1000形に乗り、しばし銚子電鉄の沿線風景を楽しみます。
仲ノ町を出発した直後は花に囲まれ、とても気持ちが良いものでした。
それがしばらくすると少しだけ山登りを敢行、鬱蒼とした景色になります。このギャップに少々驚きました。
さらに登りきる辺りは見通しが悪く、線路途切れてるんじゃないか、くらいの迫力です。
そしてそこを抜けると再び平坦になり、今度は線路を覆い隠すくらいの草の中を行きます。ここまで緑の中に線路が埋もれかけているのは鹿児島の肥薩線以来でございました。
犬吠駅は銚子電鉄の観光拠点。
駅構内に銚子電鉄グッズ、ぬれ煎餅等の菓子類、酒類、佃煮各種の販売が行われ、駅前も古い車輌を利用したカフェがあり、人々にあふれ非常に活気がありました。
都心から程よい距離からか、ローカル私鉄といえども休日は混むんですねぇ。
約20分後の外川からの折り返し電車(=1000形)を待ちます。
帰りは車窓ではなく電車内に目を移してみました。
そして元銀座線、最大の名物設備といえば!
クロスポイント通過時、給電が一時的に切れるため電車が停電状態(真っ暗)になります。その時この非常灯が点灯したのでした。あれは幼心にショックを受け、しばらく夢に出てきたぐらいだったなぁ。
・・・次回は帰宅。・・・④に続く。