シロアリに食われた、土台と柱の交換です

 

ご訪問ありがとうございます。

 

海近収益マイルーム実現に向けて奮闘中の週末DIYヤーのサラリーマン大家です。

 

海近収益マイルーム、初めての方は

 こちらをご覧ください → 過去のブログ

 

シロアリに食いまくられて、スケルトン状態に解体した

通称シロアリハウス

 
 
 
 

長男坊に任せていたんですが

 

解体作業はすすんでも

 

リフォーム作業はなかなか進まず

 

とにかく1本でも土台と柱交換してみようぜ!

 

ってことで

 

思い切って、土台と柱の交換を行いました

 

正直、土台と柱の交換は私も経験がなく

私も躊躇していた部分ではあったんです

いざやり始めると、わずか1日で1カ所交換できました

 

今回のリフォーム概要

シロアリに食われ、ホボ跡形もなくなった土台を

古い、シロアリ被害の少ない土台を活用し

(古材の再利用です)

 

土台と柱を作る!

 

で、段取りとしては

 

① ジャッキアップ

柱を撤去するため、天井の柱が落ちてこないよう

ジャッキアップで梁を押さえておきます

 

② アンカーボルト

コンクリート基礎に穴を開けて土台を固定

 

③ シロアリ防止処理 

シロアリ防止剤を使って防蟻処理

 

④ 柱との設置

土台にほぞ穴を掘って、柱に

 

 

① ジャッキアップ

柱交換の準備のため、油圧ポンプを購入していたんです

私は、モノタロウで購入しましたが、楽天でもお安く買えますね

 

 

師匠も使っていたのと同様の「ボトルジャッキ」というものになります

真下には、土台を設置するため

ジャッキを直下に置けなかったため、梁を両サイドから持ち上げるため

もう片方に車のジャッキを使用しました

 

柱でもなんでもそうですが、とにかく、垂直に設置しないと

安定しません、何かの拍子にずれてしまう事もありますので注意です

あと、ジャッキの下に、木材で土台を設置しますが

これも、水平にすることが大切ですね

 

仮設の突っ張り棒が外れないよう、ジャッキの形状に合わせて

抜けないように溝を作っておきました

ジャッキも同様に溝を作ります
 

② アンカーボルト

基礎と土台を接続するのに、大切なのが、ボルトなんですが

新築の場合は、L型のボルトをコンクリートの中に予め埋めて固定できるんですが

リフォームの場合、そういう訳にはいきません

 

その時、使えるのが、ケミカルアンカーというもの

 

 

 

これは、ガラスに2液が入ったもので、ガラスが割れて混合すると

コンクリートとボルトを接着・硬化させるんです

穴を開けた後に、ケミカルアンカーを挿入し

その上に、ボルトを差し込んで、ボルトをハンマーで押し込む事で、ガラスが割れて

中の液剤が混ざり合って、コンクリートとボルトの間にしっかり液剤が行き渡り

コンクリートとボルトが接着するんです

 

で、ボルトに何を使うか?

これ、メッチャお得なボルト

W12mmの全ネジの長尺 1m のボルトなんです

必要な長さにグラインダーでカットして使うんです

 

 

ネジ穴があるおかげて、ケミカルアンカーもメッチャ噛むんです

おまけに、安い!

1m で 280円

4本もとれて、わずか、一本当たり、80円しないんです

ヤバくな~い!!

 

で、グラインダーでカットし

穴に入る先端をV字型にカットします

(ケミカルアンカーの仕様です、たぶん均等に管の周りに液剤が回るためかと思います)

 

で、悩んでいたのが

基礎の穴の位置と土台の穴の位置をどう合わせるか?

 

でとった作戦は

まず、土台に事前に木工用ドリルで15mmの穴を開けておいて

 

次に、コンクリートドリルに付け替えて基礎を指定位置に合わせて

 

って、これがまた、メッチャ重要

 

柱が垂直になり、かつ、梁にぴったり合わせる必要があるんです

 

そのため、レーザーを立てて、梁の垂直位置を合わせて

土台の位置を決めるんです

 

ちなみに、この位置が合っていないと

 

柱が斜めって付けてしまうと

 

メッチャやばいです

 

ドアやお風呂などの設備を設置する際も

 

大変な苦労をする事になり

 

家そのもの強度も落ちてしまいます

 

穴に合わせて、15mmのコンクリートドリルで基礎に軽く穴を開け、印をつけて

土台を外し、印が付いた位置にコンクリートドリルで穴を開ける

で、穴の深さも注意

ケミカルアンカーのマニュアルにそって

110mmの深さに掘りますが、ビニールテープでビットの位置を付けておいて

しっかり垂直を確認して、穴をあけます

 

で、持っていた振動ドリルが「メッチャしょぼい」と思っていたんです

 

 

お値段がお値段ですから
 
しょぼいと思っていた振動ドリルだったんですが
SDS コンクリートビットを購入
(SDSタイプじゃないんですが・・)
そのビットを取り付けて、穴開け作業してたんです
 
そしたら、コンクリートの穴開けが結構出来ちゃったんです
15mmの直径の穴に110mmの深さの穴が
今まで、いまいちだったのは、ビットが悪かったらしいです
ホームセンター等で売っている、セット売りのビットはダメですね・・
という事で
しょぼいと思っていた、振動ドリル、意外に使えました
 
穴に溜ったコンクリート紛を綺麗に除去するため
ダイソーで購入した、ワイヤーブラシとブロアーで
綺麗に除去します
その後
塗装も接着も重要なのは、下地処理
ゴミやほこりが付いていたら
ボンドがホコリやゴミに吸着し、接着する訳ががありません
メチャメチャ綺麗に除去しておくに越したことはありません
 
③ シロアリ防止処理 

土台がシロアリに食われないよう、防蟻処理をしておきます

私は師匠から教わった「シロアリパンチ(オレンジ)」という薬剤を使用しました

これは、ハケでぬるだけです

 

  

③ 柱と土台の結合

ケミカルアンカーが固着するまで、気温にもよりますが
約90分程度の時間を要します
その後、柱を設置するため、土台にほぞ穴を開ける作業です
ほぞ穴の位置を墨付けし
ドリルで指定深さ迄穴を掘り
 
超使えねー、と思っていた、マルチツール
刃を交換したら、メッチャ使えるツールになってしまいました
マルチツールで更にざっくり穴を開けて
ノミで仕上げました
その後、柱も同様にオスのホゾを作って
正確に高さを測って、押し込みます

 

ここで、失敗?想定しなかったのが

土台をビスで固定する事で梁迄の距離が若干変わった事

少々長めにカットした関係で、結果的に問題なかったのですが

土台をアンカーボルトでしっかり固定したあとに寸法を測りましょう

 

さらに、土台の柱と設置する部分が斜めっていて

水平でなかった事が後から判明

ここは、若干の隙間ができてしまったのですが、

諦めました

 

ジャッキアップする際も、梁(天井位置)を

しっかりレーザーで測っておいて、新しい柱を入れた際に

元の高さに戻すことも重要です

この点は最初に注意していたので、問題なかってのですが注意が必要です

 

なかなか勉強になった、土台と柱の交換、第一号でした

 

あと何本交換しなくてはいけないのか・・

 

最後までお読み 頂きありがとうございます。

 

 ブログランキングに参加中です、「ポチッと」押して頂けたら嬉しいです。

 

にほんブログ村 住まいブログ 大家さんへ