takujiroo杯 in 栃木県もそろそろラストスパート。

23本目は「尚仁沢 純米酒」です。



矢板市の森戸酒造さんが造るお酒。

矢板市は栃木県中央北部、前回の塩谷町の隣。「忠愛」で一度登場していますが、こちらも自然豊かな地域のようですね。




森戸酒造さんは「十一正宗」というお酒が主力銘柄ですが・・

『屋号(十一屋)のとおり
(一)甘からず(十)辛からず、
飲み飽きしない旨口な
品質本位の酒をモットーにしています』


とのこと。日本酒って+の数字が大きいほど辛口で、ーが大きいほど甘口なんですよね。
屋号なのでこういう意味で付けたわけではないでしょうが、なかなか素敵です。



前回、塩谷町で紹介した「尚仁沢湧水」ですが、このお酒はそのままの銘柄。



さて、どんな味でしょうか。


・・・・・


うん! 穏やかな味わいですね。

「甘からず辛からず」という通りの中口のお酒。
これ!といった目立つ特徴は無いけれど、全体が穏やかにまとまっていて、飲み飽きないタイプですね。

冷やすとちょっとつまらない味になっちゃうので、常温〜熱燗が向いているかな。
日常酒にはこういうのがいいのです。


【尚仁沢 純米酒】 ⭐⭐⭐