さてさて、先日の232GP Round.1
          に参加された皆さん、お疲れさまでした。
           特にカコレーゼさん、今回は本当にお疲れさま&
          ありがとうございました。

           今回はタミヤさんからMSさんが来るっ~事で
          いつもよりクラスも増え…バタバタで…色々と手が
          まわらなかったり気がつかなかったりで…参加され
          た方々にはご不便、ご不自由をお掛けしたかと思い
          ます。この場を借りてお詫びさせて頂きます。
                すみませんでした。

           で、今回…自分の出ているオープンクラス(モデ
          ファイ)にMSさんが出るって事で…ホームで同じ
          417(厳密には同じではないとおもいますが…)
          を使って、自分とどれくらい差があるのかを知れる
          チャンスでした。

           しかも今回、ハチイチの雄「T内君」も参戦で…
          エントリーの段階でフロントローはこのプロ2人で
          確定だろうから…とりあえず3番グリッドを獲得して
          前2人のペースを肌で感じられればいいなぁ~と考え
          つつ予選に突入。

           で、予選1ヒート目はニュータイヤを投入して無難
          にタイムをまとめる作戦で。
       
           途中、周回遅れをなかなかパスしきれず4~5周ほど
          タイムロスを強いられるものの…手堅く50周8分9秒
          でフィニッシュ。

            予選1ヒート目が終わった段階で…暫定1位…

           ん~、こうなると2ヒート目も新品タイヤを投入して
          更なるタイムアップを狙いたいけど…できれば新品タイヤ
          は決勝に温存しておきたい…

           もう少しマシなユーズドタイヤを持っていればタイム
          を狙う事も考えましたが(だいたいいつもレースで新品
          タイヤを投入して…その後練習で使い倒し…次のレース
          でまた新品タイヤを投入って言うのがオラのパターンな
          んで…レースの時は新品か廃棄寸前のユーズドしか持っ
          てないんで…)やはり2ヒート目は捨てヒートで行く事
          に。

           ただ、1ヒート目が終わった時点でやたらと気温が上
          がり始め…ギヤデフのオイルがやたらと柔らかくなり、
          いつもの様に効いていない感じがしたので2ヒート目は
          ボールデフに換装して行きました。

           結果は…良くもないが悪くもなく…特にタイムも上が
          らず…てか、タイムダウン…

           他車も急激な気温の上昇にタイムを思うように上げら
          れない中、やはりMSさんはタイムを出してきました。

           で、2ヒート終わって…2番グリッドを獲得。しかも
          トップとは2秒差。しかし、直後にはT内君が居るし…
         
            昔の人は上手い事を言ったもので…
               「前門の虎、後門の狼」
           とは正にこの事かぁ…と。でも、神々の領域で走る
          人達の間に挟まれてオラ、どうなっちゃうんだろう?
          って自分でも予想がつかず…ワクワク半分、不安半分
          で決勝へ。

           この時、すでに朝からいつもの倍近いレースの計測
          &実況をこなしており、目が疲れて…喉が痛い状態…
          これでは目一杯決勝を楽しめないと思いつつ…これば
          かりはどうしようも無かったですね。
           この時、めっちゃ「仙豆」が欲しいと思いました(笑)

           で、決勝。スタート直後からMSさんは少しペースが
          上がらない様子。
           予想ではスタート直後から一気に引き離されると思って
          いたので少し戸惑いましたが…こりゃついて行けるところ
          までついて行こうと思った矢先、後方からただならぬ殺気
          がビシバシと…
   
           T内君が鬼のようなレイトブレーキングで突っ込んで
          来ます…
           2分くらいは堪えたと思うんですが…ついに人間が限界
          に達してヘアピン進入で挙動を乱して失速。
           T内君に前を譲り、後退します。この段階でもうヘロヘロ
          だったんですが…とりあえず前2台がまだ見えるところに
          居るんで…神々の領域を体感するチャンスとばかりに引っ
          張ってもらう事に。

           はっきり言ってついていってるものの…自分のペースで
          走る事はできず…完全にオーバーペース。
           こりゃ~いつ破綻するか判らないけど、自分のクルマでも
          こんなペースで走れるんだぁ~と少し感動。

           しかし、もうついて行くのは無理かなぁ~と思った瞬間、
          前方でMSさんとT内君が接触。そして停車…

           「千載一遇のチャンス!!」とその横を通過しようとした
          瞬間、自分の中のセンサーが何かを察知して…思わず減速。
           再スタートする2台の後方につく事に。たぶんあのまま
          前に出てて…2台にプッシュされて自分を見失って…思い
          っきり自爆するのが怖かったんでしょう…

           でも、その考えが完全に守りに入ってる事の証明で…
           守りに入った素人が神々のスピードについていけるはず
          も無く…じりじり離されつつ…3位でゴール。

           終わった時は…疲れて何も考えられなかったんですが…
          後でよくよく考えてみたら…あの時、2台の前に出ていたら
          もっと神々の領域を体験できたなぁ~っと。
           あの瞬間、前に出ない事を選択した段階で我ながら情けな
          いと反省…

           ただ、自分のクルマでもあの領域で走れる事が判り…
          今のバラつきの大きいラップをもう少し揃えられれば、
          かなり戦えるって事も判ったのは大収穫でしたね。

                 早速、練習やな…