福助の街歩き

福助の街歩き

福助が歩く古い街並み・石仏・湧水・大樹
春は桜、夏はホタル、秋は紅葉を。

ホタルの季節もほぼ終わり、猛暑でもあり、なかなか行きたいところがない季節、たまたま見ていたサイトで霧ヶ峰のニッコウキスゲが今年は当たり年、今ならまだ間に合うようなので行くことにしました。明野のひまわり畑もまだ早そうだし、ほかに行きたいところもなく、目的はニッコウキスゲだけです。

 ナビに霧ヶ峰を入れていたのですが、ずいぶん手前のICで下りてしまい、時間もたっぷりあるので一般道で向かいました。ようやく茅野に入り、急坂を登って霧ヶ峰に向かいます。霧ヶ峰の交差点に出て、さて霧ヶ峰のどこにニッコウキスゲが咲いているのか?とりあえず真っすぐ車山方面に進みます。やがて緑の丘にニッコウキスゲが咲いているところがあったので、駐車場に入ります。車山肩というところらしいです。

 結構広い駐車場でしたが、やはりニッコウキスゲをに見来ている人が多く、駐車するスペースは空いていません。時間はあるので待とうかと列に並ぶと、すぐに今出るからここに入りなさいと言ってくれる人がいて、すぐに停められました。ニッコウキスゲは左に広がるおかの左側に咲いていました。時間はあるのでゆっくり遊歩道を登って行きました。確かに結構咲いていましたが、遊歩道の両脇に緑のロープが張ってあり、そのまた1mくらい上に鹿よけでしょうか電気柵があり、その先にニッコウキスゲが咲いているので、あまり花の近くで写真が撮れません。なんとなく花が続くところをだらだら登って、道しるべのある所まで登りました。そこで折り返して少し違う道を下りて元の所に戻ると、山小屋カフェに20名くらいにの列ができていました。きっと人気のカフェなのだと思いました。その後、反対側の車山に向かって登って行く道の途中にもニッコウキスゲの群落があるので、そこまで行ってみました。ここからは駐車場のあたりの景色が見えるのでいい感じでした。そして駐車場あたりに戻ると、さっき列のできていた山小屋風カフェの列がなくなっていました。ラッキーと思い、入ることにしました。カフェは「コロポックル」という名で、入るとグッズの販売スペースがあり、室内にも幾つか席はあるのですが、奥にテラス席がつながっていました。テラス席の先は霧ヶ峰の緑の丘が広がっていました。幸いテラス席も空いていて、席を確保して席においてあるメニューを見て決めてから注文カウンターに行きました。ボルシチが人気のようだったので、ボルシチのパンとドリンクのセットを頼みました。とても人気のあるカフェのようだったので、眺めのいい席を一人で使っているのは気がひけました。テラスの一番前の席は撮影用で、注文したメニューが来たらそこに置いて写真を撮りました。また込みだして来たようなので、ボルシチは美味しかったのですが、早々に切り上げて

出ました。

それから、その道を進み、富士見台に行きましたが、ニッコウキスゲはあまりありませんでした。更にその道を進み、車山のゲレンデを通過し、蓼科に下りていきました。

白樺湖を通り、蓼科牧場に向かうと、左側に「ヒメボタル祭り会場」と書いた看板がありました。すごく気になりましたが、まず蓼科牧場にちょっと寄り、牛を見ようと思い、第2牧場に向かいました。日暮れも近いので第2牧場にはもう牛はいませんでした。おなかをこわさないか心配ではありましたが、ソフトクリームを食べました。そして、御射鹿池に行ってみようと向かいました。途中、また蓼科牧場の前に出たので、さっきヒメボタルの看板のあった所に戻り、近くのプチホテルの前で掃除をしている女の人(オーナーかも)にヒメボタルはいるのか聞きました。

あまりはっきりした答えではなかったのですが、まあいるみたいです。

ここから御射鹿池まで30分弱、それなら池に行って、ここのヒメボタルに戻ってこようと決めました。

御射鹿池までは、杉林の中の道を約30分走ります。かなり走りましたが、どこまで行っても茅野市蓼科でした。御射鹿池は夕方でしたが、曇っていたので夕方の光ではなく、風も無いので立木のリフレクションも完璧でした。時々アングルの中を横切るカモの引き波がある方がいい感じです。一通り撮って、車の中で仮眠をしていると、ゲリラ豪雨が降ってきました。ゲリラ豪雨は10分ほどでしたが、その後、アスファルトの道路から湯気があがっていました。もう一度、池の前で池を眺めて、ヒメボタルに向かいました。途中に眺めのいいところがありました。女の神展望台と書いてありました。ちょうど日が落ちそうな時間だったので、しばらく夕日が落ちるのを待ちました。しかし、地平線の上に厚い雲があり、日は雲の中に落ちて行きました。

そしてヒメボタルの場所に行きました。県道(?)からヒメボタルの看板を入り、少し下りて行くと駐車スペースがありました。2台の車があったので、世田谷ナンバーの車の中の女性にホタルはいるのか聞きました。ホタルは向この道を登っていくと滝があるのでそのあたりにいるとのことでした。カメラマン(ご主人)がいるから聞いてみたらとのことでした。自分はもっと暗くなったら行くと言っていました。まだ薄明るく、道はよくわかりました。言われた通り坂を登ってしばらく行くと道は少し下って橋がありその先に(滝ではなく)堰堤がありました。

 堰堤の前に広くなったスペースがあり、カメラをセットした人が2人いました。ホタルはいるのか聞くと、一人の人はまだ2回目くらいの人でしたが、もう一人は3台のカメラをセットして本格的に撮っている人でした。話しかけると、最初はめんどくさそうに話し始めましたが、その後はホタル蘊蓄がどんどん出てきました。さっきの女性のご主人でした。世田谷にも家があるが、この近くに住んでいて長野県のホタルを毎日回ってるそうでした。このスポットは14日目とか言っていました。今回とったとい写真も見せてくれ、すごい数のホタルでしたが、これはほとんど1日中のホタルを合成しているとのことで、実際は時々1匹戻ってきて2匹というほどのようです。

 ホタルの撮影の仕方や、ヒメボタルのこと、他のスポットのことなどどんどん話がはずみました。辰野のほたる祭りはLEDも混ざっているなんて噂も話していました。

あたりは暗くなって、やがて1匹飛びました。そうして時々1匹飛んだり、最高では数匹光ることもありました。時々懐中電灯を照らしながら近づいてくる人もいましたが、8時半頃に数人が見に来たのを機に、帰りました。結局、一目数匹が最大でほとんど時々1匹飛ぶ感じでした。

■天気はとてもいいです。

霧ヶ峰付近強清水に来ました

霧ヶ峰の交差点、とりあえず真っすぐに行きます

車山肩、ニッコウキスゲの里に来ました

遠くに八島湿原が見えます

ここらで折り返し

来た方向を眺めると、向こうの上り坂右にも群落があります

行きとは少し上の道を戻ります

駐車場付近にあった山小屋風カフェには行列が

反対側に見えた群落に来ました

この鳥を撮っている人が結構いました。ノビタキ?

駐車場付近に戻ると、さっきのカフェが並んでない・・・

カフェ「コロポックル」で、ボルシチのセット

一番前の、撮影用の席で

更に先に進みます

富士見平

車山スキー場

白樺湖に来ました

蓼科牧場

第2牧場でソフトを食べる

女神湖を通過・・・

御射鹿池に向かいます・・・

途中鹿の群れ、飼っているのかと思うくらい堂々としている・・・

御射鹿池に来ました

ゲリラ豪雨があり、あがると道路から湯気が・・・・

また、蓼科牧場下のヒメボタルポイントに戻る途中

遠く、懐かしの”美ヶ原王ケ頭”が見える

地平線の上に厚い雲、日没は見られず・・・

ヒメボタルポイントに来ました

林道を歩き、この堰堤の前で見ます・・・

伊豆キャンプフィールドの堰堤を思い出す場所です。

結局、時々1匹、2匹の感じでした・・・・

写真も動画も撮れませんでした