ハッキシ言っておもしろカッコイイアニメ | あwせdrftgyふじこlp;「’」¥

 

魔神英雄伝ワタルは1988年4月〜1989年3月まで、全45話に渡って放送されたサンライズ制作のロボットアニメ。龍神池の守護龍によって救世主に選ばれてしまい、神部界(しんべかい)と呼ばれる異世界へ連れて来られた小学4年生の少年・戦部ワタルは悪の帝王・ドアクダーによって支配された創界山(そうかいざん)を解放するため、魔神(マシン)の龍神丸、忍者少女・ヒミコや剣豪・シバラク、キザで皮肉屋のクラマ、訳あって猿の姿をしているヒミコの父・幻龍斎といった頼もしい仲間たちと共に戦うコミカルなファンタジー物。

 

 

80年代に流行ったリアルロボット路線が一息着いた80年代末期。小さい子供達にも理解しやすくて楽しんでもらえるようなロボットアニメを再び作ろうというところから始まり、ビックリマンのような3頭身キャラ、RPG(ロールプレイングゲーム)等、当時子供達の間で人気だった物の要素を参考にしている。

 

 

 

今回語りたいのは、最終回の終盤のシーン。

 

 

 

 

※ネタバレになるので読みたくない方はご遠慮願いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにドアクダーを倒し、創界山、ならびに神部界に平和が戻り、救世主・ワタルも元の世界へ帰らなくてはならず、皆と笑顔でお別れしたのだが、

 

 

 

龍神丸と2人きりになると、別れの寂しさがこみ上げてきて、ついに泣き出してしまう。ワタルの声は田中真弓さんで、このシーンでも本当良い演技をされていた!思わずこちらも貰い泣き(*꒦ິㅂ꒦ີ)

 

 

 

って、ネタバレって、これだけなんですが、アニメ見た人には分かる感動ですw

 

 

 

本作はRPG(ロールプレイングゲーム)で見られる謎解きや、後々必要となるアイテムの入手(このアイテムが無いと先に進めない)等の描写もあって子供心をくすぐられた。また玉を投げて召喚する怪獣・タマンゴはウルトラセブンにあったカプセル怪獣や後のポケモンを彷彿とさせる。敵も味方も個性的でコミカルで面白い!(シバラク先生が魔神・戦神丸を呼ぶとき公衆電話を使うのもユニークw) とにかく子供を楽しませるために徹底して楽しい要素を詰め込んだ見事な作品なのである(大人が見ても面白いw)

 

 

 
当時の子供達はこういう楽しいロボットアニメが結構あったから恵まれていたと思うけど、今は今でシンカリオンのような、子供向けのロボットアニメが少なからずあるのでロボアニメファンとしては応援していきたい(と言いながら最近シンカリオン溜めてきちゃったよσ(^_^;))。