物わかりの良い親の子は反抗期が長くなる。
本来物わかりが良いことは悪いことではありませんが、
あまりにも物わかりが良すぎて子供の壁になれないと、
特に父親がそういう場合にこの傾向は顕著になるのだそうです。
たとえば子供は校則違反の髪型をしたり、
モノを学校に持っていったりすることを、
心の奥ではちゃんと悪いことだとわかっているのです。
しかしわかっていてもそれをやってみたい、
というような心理で行動しています。
ところが親があまりにも慣用ですべてを許してくれると、
心の奥底で親に対する軽視と不信感が生まれるのです。
これが子供の反抗期が長引くひとつの原因です。
親は時々自分の考えを唱えて壁になることで、
子供は親を尊敬し、自立心も生まれるのです。
▶︎近景