本日はキッチハイクと言う本の感想でも書いていこうかと思います。
この本は現在キッチハイクというWebサービスを運営している山本雅也さんが世界中を旅して、世界の家庭の食卓にお邪魔していった際の旅行記です。
私自身海外旅行が好きで、インドやトルコ、今年はスペインとかセネガルに行ってきました。
最近はもうエセバックパッカースタイルでゲストハウスなどに泊まったりという旅をしております。
そして、世界の食卓にお邪魔するというコンセプトのこの本を見つけて非常に興味を持ったということです。
今回は各場所の細かな感想は備忘録メモのような形で最後の方に書くとして、まず全体の感想を書いていきたいと思います。
この著者は現在少なくなってきている食卓を囲むことの重要性を全体を通して言っており、「世界がもっと楽しくなるには?」→食に人生ををコンセプトに旅をしていたみたいです。
キッチハイクという食卓を一緒に囲むためのウェブサービスもそこからきているみたいです。
確かに僕もこの点は非常に共感出来ます。お酒の場などもそうですが、そこでみんなで色んな話をしながら飲む、食べるということに非常に意味があると思ってます。だから僕は家で1人で飲んだりとかはあまりしないんです。
そして食卓を囲むことによって初対面の人達でも仲良くなることが出来るという話もしており、僕の場合はお酒になってしまうことが多いですが、その通りだなーって思いました。
現在、インターネットが発達し、誰とでもどこでも繋がれるバーチャルな世界へと徐々に変わってきてます。表現として若干違うかもしれないですけども...
バーチャルな世界だからこそフェイスtoフェイスの時間を大事に、それを食卓という形で残していくというのは非常に需要のある考えられたサービスだなあと納得しました。
今後の世界はITやバーチャルが発展していく世界だからこそ逆にアナログというか原点的なところがウケるかもしれないですね。
僕も食事に限らず、バーチャルでなくアナログな世界も大切にしていきたいなと感じました。
ではでは各国の個人的な備忘録を以下に書いておきます。
フィリピン→お世辞言ったら真顔でそんなことあるわけないじゃないと返された話。これは国民性でもしかしたら捉え方も違うのかもと思いました。フランクな会話こそ要注意ですね。
ブルネイ→世界でも有数の富裕国。あんま旅行行ったって人聞いたことないなあって。ドリアンが頭に落ちてきて死ぬこともあるというエピソードには衝撃でした。
インド→英語学校があるらしい。ムスリムが来ることが多いみたいです。興味あり。
サンフランシスコ→ネバダにburning manっていうアートフェスがあるらしく、とても気になりました。ボートの上で暮らす生活は楽しそう、大人とはいつでも機嫌が良い人だと思うっていう言葉はいいなと思いました。
メキシコ→アーティストの家へ訪問。とにかくアボガドみたい。美味しそう。
ラパス→ボリビアは南米の中でも貧困国らしいです。日本人のイメージではウユニ!!しかないんですが、南米内でも貧困などの差は結構存在するんだなって思いました。ラパスのお椀型都市で下の方が富裕層エピソードもへぇーって思いました。
キューバ→物のない国。そのイメージはありました。チェゲバラは個人的には好きなんだけど、ある意味貧困にしたのは理想郷を追い求め社会主義の国となってしまったからという背景もあり、皮肉なものだなと思いました。
ウルグアイ→世界で一番貧乏な大統領、ホセ・ムヒカ。ヒッチハイクで人を乗せたエピソードもあるらしい。みんなに見習ってほしいです。
アルゼンチン→今一番行きたい国。パリージャは美味しそう。
モロッコ→タジン鍋は水蒸気が逃げないようにしている鍋で砂漠ならではらしいです。でもいまは圧力鍋がほとんど。
スペイン→オルチャータ飲んでみたいです。
フランス→アブサンって酒は聞いたことあります。フランス人はやっぱ可愛いですね。ここまで読んで思ったのは世界は以外と移民って思っている以上にめちゃ多いんだなってこと。
デンマーク→クリスチャニアっていう自治区があるらしいです。いわゆるホームレスにあたるんかな...他の欧州の洗練された感じと一味違いそうって思いました。
エストニア→世界一のデジタル国家らしいです。電子投票はすごい。
オーストリア→外国人は全体的にフランクだなって思いました。経済格差より文化格差の影響のが人との関係性において大きいは非常に納得しました。