上田旅行 1日目(お墓参り) | マイレール日記

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変わりやすい天気にご用心ですね

私は日本国内色々なトコを鉄道で旅しているが、今回は上田市内限定。
別所温泉に泊まるとはいえ、旅の口実は嫁方のお墓参りとあって、過度な期待はせずに温泉を満喫しようとだけ思っていた。


ところが・・・!!

良い意味で期待を大きく裏切られてしまった!

上田は3つの点でとても思い出に残る街だった!
別所温泉(と、上電別所線)、国宝、そして くるみ!


9月1日(土)
都電予約を済ませた後、2度寝して、8時40分起床。新幹線は9時54分発!大急ぎで支度し旅が始まる。

旅のお供は嫁と息子と嫁方父、母の4人。

長野新幹線は1997年開業以来初めて乗る新幹線。車窓が楽しみだが、外はあいにくの雨空。
大宮を過ぎるとあっという間に高崎へ、で、高崎を通過した後に待つは上越新幹線との分岐点。新潟方面が直進、長野方面が分岐となるポイントだが、分岐側を日本一速く曲がれるポイント。その速度160km/h。・・・を初体験。

・・・こんなもんかなという感じ。

次なるスポットは軽井沢駅直前のデッドセクション!東日本の周波数50Hzから西日本の60Hzに切替。新幹線も超ゆっくり進入する。でも電気が消えるとかの変化が無いため、むしろ車窓からの旧横軽区間跡(←鉄道用語かな)に目を奪われる。

そんなこんなで上田駅に到着。

駅周辺は新幹線開業時に整備されたらしく綺麗で好印象。まだ昼前のため上田城を見に行く。天気はいつのまにか超良い天気!やはり息子を連れて行くと晴れ運が高まる。

・・・上田城!は無かった。正確に言うと上田城跡。櫓が残されているのみでなんだか拍子抜けしたけど櫓からの眺めはGOOD。しばらく息子と戯れた後、近くの蕎麦屋で昼食をとる事に。

嫁と嫁の母は「くるみそば」を注文、私にも勧めてくる。上田(というか信州?)はくるみが名産で是非食べておいた方が良いとの事。それならと私も「くるみそば」を注文。


そして食べたら・・・メチャメチャ美味かった!!



そうめん+白ゴマ汁付けて食べる事あるけど、見た目はそんな感じで中身が全く違う。ゴマより遥かにクセが無
く、甘みがあり、まろやか。一気にファンになってしまった。

余韻覚めやらぬうちに上田駅に戻り、今度はお墓参りのため、室賀という土地を目指す。タクシーで30分程、辺りは超田舎の様相。

嫁方親戚のおじ様方にご挨拶。かなりアクの強い面々で少々驚く。嫁方先祖のお話、室賀のお話を聞いた後、お墓のある裏山に向かう・・・・まともな道じゃない、蚊が飛び回っている等の都会人にとっては極悪条件の中、息子は力強い足取り。えらいぞ!

上田駅に戻った後、最終目的地、別所温泉へは上田電鉄別所線で。

親会社の東急からのお下がり7200系を使用していて冷房も効き車両の不満無し。でも動き出すと揺れがひどい。線路と路盤が低規格のためか、急カーブも多くノロノロ進む感じで、クルマに勝てる要素なし。経営も厳しいと聞くが、私が乗った時間帯は学生やお年寄りがそこそこ乗り生活路線としての役割を果たしていた。別所温泉の1つ手前の駅から山登りが始まり、終点別所温泉駅は、もう電車では登れないという位置にある。味のある駅舎と女性の駅長様がお出迎え。近くには丸窓電車が保存されていた。・・・乗客と鉄道を支える人たちとその意気込み(昔の功労電車を保存する)を見て、無性に別所線を応援したくなった。

宿に着いたら、睡眠(夕寝)→食事→息子寝かしつけ→温泉→就寝(1時)


という事で一日目は別所線、くるみを満喫しました。


2日目は国宝見学 & またもくるみマジックを思い知らされる・・・の巻。


↓軽井沢デッドセクション(左隅の架線に注目)

↓上田駅前

↓上田城(櫓)

↓息子と戯れ(息子は遥か彼方)

↓くるみそば!!(未体験の味でした!)

↓上田電鉄別所線(別所温泉駅にて)

↓丸窓電車(別所温泉駅で大事に保存されていた)


↓別所温泉のお宿