ミニクーパー② | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


20代はアルバイトと舞台の明け暮れで、

車などというものにはまったく興味も、

購入する余裕もありませんでしたが、

29歳の頃に1年間、

ガードマンのアルバイトをやったことがあります。

毎日路上で車ばかり見ていたせいでしょうか、

だんだん、車に興味を持つようになっていきました。


もともと、下の弟が、

カートの全日本のレーサーだったので車に詳しく、

中古車センターなどを連れ回してもらっているうちに、

当時の日本車とは、

全然違うテイストの車が目に留まりました。

弟に尋ねると、

「これ?ミニだよ」

「日本車?」

「イギリス車」

「昔の車?」

「新車もあるんじゃない?」

「うそお~っ!」


ほとんど一目惚れでした。

そのとき見たミニは、黒いボディにキャメル色のシート。

小さくて可愛いデザインなのに、

なんだか高級クラシック車の貫禄がありました。

「これ欲しい!」

性能よりもデザイン優先の僕の志向に、

まさにドンピシャのミニでした。



▶︎丸子橋