ちょっと過激な題名ですが、
ビル・トッテンというコンピュータソフトの、
会社の会長さんが書いた経済評論書です。
彼自身がアメリカ人だというのも凄い。
他にも「日本人はアメリカに騙されている」
「脱アメリカが日本を復活させる」
「銀行は強盗、外資はハイエナ」などという名著があります。
中に書かれている資料として一番ショックだったの、
はアメリカ人のたった2%の人達が所有する資産が、
全アメリカの98%の資産に相当するというもの。
これはひどい話です。
アメリカン・ドリームなどというのは、
この2%の人のためにあるわけで、
残りの98%の人達はすべて敗者ということになります。
アングロサクソンは狩猟民族です。
つまり獲物はそれを捕った自分だけのもの、
という概念が彼らの信条なのでしょう。
民主主義だの自由主義だのまやかしの戯言です。
はっきり弱肉強食主義と唱えるべきでしょう。
資本家たちが民衆を欺くために、
民主主義を看板にしているにすぎません。
僕たち農耕民族にはちょっと理解しがたい考え方です。
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