シロアリに食われた、土台と柱の交換です
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シロアリに食いまくられて、スケルトン状態に解体した
通称シロアリハウス
長男坊に任せていたんですが
解体作業はすすんでも
リフォーム作業はなかなか進まず
とにかく1本でも土台と柱交換してみようぜ!
ってことで
思い切って、土台と柱の交換を行いました
正直、土台と柱の交換は私も経験がなく
私も躊躇していた部分ではあったんです
いざやり始めると、わずか1日で1カ所交換できました
今回のリフォーム概要
シロアリに食われ、ホボ跡形もなくなった土台を
古い、シロアリ被害の少ない土台を活用し
(古材の再利用です)
土台と柱を作る!
で、段取りとしては
① ジャッキアップ
柱を撤去するため、天井の柱が落ちてこないよう
ジャッキアップで梁を押さえておきます
② アンカーボルト
コンクリート基礎に穴を開けて土台を固定
③ シロアリ防止処理
シロアリ防止剤を使って防蟻処理
④ 柱との設置
土台にほぞ穴を掘って、柱に
① ジャッキアップ
柱交換の準備のため、油圧ポンプを購入していたんです
私は、モノタロウで購入しましたが、楽天でもお安く買えますね
師匠も使っていたのと同様の「ボトルジャッキ」というものになります
真下には、土台を設置するため
ジャッキを直下に置けなかったため、梁を両サイドから持ち上げるため
もう片方に車のジャッキを使用しました
柱でもなんでもそうですが、とにかく、垂直に設置しないと
安定しません、何かの拍子にずれてしまう事もありますので注意です
あと、ジャッキの下に、木材で土台を設置しますが
これも、水平にすることが大切ですね
仮設の突っ張り棒が外れないよう、ジャッキの形状に合わせて
抜けないように溝を作っておきました
② アンカーボルト
基礎と土台を接続するのに、大切なのが、ボルトなんですが
新築の場合は、L型のボルトをコンクリートの中に予め埋めて固定できるんですが
リフォームの場合、そういう訳にはいきません
その時、使えるのが、ケミカルアンカーというもの
これは、ガラスに2液が入ったもので、ガラスが割れて混合すると
コンクリートとボルトを接着・硬化させるんです
穴を開けた後に、ケミカルアンカーを挿入し
その上に、ボルトを差し込んで、ボルトをハンマーで押し込む事で、ガラスが割れて
中の液剤が混ざり合って、コンクリートとボルトの間にしっかり液剤が行き渡り
コンクリートとボルトが接着するんです
で、ボルトに何を使うか?
これ、メッチャお得なボルト
W12mmの全ネジの長尺 1m のボルトなんです
必要な長さにグラインダーでカットして使うんです
ネジ穴があるおかげて、ケミカルアンカーもメッチャ噛むんです
おまけに、安い!
1m で 280円
4本もとれて、わずか、一本当たり、80円しないんです
ヤバくな~い!!
で、グラインダーでカットし
穴に入る先端をV字型にカットします
(ケミカルアンカーの仕様です、たぶん均等に管の周りに液剤が回るためかと思います)
で、悩んでいたのが
基礎の穴の位置と土台の穴の位置をどう合わせるか?
でとった作戦は
まず、土台に事前に木工用ドリルで15mmの穴を開けておいて
次に、コンクリートドリルに付け替えて基礎を指定位置に合わせて
って、これがまた、メッチャ重要
柱が垂直になり、かつ、梁にぴったり合わせる必要があるんです
そのため、レーザーを立てて、梁の垂直位置を合わせて
土台の位置を決めるんです
ちなみに、この位置が合っていないと
柱が斜めって付けてしまうと
メッチャやばいです
ドアやお風呂などの設備を設置する際も
大変な苦労をする事になり
家そのもの強度も落ちてしまいます
穴に合わせて、15mmのコンクリートドリルで基礎に軽く穴を開け、印をつけて
土台を外し、印が付いた位置にコンクリートドリルで穴を開ける
で、穴の深さも注意
ケミカルアンカーのマニュアルにそって
110mmの深さに掘りますが、ビニールテープでビットの位置を付けておいて
しっかり垂直を確認して、穴をあけます
で、持っていた振動ドリルが「メッチャしょぼい」と思っていたんです
土台がシロアリに食われないよう、防蟻処理をしておきます
私は師匠から教わった「シロアリパンチ(オレンジ)」という薬剤を使用しました
これは、ハケでぬるだけです
③ 柱と土台の結合
ここで、失敗?想定しなかったのが
土台をビスで固定する事で梁迄の距離が若干変わった事
少々長めにカットした関係で、結果的に問題なかったのですが
土台をアンカーボルトでしっかり固定したあとに寸法を測りましょう
さらに、土台の柱と設置する部分が斜めっていて
水平でなかった事が後から判明
ここは、若干の隙間ができてしまったのですが、
諦めました
ジャッキアップする際も、梁(天井位置)を
しっかりレーザーで測っておいて、新しい柱を入れた際に
元の高さに戻すことも重要です
この点は最初に注意していたので、問題なかってのですが注意が必要です
なかなか勉強になった、土台と柱の交換、第一号でした
あと何本交換しなくてはいけないのか・・