ジョイントアテンション | 田窪一世 独白ノート

田窪一世 独白ノート

ブログを再開することにしました。
舞台のこと、世の中のこと、心の中のこと、綴っていきます。


ジョイントアテンションという言葉を訳すと、

「共同注意」という意味になります。

これにはいくつかの意味合いが込められています。


1. 相手と視線を共有する事


2. 相手と気持ちを共有する事


3. 相手と会話の方向性を同じにする事


例えば、乳児が指を指して「ねぇあれ見て!」

という意志を訴えかけたとします。

これに両親が反応してあげると

「自分の気持ちが伝わった!気持ちをわかってくれた!」

という達成感や、感情を共有できた喜びを味わう事ができ、

この達成感や共有感は、

コミニュケーション力を育む基礎になります。


ジョイント・アテンションは普段の私たちの

何気ないコミニュケーションにも影響を及ぼしています。

辛い時は一緒に泣いたり、イライラする時は一緒に怒ったり、

一緒に同じTV番組を見たりすることも、

ジョイントアテンションなのです。


演技にとってもこれは大事なことです。



▶︎近景