ジョイントアテンションという言葉を訳すと、
「共同注意」という意味になります。
これにはいくつかの意味合いが込められています。
1. 相手と視線を共有する事
2. 相手と気持ちを共有する事
3. 相手と会話の方向性を同じにする事
例えば、乳児が指を指して「ねぇあれ見て!」
という意志を訴えかけたとします。
これに両親が反応してあげると
「自分の気持ちが伝わった!気持ちをわかってくれた!」
という達成感や、感情を共有できた喜びを味わう事ができ、
この達成感や共有感は、
コミニュケーション力を育む基礎になります。
ジョイント・アテンションは普段の私たちの
何気ないコミニュケーションにも影響を及ぼしています。
辛い時は一緒に泣いたり、イライラする時は一緒に怒ったり、
一緒に同じTV番組を見たりすることも、
ジョイントアテンションなのです。
演技にとってもこれは大事なことです。