日本は人口密度の高い国です。
狭い島国ながら昔から人口は多かったようです。
これは単純に言えば日本人が元気だから。
日本人は南北からこの島にやって来たさまざまな人種の混血で、
つまり比較的新しい民族です。
激しい混血の結果、
いわゆる雑種強勢が働いて生物学にみて抵抗力が強く、
それが人口を維持する根本的な理由になっています。
また、北から南まで縦に長いという、
日本の国土と自然環境も、
日本人の生命力を強くする要因になっています。
狭い国土でありながら寒暖の差が大きく、
さまざまな環境があることが抵抗力を強くしてきたのです。
戦後、日本が世界一の長寿国になった基本的な理由も、
これらの要素が大きく関係しているようです。