さてさて、これまでフォトン君の良さそうな所や気に入った所をあげてみました
 が…
  やはり良い所ばかりでは無いわけで…

  今日はスプールについて考えます。

  スプールとは…左右のタイヤを直結し、内輪と外輪の差を全く吸収しないかなり男気溢れる
 駆動方式。
  メーカーによってはソリッドアクスルっていったりしますね。

  フォトンはキットを買う時に2つの仕様があり、

  ・ラバー(タイヤ)・アスファルト(コース)エディション
  ・フォーム(タイヤ)・カーペット(コース)エディション

 仕様によって駆動系が若干違います。←シャーシも若干違うんですがそれは後々…


  ラバー・アスファルトエディション
 フロント:スプール リヤ:デフ センター:ダイレクト

  フォーム・カーペットエディション
 フロント:デフ   リヤ:デフ センター:ダイレクト

 となってます。まぁ、自分はラバー・アスファルトエディションなので
 そのまま使用しています。

  ちなみにワンウェイは最初オプションでも出ておらず…23T系のレースでフォトン
 を使ってる方々は他社のツーリングカー用のワンウェイを流用してましたが、
 最近になって純正オプションでワンウェイが発売になりましたね。

  で、フォトンを買う前にホームページから取説をダウンロードして読んでいて…
 スプールの構造にちょっと不安を感じました。

  スプールって言うと…だいたいのメーカーのモノはプーリーにアルミの頑丈なハウジング
 をネジ止めし、そこに金属製もしくは樹脂製のカップを取り付けるのがほとんどですが…

  フォトンのスプールはと言うと…
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  驚異のプーリーからハウジング(?)まで樹脂一体成形品。
  カップも最初は樹脂だったのか…キットには樹脂製のカップが入っていましが、
 自分のキットには対策品(?)の金属製のカップも同梱されていました。
  ↑金属製カップと共に何やら説明書きの紙が入っていましたが…取説も含めて全て
  英語で書かれているので…??ですが

  まぁこれはクルマを買う前から判っていた事なので対策は色々考えていました。
  だからスペアパーツを発注する時にもあえてスプールのスペアは買いませんでした。

  で、考えたのは…他社のスプールの流用です。
  まぁ~色からいって京商のスプールしかないと思っていましたが…
 スタリオンで使用してて京商のスプールの弱さにはウンザリしていたのも事実
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  スタリオンのスプールはハウジングからカップまでアルミの一体成型品で
 ドッグボーンの先端に樹脂製のC型のアダプターを装着して使用するタイプ
 のヤツなんですが…
 
  カップの部分も減るし、ドッグボーンの方の樹脂のアダプターも減る。
 樹脂のアダプターが減る→ガタが出る→カップが減る→ガタが増える→樹脂のアダプターが減る
 の負の連鎖で結構寿命も短く…結構な数買いましたよ。

  でも赤いスプールなんて京商しかないしなぁ~なんて思い、品番を調べる為にスタリオン
 のパーツを見ていると…

  新型のスプールが出てました。しかも、タミヤ415、416系のスプールと同じ
 ハウジングがアルミでカップは樹脂のタイプ。
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  去年、416を使っててこの構造のスプールは結構気に入ってたんですよね。
  何せドックボーンが悪くならない。若干、樹脂のカップ側で”逃げ”ができるのか…
 変にクセもなく良いイメージがあるんですよね。

  スプールは決まったので、フォトンのプーリーに取り付けようと思ったら…
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  肉抜きの穴だらけでワンウェイプーリーにもデフプーリーにも穴開けて取り付けられません。

  そこでフォトンと同じ40Tのプーリーを使ってるヨコモのBD5用のワンウェイプーリーを
 流用することに。
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このプーリーなら穴を開けてスプールを取り付けても大丈夫な強度を備えています。
 てか、BD5のスプール&プーリーを流用すれば全く加工なしでOKなんですがねぇ。
 スプールだけ青色ってのは…許せませんでした。

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  これで見た目も強度もバッチリ!?かなぁ。一応、ちょっと不安だった所を改良
 できたので満足です。


  でも…これまで4~5パック走らせてみて、純正の樹脂一体モノのスプールが意外に
 イイ仕事してるんですよねぇ。
  最初、組んだ時には2~3パックですぐブッ壊れるだろう…と思っていましたが、
 全くそんな兆候もないです。

  無駄だったかなぁ。