ヴァイオリンは指で弦をおさえて

 

自分で音程(音の高さ)をつくる

楽器です。

 
 
高校生の頃、
音程があまりよろしくなかった私。
 
 
そんなある日、
ヴァイオリンの先生からこんなことを
言われました。
 
 
『朝、学校に行く前に音階を練習して
 ごらん。音程が良くなるよ〜
 
 
先生によると
人間の耳は朝が一番、
聴力が研ぎ澄まされていて
 
最も良い状態なのだそうです。
 
 
その耳が絶好調の朝に音階を練習すれば
効果てきめん!
 
 
音程が良くなるというワケ。
 
 
それを聞いた私は・・・
 
(5分でも長く寝ていたいのに)
 
(朝からヴァイオリンを弾くなんて!)
 
 
無理・無理・無理
 
 
そんなの
 
ぜ〜ったい ムリ!
 
 
と、心の中で叫んでおりました。
 
 
結局、一度も朝に練習することがなく
(先生、ごめんなさい、、)
不真面目な生徒だったのですが
 
 
今になって
なぜそのことを思い出したかというと
 
 
学校に行く前に
きちんとヴァイオリンの練習をしている
生徒さんがいたんです!
 
 
 
 
 
今年の4月、
初めて発表会に参加する笑顔ちゃん
 
前回は難しくて弾くのに時間が
かかったところが
 
次のレッスンでは見違えるように
よくなっていました。
 
「スゴイね。たくさん練習したんだね。
 頑張ったね!」と言ったところ
 
 
お母さまがサラリと一言。
 
 
『朝、学校に行く前に練習しているん
  だよね!』
 
 
それだけでなく、
本人からはさらに驚きの一言が・・
 
 
『朝、お友達とマラソンの練習をして
それからヴァイオリンの練習をするの!』
 
 
なんと
早起きしてマラソンとヴァイオリン
二つも練習していたのです。
 
 
凄い!エライ!
 
 
いつもおっとりマイペースな笑顔ちゃん
 
しばらく彼女の横顔を
尊敬の眼差しで見ていました。
 
 
 
あぁ・・・
 
私も高校生の頃に先生に言われたことを
やっておけば
 
と反省。
 
 
明日から
音階だけでも朝練してみようかな。
 
 
 
 

 

横浜市磯子区のヴァイオリン教室

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