天から与えられた道を実践する者には、
災厄はつきものであるから、そんなとき、
そのことがうまくいくかどうか、
その身が生きるか死ぬかといったことなど
どうでもいいことなのだ。
事には当然のことながら、
うまくいくいかないがあり、
物には出来不出来があるものだ。
人は自ずとそのことに
心を奪われがちであるが、
人が実践しようとしているのは、
その事とか物ではなく、
天の道なのであるから、
そこに上手下手などはなく、
できないという人もないものなのだ。
だから、ひたすら道を行い、道を楽しみ、
もし困難や苦しいことに遭ったならば、
ますますその道を実践して楽しむという
心を持つがいい。
私は、若いときからたいていの困難や
苦しみを経験してきたから、
今はどのようなことに出会っても
動揺することはない。
それだけは、幸せである。
心に沁みてくる言葉です。
▶︎湘南