家族揃って食卓を囲む家庭の子供は、
「社会性」「積極性」「集中力」
「学業成績」が上がるということが、
2007年に全米で行われた子供の健康調査で分かりました。
しかも子供が十代になったときに、
非行が少ないということも追跡調査で実証されました。
回数は週四回以上。
それで家族というものの秩序や、
安定した人間集団があるということを、
子供に教えてやることが大事なのです。
みんなで一緒に食べて美味しいと感じることは、
体全体にとっても良いことで、
たとえば動物園で猿に餌を与えると、
みんなで奪い合って自分の陣地に持って帰って、
仲間に背中を向けて食べます。
人間だけが食卓に食べ物を持ち寄り、
コミュニケーションの場とするのです。
食物を持ち寄り会話しながら食事をする。
これは人間だけが成しうる高度なコミュニケーションなのです。
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