですが、雰囲気良くて右側の座席にしばし座っていました。



2号車の4人席に戻って食事開始。



↓ろくもんを形どったお肉絶品でした。






それにしてもやはり115系。



懐かしいサウンドとそこそこ揺れる足回りで、鉄分多い方は洋食ランチを食べていても駅弁を食べているような感覚になります。



要注意です。(笑)




そして車両外観。







色はぶどう色1号ですか?




・・・いえ、真田赤備えにちなんだ甲冑色ですよ、と添乗員さんにさりげなくお答えいただきました。




↓途中普通列車を先行させ・・・



最後に運転室。




先ほど紹介した運転室前ののれんを上げると・・・



↓渋


115系ワールド。





観光列車ろくもん。



水戸岡デザインと食事プランや沿線PR等、ポテンシャルは高いと思うのですが、どうもまだ活かし切れていない印象でした。


特に2号車バーカウンターもったいない。あと客室乗務員のふれあい(サービス)が若干物足りなかったかも。


それとダイヤがなぁ・・・手湯が体験できる戸倉駅で9分停車しかなく、特にイベントが無い田中駅で28分停車とか。(私は手元震えず食事出来てよかったですが)



まぁでも水戸岡デザイン関東圏進出は大歓迎っす。なんだかんだでやはり質が高いですね。


これからも私は「ろくもん」(と鈴花)を応援いたします!



・・・②に続く。