レッスンでは主に音階やアンサンブルの曲、ソロの曲で進めていますが、
余裕がある時は生徒さんに好きな曲を選んでもらって弾いています。
学校で歌っている曲をリクエストされることが多いのですが、
最近では『パプリカ』が大人気。
でもこのパプリカ、
途中で調性が変わったり臨時記号がたくさんあってとっても難しいのです。
「難しいけれど、それでも弾いてみる?」
と聞くと、皆んな頷きます。
原曲のままだと弾きにくいので、
生徒さんがそれぞれ弾きやすいように
ニ長調とハ長調、2つの調で楽譜を作成しました。
ハ長調のパプリカは転調部分は弾きやすいですが、
はじめのハ長調が他の調に比べると弾きにくいかな。
ニ長調のパプリカは途中でロ長調になって♯が5つも増えるので大変です。
4の指の♯やらダブル♯などもあって苦戦していますが、
好きな曲だからなのか頑張れるみたいです。
ただ今3人の生徒さんが挑戦中。
この曲で転調や半ポジションが学べるので
私としても嬉しい曲となりました。
ご近所でも小学生がパプリカを歌っているのが聞こえてきて
本当に人気なんだな、と思いました。