4/18(土)は衣類バーゲンセールがあるため、嫁から息子の面倒を見て欲しいと言われました。
・・・別にバーゲンセールでなくても日中は面倒見ていますが・・・、ブツブツ。
前日に息子にアンケート。結果SLに乗りたい、と贅沢な回答。でも私も今週は仕事でやられまくったため、ストレス一気に発散を兼ね、旅立つ事にしました。
往きは、8:34池袋発 三峰口・長瀞行 快速急行です。
この列車は2ドア、8両編成、ボックスシート車の4000系です。
4000系は、主に秩父鉄道乗り入れ用に開発された行楽地向け仕様。池袋という大都会にいながらボックスシート(向かい合せシート)が味わえるウレシイ車輌です。
そして何故かこの日はえらく空いていて、私と息子2人で4人座席を占領できました。
今回はそんな4000系からの車窓をご紹介。
石神井公園は高架立体交差化真っ最中で駅全体が工事中状態。数年後には風景もさっぱりするんでしょうな。
石神井公園を過ぎるともう畑風景が目に入ります。西武池袋線は山手線と接続する大手私鉄で一番速く都会を抜け出せる路線なのか・・・。
101・301系の動向がホント気になっています。特に私はスカート無し仕様に愛着あり。
・・・撮影してよかったんかな。大昔(戦前)とかだと窓を強制的に閉められそうな風景が目の前に。
飯能到着は9:20頃で池袋から50分。対して飯能から西武秩父までは1時間。
まだ半分もきていないのか・・・と、やや車窓に飽きてきた息子を見ながら軽くうなだれました。
でもここからの1時間がなかなか良かったっす。
東飯能を過ぎると列車は山に分け入っていきます。
どこぞの山岳路線と違い極端な急坂、急カーブは無いけどジワジワ上る感じ。
そして山の中の駅で・・・
自然の匂いを感じ、適度な休憩を加えながら、ボックスシートでゆったり車窓を楽しむ。
これぞ鉄道旅行の醍醐味であります。
10:20 西武秩父駅到着。
その脇では・・・
西武秩父駅のホームに降り立つと、ちょっとした違和感を覚える人がいるかもしれません。
何故なら単独の終点駅なのに橋を渡らないと出口に行けないからです。普通は頭端式といって、レールの終わりより先で通路をつなげて出口にしたりするんですが・・・。
これは西武秩父駅が終点駅ではなく中間駅として建設した名残だそうで。
西武線は秩父から先、軽井沢まで延伸する構想があったらしいです。
さてさて、SLがやってくるのは12時過ぎ。
それまでの時間、今の時期は絶対に外せない観光スポットに訪れる予定になっています。(もう先行記事にしているのでおわかりですよね)
比較的新しい路線と思っていましたが、もう40年も経っていたんですね。
秩父の玄関口を誇示するような立派な駅舎です。
次回は芝桜とSL乗車の話。・・・②へ。