このblogの名前でもあるように、

色々な活動をして行くと「simple」に生きるということの意味を、大切さを痛感します。

simpleというのは何も考えないということではなくて、自然体でいたいと言う意味が込められています。大人になれば成る程、住む世界が変わる程、結果を出さなくては行けないと思う程、それは難しくなって行くように感じるんですよね。

選手でも会社員でも、結果ばかり気にしてしまうと失ってしまう事があると思います。

それは、「原点」です。この競技を、この仕事をなぜ始めたのか?なぜ今も続けているのか?

それは「好き」と言う原点があるからだと思うんですよ。その気持ちを忘れた瞬間に、進む方向は変わってしまうのではないでしょうか。どこに進んでいるのかわからなくなってしまう。

自分にも経験があります。「結果を、数字を残さないと!」と強く思うあまりに、

試合中での単なる2on1での状況判断を誤り、ターンオーバーをしてしまったり、ノーマークの味方にエクストラパスを出せなかったりと・・・。

言葉では簡単であり、意味もしっかり理解しているつもりでも一度狂った歯車は中々元には戻せなかったりします。それはとても辛い事です。本人が一番気づいている事と思いますが、本当にこの気持ちは大切なんだと気付かされます。

 

最近、学校訪問が増えて来ていて、体育の授業でバスケを教える事があります。

そこでの生徒たちの反応を見ると、スポーツの大切さ、身体を動かすことの意味を再確認できます。

最初は緊張している生徒たちも、恥ずかしながら身体を動かして行くうちにどんどん打ち解けて行き、最後は笑顔でいっぱいになります。そこに特別なことは何もなくて、ただ一緒になって動くだけなんです。ただ目線は生徒と同じになる事が重要なんだと感じています。先生と言う立場でもなく、コーチという立場でもない、ほんと彼ら生徒と同じ目線で話し、接し、触れ合う事だけで感じる事がお互い全く変わってくる。授業終了後の生徒たちの表情を見るとそれが面白いように分かります。大切なのはそこなんだなと、再確認させられました。

もちろん信念も理念も、理屈も、理由も必要なんだとは思います。でももっとも重要なことは思いのままに動くことなんだと思います。でなければ、何も楽しくないし続かない。思惑、下心、そういった無駄なものは排除していって、simpleな日常生活を送って行く事が幸せになる第一歩なのではないでしょうか。

 

ここに書いていますが、自分にも言い聞かせています。笑

原点が全てであり、自分に正直に生きたいなぁ・・・。

 

武蔵村山市立小中一貫校村山学園の小学6年生と一緒に授業の後に給食を食べましたウシシ

懐かしい味と共に、子ども達と話した時間は素晴らしいものでした。

またどこかの学校の授業にお邪魔します!!

ご依頼待ってますよグッド!

 

 

では、また。