今回はこの本をレビューしていきたいと思います。
最近アウトプットの重要性を再認識しており、日本はアウトプットが苦手な国であることも非常に感じております。
特に語学はアウトプットなくては話せないので、アウトプットの機会を作ってかないと身につかないなあと感じておりました。

なので、今回このアウトプット大全(著:樺沢紫苑氏)を読んでみて、なにか使えそうなものがあればと考えておりました。

この本を読んだ感想を一言で言うと、アウトプットの基礎中の基礎が書いてあると感じました。
なので、ある程度勉強している人にはあんまり響くものはない、逆に普段あまり本を読まない人には取っ掛かりとしていいと思います。

僕自身はめちゃくちゃ本を読むわけではないですが、うーんって感じる箇所もちょいちょいありました。
ただ、これは使えるかもと思った箇所も何点かありましたので、まとめておきます。

大きくこの本でいいなと思ったのは3点なので順々に書いていきますね。

1.アウトプットの習慣化
この著者はアウトプットを常日頃からすることを意識しようを非常に言っております。
インプット:アウトプット=3:7でいいと言うくらいです。(まあ確かに)
僕も今の仕事でとりあえずやってみることの重要性はひしひし感じてはいます。
では具体的にどういうアウトプットをすべきか?

• 年間目標を立て、毎日その年間目標をみる
年間目標を立てるっていうのがアウトプットだし、それを毎日見ないと意味がないということで手帳の最初にいれておくなどするらしいです。

• 気づきのメモを取る
気づきのメモを取る癖を付ける。アイデアなどいつ浮かぶか分からないので、常にメモを持っておく。これは同感。ぼくはあんまり続かないんですけどね。

• 健康状態を自分なりに毎日評価
健康状態を朝起きた段階で-5〜+5で毎日評価。
これは素直にいいなって思いました。

•決断力をつけるためのファーストチェス理論
チェスのプロが直感で5秒以内に決めた動かすコマとその後30分悩んで動かすコマは86%一致するらしいです。だから直感で物事を選ぶ癖をつけた方がいいかもですね。

ここまでがアウトプットの習慣化でいいなって思ったことです。ここら辺は取り入れたいかなと思います。あとは運動しよう!とか読書日記付けよう!とか普段から思ってることだったんで割愛します。

2.アウトプットをするときの手順
アウトプットする時の手順でいいなと思ったこともあったのでまとめておきます。

•企画書などを構成するとき アナログ→デジタルへ
基本はアナログ(抽象)→デジタル(具体)で構成してくといいらしいです。
まず紙で構成を考えるんですが、その際時計をイメージして右上からイントロ→入門→応用→結論の4つの枠をイメージして書いていくと良いんですって。これは確かにいいなって思いました。
またそのあとwordのアウトラインを使って構成を考え、最後にパワポだそうです。
またこういう資料の引用先としてgoogle scholar,google booksが紹介されておりこれはいいな!ってなりました。

•読書感想などを書くときの基本型
ビフォー→気付き、to do
これがいいらしいです。実用書の時はこれでいいけど、小説とかの読書感想はどうすんだろと思ったので、書き方の基本型を思い付いたらここに追記します。

ここまでが手順でいいなと思ったところです。

3.今後の時代を生きてくためには
今後の時代を生きてくために重要なことは情報を発信する側に立つことと話しております。
この情報化社会において今までの資本家→労働者の関係から情報発信者→情報受信者の関係になっていくと話しておりました。結構これは面白いなって思いました。
今後のAI時代に向け、人は個性を大事に、オタク的知識を大事にと著者は言われておりました。
確かにそれも一理ありますが、僕はこれ以外に物事を体系的につなげて捉える力とそれを伝える力っていうのはAI時代で1番重要ではないかなと感じております。
今後の2、30年どうなっていくのか全くわかりませんが、なんとか付いていけるよう頑張っていかないとな!

ではでは