さてさて、本日のテーマは「デフ」。

 今、自分が参戦している232GPのオープンクラスは

 走行用電源:自由+モーター:自由=パワー出し放題

 なクラス。

 もちろんマシンの各部にかかる負担もハンパない訳で…

 特に自分が気になるのは「デフ」

 このクラスが出来た2年前までは…デフなんてゴリってきたらバラして洗浄してグリスアップ
して組み直せばいい…くらいの感覚でした。

 で、2年前にオープンクラスが出来てセッティングを始めた頃に、どうもアンダーステアと
オーバーステアが両方でるナーバスなマシンのセッティングに手こずっていて…
 な~んとなくマシンの基本的な箇所が悪いのかなぁ~と駆動系をメンテした時にデフをメンテ
したら…ナーバスな挙動が一気にどっかり安定したマシンになりました。

 それ以来、オラの中でデフの重要度はかなり高く…デフが良い状態ならちゃんと走ると
思っています。


 と、いうことで最近所有しているマシンには必ず1~2組のスペアデフを持っています。

 オープンクラスでブラシレスのハイパワーを受け止めるとデフは3~4パックの走行で
ゴリゴリになってまいます。

  セッティングや走り込みをするならやはり良い状態のデフで走らせたいのが心情ですが、
 せっかく練習に行って3~4パック走ったらマシンからデフを降ろしてメンテして…
 では時間がもったいないので、常にメンテ済みの予備デフを準備し、何パックか走って
 デフの状態が悪くなってきたら積み換えるようにしています。

  オープンクラスで最初に使っていた「京商・TF-5スタリオン」はデフのボールが小さく
 数も8玉と少な目でお世辞にもデフが強いとは言えませんでした。

 それを踏まえて…次にチョイスした「タミヤ・TRF416ワールドエディション」はボール
 も3mmと大きめで数も12玉と期待しましたが…思ったより強く無かったです。
 
 なんでだろうなぁ~。まぁ個人的な見解だとハウジングの中に入ってるスラストベアリングが
 だいたいのメーカはプレートの上にグリス盛ってボールを乗せプレートで挟む組立式なのに
 対してタミヤは「620スラストボールベアリング」なる一体式のを使ってる所がネックの
 ような…

 どうもあのちっこいスラストベアリングが足を引っ張ってるような…だってアレ、ハイパワー
 に耐えきれなくなるとボールを挟んでる両端のプレートが割れるし。


 で、ニューマシンのフォトンはボールが3mm、数は12玉と416と同等ですが、スラスト
 ベアリングが組立式だったので期待できるかなと…

 あと、惹かれたのは…デフにフタがあるところ。今まではメンテしたてのデフはデフルーブが
 飛び散るのがイヤでプロテクトシールなんかを張っていたのですが、頻繁にメンテすると…
 シール、めんどくさいなぁ~って。
 
 でも、最初からデフにフタがあればルーブも飛び散らないし、砂とかついて汚くならないし、
 画期的だなぁ~と。
イメージ 1


 それと、デフプーリのボールが入る穴がちぃと変わった形しててルーブの溜まる場所があるのも
 いいなぁ~と。
イメージ 2



 ただ、デフの効きを調整するのに普通はスプリングが入ってるんですが…フォトンのデフには
 皿ワッシャーが6枚入っています。
 これが吉とでるか…凶とでるか…
 
 このデフが斬新でフォトンに決めたと言っても過言ではないんですが…