人は出会って0.5秒で、
恋に落ちるということがわかってきました。
相手を見た瞬間、
脳が隙か嫌いかを判断するのは脳の角回という部分です。
ここは自己認識やイメージを司る場所。
脳は相手を見た瞬間に過去のデータから隙か嫌いかを判断。
そしてその情報はわずか0.5秒で脳内を駆け巡るのです。
ちなみに男性は恋をすると視覚を活発に働かせる傾向が強く。
これは女性が健康な赤ちゃんを、
産んでくれるのかどうかなどを見極めているのだと言います。
反対に女性の場合は記憶をフル回転させます。
これは将来男性が良い父親になるかどうかを、
判断するために男性の言動を記憶しておくと言われています。
恋愛は非常に原始的な脳の部分で、
行われていることもわかってきました。
恋愛は人の脳で言葉や思考を司どる新しい脳ではなく、
動物的な本能を司る古い脳で生まれていたのです。
人が恋愛するとき、
喉の乾きや空腹などを感じる時に活性化する、
腹側被蓋野と言われる部分が反応します。
ここは衝動や欲望を司る原始的な脳の部分です。
恋愛は感情ではなく押さえきれない脳の衝動なのです。
そして恋に落ちると腹側被蓋野から、
快楽のもととなるドーパミンが分泌。
これが脳内を駆け巡り恋するエネルギーになるとのです。
ドーパミンは天然の興奮剤です。
これが集中力や高揚感を生みやる気を起こさせ、
恋のパワーになるのです。
さらに恋をした時に活発に反応する腹側被蓋野は、
コカインを摂取したときに反応する場所と同じなのです。
つまり麻薬を摂取したときと同じように、
激しい快楽に溺れてしまうことになるのです。
▶︎近景