ひめゆりの塔に着きましたが、辺りは観光地の様相。塔自体の物悲しさとは対照的で、個人的には受け入れ難い景色。かといって、ひめゆりの塔と正面から向き合う事も難しい。ひめゆりの塔は過酷で悲惨な状況を現代に伝える象徴であり、事前にネットの記事 を読んだだけで私には重過ぎると思ったものでした。
でもここは観光と割り切り、恐る恐る塔に近づき、祈りをささげ、早々にその場を離れたのでした。
滞在時間が短かったのでバスはまだやって来ない。停留所の案内図をみていると、玉泉洞に向かう途中で平和祈念公園を通るため、タクシーを使ってそこも行ってこようと思いました。
すぐタクシーを捕まえ公園行きを依頼しましたが、私がバレバレの観光客のため、那覇に戻る分も含め安くするよ、と勧誘してくるタクシー運チャン。(思えば糸満からひめゆりに来る時も、ひめゆりに居る時も誘われた。沖縄は皆こうなんですかね。)私はそれをことごとく断り、タクシー運チャンは少しすねた模様で公園に到着。
平和祈念公園。
海へ向けて歩くと有名な「平和の礎」があります。
ここはひめゆりの塔ほど暗い感じは無いですが、霊域もあって慰霊の場という雰囲気があります。
↓三角部分は沖縄を位置しており、沖縄から平和を訴えるという意味だそうです。
公園で40分ほど滞在し、そろそろ路線バスが公園を通過する時間になりました。私は停留所でバスを待ちましたが、時間になってもバスは来ない。
何で?
渋滞なんか起こりえない道なのに・・・。
バスは7分遅れてやってきました。乗客は1名。
ますます、??でしたがバスは山間部や港を通ったりで中々車窓に変化があり楽しむ事が出来ました。
↓玉泉洞行き路線バス。本数多い時間帯で1時間に1本しかない!
↓バスの車窓から。スゴイ色使いで本州では有り得ないのではないだろうか。
そして15:40頃、玉泉洞に到着。
那覇に17:20までには戻りたいと思っていた私は早速、那覇行きのバス時刻をチェック。
そこで衝撃の事実を知る事に。
玉泉洞発 15:43 でないと間に合わない・・・。
次発は 16:22 で那覇に17:40着・・・。
やばいっしょーーー!
ダッシュで入口付近のみ撮影。
(先ほどのバスの、7分遅れをうらめしく思う・・・)
那覇バスターミナルに無事17:00前に戻ってきました。
(玉泉洞は次回のお楽しみという事で。)
今回も、結果としてタイトなスケジュールになりましたが、前回より沖縄の空気を肌で感じることが出来て楽しい旅でした。
路線バスを使ったことで車内での高校生の会話、子供達の会話、バスの運チャンとの会話とかを聞くことが出来ました。とても新鮮な感じがして良かったです。
とりあえず1日目はおしまい。
2日目以降は、一旦東京に戻って本格鉄旅のスタートです!
・・・その4に続く。
PS.
2/14は急遽大阪出張が決まりました。また京阪電車乗りますよ~。(記事は追って発信予定)