全国普及プロジェクト、

奄美大島の次、2回目は「八丈島」でした!!

今回は奄美大島へ行った後に、instagramで呼び掛けたところ、「八丈島」の関係者の方と繋がりまして、とんとん拍子で進み7/29〜31と言う日程に決まりました。

本当にこれは今の流れと言うか、SNSの凄さを痛感した瞬間でしたね。

 

到着早々、こんな素晴らしい歓迎を受けました!!笑

「おじゃりやれーーー!(ようこそ)」

と言う方言も初めて知りましたね。

 

この日は午後のクリニックまで時間があったので、

現地の方の案内で少し観光をする事になりました。

奄美のプロジェクトや南相馬市、陸前高田市に行ったりする中で、

このプロジェクトのもう一つの役割はその土地の良さを発信して行く事でもあると気付きました。

ただ現地に行きバスケの普及をするのだけの事に少し違和感を感じ始め、今まであまり足を運んだことのない地域に行くのだからその土地の文化や良さ、過去の出来事、名産・名物などを知ることで子ども達と話すキッカケになったり、その話題で心を開いてくれたりしますしね。それに、その土地の情報を自分のSNSで発信していくことも、その土地の皆さんへの恩返しとなると思うようになりましたね。

日本人なのに、母国の事を知らないのは恥ずかしい事ですから、これを機に今まで知らなかったことを一つでも知っていこうと思いますね。

 

と言う事で、まずは、

八丈富士の「ふれあい牧場」へ。

なんと運悪く、見渡す限りの霧!!笑

普段はもっと綺麗です。

 

その後は、「南原千畳敷」へ。

八丈富士が噴火した際に、その溶岩が流れて形成された溶岩台地ですね。

奄美と違って浜辺がない八丈島は又違った魅力を感時ましたよねー。

 

そして、「玉石垣」へ。

江戸時代に流人が丸石を海から一個ずつ運んで出来たみたいなんです。

これを一個一個運ぶのはかなりの・・・。ですよね。

 

続きまして、

「黄八丈」の作成現場へ。

山下芙美子さんがデザインする着物は、

この写真のもので、なんと¥9,000,000!!!

でも、そのぐらい手の込んだ日本の素晴らしさが詰まった一品ですよね。

 

と言う感じで、八丈島を観光しつつクリニックの会場へと向かいました。

最初の対象は小学生の低学年。

この活動の最大のポイントは「自分で考える」と言う事。

どこでも使われている言葉ですが、これは本当に大事な事だと思います。

自分自身、振り返って見ると常に自分で考えて来ました。ミニバス時代は早々に自分が足が速くない事に気付いたので、どうやったらディフェンスを抜く事が出来るか考えました。

そうやって自分で考えて解決策を見い出すことで、将来的に壁を自分で乗り越える術を覚えて行くのだと感じています。

アルバルク東京在籍時にスクールで教わったことは、かなり良いことだらけなので、現在も彼らのやり方を推奨するような感じで同じ事をやったりしていますね。

上記の二人組のパスは非常に良い練習だと思っています!!

基本的にはゲーム形式のメニューが多く、これも「自分で考える」がキーになっています。

やっぱり楽しみながら夢中になりながら感覚を知って行くのが上達する秘訣かもしれませんね。楽しい事じゃなければ吸収しようと体や頭は思わないでしょう。

 

高学年も基本的に同じメニューですが多少難易度は高くなるかなぁ・・・

1日目はこんな感じで終了。

夜は地元の関係者の方々にお食事に誘って頂き、八丈島の食を満喫しました!😄

八丈島名物の「くさや」😂

これは好みがかなり分かれますが、自分はなんとか大丈夫でしたね。横にあるマヨネーズがなかったら結構厳しかったかもしれませんが、好きな人は好きかもね。人生初のくさやでした!!

 

2日目は、中高校生たちとクリニック。

さすがは中高生。レベルは全然違いましたが、ここでもメニューはほぼ前日と同じなんですね。

レベルによってメニューを変えるのもありですが、同じメニューでどう質が変わるかがポイントかもしれません。そこでも楽しむ事が優先でそこから何を感じるかは子ども達と次第なところはありますが、要所ではその練習の狙いやポイントを少しだけ話します。

やはり自分で疑問に感じた事を自分で解決すれば、すぐに自分のスキルになります。その感覚を小さい頃から身につけると先々で絶対に役に立つと思います。それがバスケだけではなく、普段の生活にも活かされると思うので例えばバスケから離れたとしても、バスケの練習で身についた事が先の人生で活きるなんて、こんな嬉しいことはないですよね!僕は本当にそう思いますね。

 

この八丈島の旅は本当に素晴らしいものでした。

本当に来て良かったなと感じていますし、このプロジェクトに賛同して頂いた島の関係者の皆さんには感謝しかありません。この出会いも何かの縁だと思いますので、これからも定期的に島に行ければと考えています!

子ども達がどう感じたかは分かりませんが、メニューをこなしている時は本当に夢中になり楽しんでいたと思います。まだまだこのような練習を出来ていない地域は沢山あるし、待っている地域も沢山あります。少しづつではありますがこの活動を引き続き実行していきますので、ご興味ある方はご連絡下さい。特に、山口県・鳥取県・徳島県・山梨県・三重県の方々いましたら遠慮なくご連絡ください!

待っています🤗

 

では、また書きます。

南原千畳敷にて。笑