恋愛 | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。

 

人は出会って0.5秒で、

恋に落ちるということがわかってきました。

 

相手を見た瞬間、

脳が隙か嫌いかを判断するのは脳の角回という部分です。

ここは自己認識やイメージを司る場所。

脳は相手を見た瞬間に過去のデータから隙か嫌いかを判断。

そしてその情報はわずか0.5秒で脳内を駆け巡るのです。

 

ちなみに男性は恋をすると視覚を活発に働かせる傾向が強く。

これは女性が健康な赤ちゃんを、

産んでくれるのかどうかなどを見極めているのだと言います。

反対に女性の場合は記憶をフル回転させます。

これは将来男性が良い父親になるかどうかを、

判断するために男性の言動を記憶しておくと言われています。

 

恋愛は非常に原始的な脳の部分で、

行われていることもわかってきました。

恋愛は人の脳で言葉や思考を司どる新しい脳ではなく、

動物的な本能を司る古い脳で生まれていたのです。

人が恋愛するとき、

喉の乾きや空腹などを感じる時に活性化する、

腹側被蓋野と言われる部分が反応します。

ここは衝動や欲望を司る原始的な脳の部分です。

恋愛は感情ではなく押さえきれない脳の衝動なのです。

 

そして恋に落ちると腹側被蓋野から、

快楽のもととなるドーパミンが分泌。

これが脳内を駆け巡り恋するエネルギーになるとのです。

ドーパミンは天然の興奮剤です。

これが集中力や高揚感を生みやる気を起こさせ、

恋のパワーになるのです。

さらに恋をした時に活発に反応する腹側被蓋野は、

コカインを摂取したときに反応する場所と同じなのです。

つまり麻薬を摂取したときと同じように、

激しい快楽に溺れてしまうことになるのです。

 

 

▶︎近景