本日は小説のご紹介。

私が好きな作曲家、ヴィヴァルディが登場する小説です。
 
ヴィヴァルディの四季「春」は誰もが知っている有名な曲ですよね^^
私も大好きです。
 
ヴァイオリンを長く習っていると必ずヴィヴァルディの曲を弾く日が来ます。
 
ヴァイオリンを勉強する上で、ヴィヴァルディはなくてはならない作曲家だからです。
 
 
ヴィヴァルディはピエタ慈善院付属音楽院のヴァイオリンの先生でした。
 
 
ヴィヴァルディは18世紀のヴェネチアで活躍した作曲家ですが
当時、ヴェネチアではキリスト教会が行なう慈善事業の一環で孤児の教育を目的として慈善院が建てられて音楽教育に力を入れていたのでした。
 
 
作曲家であったと同時に司祭でもあったヴィヴァルディは、その慈善院の先生として
ヴァイオリンや合奏を教え
生徒達のために膨大な数の曲を書きました。
 
 
その時の曲が現代にも残されているんですね。
 
 
生徒の技術に合わせて、生徒が頑張れるように作曲されたんだなと思われるように
 
曲もそれなりに難しいものから超弾きにくい難しいものまで様々です。
生徒のために書かれた曲と思うと愛情が感じられます。
 
 
夏に参加する弦楽合奏の合宿では
必ず、ヴィヴァルディの曲を演奏するんですよ。
 
 
そんなヴィヴァルディの小説がこちら
 
ピエタ慈善院の教え子の語り手で始まるお話。
 
 
秋の夜長にオススメの本
爽やかな余韻の残る一冊です。