由布院立寄り後、別府温泉で一風呂浴びた頃に３日目を迎えました。
３日目は、私の中では伝説の１日となりました。
別府温泉を出発し、大分駅を立寄ったのが午前０時半。
目的は、朝８時に滞りなくレンタカーを返却するための道路の配置などの下見です。
駅前を少々観察して把握。それにしても３ヶ月ぶりで 親近感がありました。
ここから宮崎との県境付近まで爆走します。
レンタカーを借りたのは宗太郎駅を撮影するためです。
秘境駅ウォッチャーとしては、前回の九州旅行で素通りだったのが我慢出来ませんでした。
ついで、に寄る距離ではありません。片道８０キロくらいあります。
それでも私はナビを頼りに霧にも負けずやってきちゃいました。
↓夜の宗太郎駅。
車のライトでしか周囲がわからない！
ライトを消した日にゃ・・・うおーー真っ暗！！
・・・でも誰にも邪魔される事もないし、車のエンジンをつけておけば空調も効いてナビの明かりが丁度いい。
私はしばし眠りにつきました。
朝５時半前、ドリームにちりんが通過したようだ。
そして朝６時。
突然周囲にチャイムが鳴り響く！山の朝は早いんだべか！
列車が来るまで３０分。ある意味最強のアラームに起こされた私は宗太郎駅をうろつきました。
↓元駅舎の辺り。改札の鉄金具だけが残る。
↓ホームに上がってみます。
↓ホームを上がったところから延岡方を見る。
寝床だったレンタカーが見える。
↓反対側は待合室がありました。
↓ほんとよく来たよ。座る余裕なかったけど。
↓待合室から元駅舎方向を見る。
遠くに見える公衆電話は使用出来そうでしたが、虫たくさんで入る気にならない。
タウンページは０８年９月でした。劇的に古いわけではないけど紙面はすっかり色褪せていました。
↓初代駅長の功績を讃えた記念碑らしい。
ここは駅自体は秘境ではないと思います。
だって、
↓そこそこ人家があるし。
でも山に囲まれ、周囲一帯含めて秘境の雰囲気を感じます。
近くの国道を走る車もまばらで、その音以外に鳥のさえずりが聞こえます。ひっそり度高し！
ここの人たちはどこに買い物に行くのだろうと考えたりもしました。
やがて列車接近のアナウンス。
↓６：３０ 佐伯行き一番電車がやってきました。
↓ん？なんか模型っぽい？
静かな朝に１番電車が来て、この後活気付くかと思いきや、それは有り得ないようである。
次に電車が停車するのは・・・夕方５時過ぎだからである！！
さて。
無事普通列車を見送った私は電車を追いかけるように車に飛び乗り爆走開始。
目的は普通列車ではない。
大分に是が非でも８時前にたどり着かなくてならないのだ！
往きは深夜で1時間１５分かかった。
帰りはそれ以上にクルマがいるだろうから・・・仮に１時間半とすると、キッカリ８時！！
それでも素敵な風景が目に止まったら運転席から写真を収めました。
やがて少々開けた場所にやってきました。
宗太郎駅の隣、重岡駅です。
こちらはバスも停泊していて一定の集落も見受けられます。でもこちらも普通列車は１日３本・・・。
↓重岡駅
↓駅構内から集落を見る
↓反対側（宗太郎方面）
重岡駅は鉄道業界では隣の宗太郎と合せて「名前になる」事で有名。
「重岡宗太郎」ねぇ。（・・・歴史上の人物に居そう！？）
２分程度の滞在で再び爆走。
↓途中霧も立ち込めましたが・・・
↓なんとか５分前に大分駅到着～。
レンタカー屋に無事クルマを返却したのは朝８時。
よかった、予定通り！
次に乗るのは・・・８時８分発九州横断特急です。（たったの８分待合せ！）
・・・あっやばい！
まだ切符買っていなかった・・・。
・・・⑥に続く。