②3日目 高山本線 鈍行で富山県へ | マイレール日記

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変わりやすい天気にご用心ですね

今回は長編ですので心してください。


3日目スケジュール

5:05美濃太田発 高山本線普通 9:04猪谷着

9:06猪谷発 高山本線普通 9:59富山着

11:44富山発 北陸本線普通 12:19黒部着

《客先打合せ》


16:19黒部発 北陸本線普通 17:50直江津着

18:33直江津発 北越急行普通 19:55越後湯沢着

20:08越後湯沢発 MAXとき 21:14上野着


この日は美濃太田から富山に抜け、黒部での客先打合せに臨みます。

黒部での集合時間は13:00。

高山本線経由でそれに間に合うのは・・・なんと一番列車の鈍行しかない!
特急ワイドビューひだでも接続が悪く届かないのだ。

・・・という事前調査で軽くうなだれつつ、久々の鈍行旅も悪く無いなと朝4時半起床!


↓まだ辺りは真っ暗。(美濃太田駅)
鉄な自分と周りの人たち


いつのまにか日が短くなりましたね。

ここから4時間ぶっ通しです。朝ごはんを調達したかったですがコンビニ、売店なんてありゃしない。お茶だけ買って車内へ。


↓キハ48が旅のお供。
鉄な自分と周りの人たち


列車はキハ48×2+キハ40の3両編成。5:05定刻発車。


乗客は恐らく私一人の状況がしばらく続きました。


やがて高山本線の有名撮影ポイントに差し掛かるあたりで明るくなってきました。
鉄な自分と周りの人たち

と同時に、左手には飛騨川が寄り添います。


時折ダム湖になっており、穏やかな川面の脇を進みます。
鉄な自分と周りの人たち

どうやら天気は雨のようです。残念ですが仕方なし。


途中には・・・


↓焼石駅
鉄な自分と周りの人たち

焼石に水・・・ならぬ、雨か。


↓下呂付近
鉄な自分と周りの人たち

美濃太田から約1時間半で下呂に到着しました。(うち半分は真っ暗でしたけど)


下呂・・・ゲロっす。・・・やや引いてしまう地名ですよね。私も幼心にビックリしたものです。

下呂の名前は昭和以降に使われ始めた名称で、それ以前は湯之島と呼ばれていたそうです。

下呂の名の起源は律令時代に遡り、駅伝に用いられた下留駅が、時代が下って音読みする様になり、転じて現在の音と表記になったらしい。


下呂の街並みは少しだけですがせぇこさんのブログで紹介されていた のでそちらを見て頂ければ・・・(せぇこ様、勝手にリンクしてすみません)


↓下呂駅舎
鉄な自分と周りの人たち

列車は数分停車していましたが、ここでも売店等見つからず。

先に急ぎます。


↓相変わらず美しい渓谷が続きます。
鉄な自分と周りの人たち

↓ここで急に渚駅が現れる。
鉄な自分と周りの人たち

渚・・・山間の駅にさんずいの駅。

ネットによると、かつて近くの飛騨川に渡し船があった時代、その船が作った岸に打ち寄せる波が、遠い海への思いを馳せたことに由来する。・・・らしい。

種村直樹は著書において、地元民から聞いたという「『』とするつもりが書き間違えた」俗説を紹介している。

・・・って、地元民の方がリアルだと思ったのは気のせいか。


やがて風景は渓谷が続くのに、学生君が大量に乗車するようになってきます。

時刻は7時過ぎ。朝錬に向かうのであろうか、この列車しか学校に間に合わないのか、わからぬがとにかく混雑してきました。ようやく3両編成の本領発揮。


↓7:33高山駅に到着。
鉄な自分と周りの人たち
↓高山駅改札
鉄な自分と周りの人たち

美濃太田からすでに2時間半。それでもあと半分以上残っている(汗)


高山駅の手前で分水嶺があり、今まで進行方向と反対側に流れていた川が進行方向側に流れるようになりました。しばらくは盆地を進みます。
鉄な自分と周りの人たち

やがて飛騨古川駅に到着。

飛騨古川駅は飛騨市の中心駅。たくさんの学生が下車し車内は一気に閑散とするとともに・・・
鉄な自分と周りの人たち

列車の本数も激減します。猪谷に向かう列車は8本。
鉄な自分と周りの人たち


飛騨古川ではKIOSKがオープンしていたので5分間の停車でしたがお菓子等が買えました。これでようやく腹が満たされた。


↓飛騨古川を抜けるとまた渓谷になります。
鉄な自分と周りの人たち

↓おおっキレイ。
鉄な自分と周りの人たち

↓下呂周辺と変わらぬ風景。でも川の流れは反対向き。
鉄な自分と周りの人たち

↓スノーシェッド(雪除け)もありました。
鉄な自分と周りの人たち

↓だんだん視界が開けてきました。
鉄な自分と周りの人たち

↓杉原駅でようやく特急ワイドビューひだと交換。
鉄な自分と周りの人たち

そしてついに猪谷駅に到着!!


↓JR西日本の駅名標になった。&旧神岡鉄道の行き先(飛騨中山)も残っている。
鉄な自分と周りの人たち


2分の乗り継ぎで富山行き普通列車へ。
鉄な自分と周りの人たち

↓道路には立派な橋がかけられるんだねぇ。
鉄な自分と周りの人たち

↓平坦になってきました。
鉄な自分と周りの人たち

↓最後に神通川を渡って
鉄な自分と周りの人たち


富山駅に到着です。あー疲れた、打合せ前なのに(笑)


高山本線、楽しかった!

ひたすら山と川の間を走る印象がありました。だから片側の景色が川だともう片方は山ばっかり。川面を見つめながら田舎をのんびり眺めたい方にはオススメです。

私も今度はプライベートで来てみたいです。下呂温泉に奥飛騨観光!


・・・③に続く。