サークル「さんぼん堂」様制作の東方同人ゲーム、幻想少女大戦の
キャラの強さとか育成方針などを完全に独断と偏見で書き散らします。
また、ネタバレ注意な箇所を多く含みます。
ページ一覧(原作別)は紅魔郷編のページにありますので、
ページの頭だけでも一度目を通していただけると助かります。
今回は地霊殿編です。キスメ~こいしになります。
キスメ 2.0cost/格闘/近~中距離/スーパー系
火力:D/生存:A+/支援:B
・イメージ通り…なのかはわからないが、圧倒的な硬さが特徴の2.0屈指の
耐久キャラ。装甲値は勇儀など高コストのスーパー系を超えるほど。
・ただしサイズSであることと、初期HPの低さがやや足を引っ張っている。HPは
強化時の上昇量が大きく育てればある程度マシになるが、サイズ差による
被ダメの増加を無効化できるのは鬼専用スキルのみのためどうしようもない。
・特に固有スキル「フルメタルバケット」はキスメの大きな個性であり、
ペア相手にも鉄壁をかけられるため前衛のSPを温存するだけでなく、
特に防御系の精神を持たないキャラにとって回数無制限の生命線になり得る。
・毎ターン鉄壁を使えば諏訪子の「土着神」の効果と同じような効果を得ることに
なるため、リアル系であっても1発くらいは攻撃に耐えられる。
特にMAP武器に対しての安心感は◎。
・さらにペア相手として「危険察知」衣玖を前衛に置いておくと、
キスメが衣玖に鉄壁を付与した上で衣玖が広範囲を援護防御でき相性が良い。
さらに衣玖自身の援護防御もキスメができるためかなり安全。
・これだけ聞くと後衛として非常に強力に聞こえるが、難点として
コスト2.0のため支援火力が低い、という問題はある。
格闘値、武器の攻撃力も控えめ。
・また最大火力もヤマメとの合体攻撃が無いと最低クラス。
逆に言えば合体攻撃さえあれば2.0としては最低限許される火力にはなるので、
キスメを最大限活かしたいならFPM時などはヤマメとの位置関係を意識すること。
・精神も感応、鉄壁、応援に加え奇襲もあるとラインナップはかなり優れている。
・キスメが加入してからの夢の章では火力がかなり重要になってくるので
その点全く強みのないキスメは影が薄くなりがちだが、
後衛スーパー系が不足しているならそこに入れるだけで仕事ができるし、
前衛に鉄壁付与というオンリーワン性能も持っているので、
状況に合わせて出撃させることで大活躍できる可能性はある。
・一応固有スキル「強化桶」を付けることで支援武器の攻撃力はかなり上がるため、
鉄壁不要で普通に後衛として使うならこれを付けておくといい。
・移動力が普通に6(4)のため、前衛スーパー系として使うのもあり。
終盤はスーパー系前衛のほうが安定して使いやすい。
・移動力6(4)の中では3.5コス以外だと天子に次いで硬いと言って良い。
難点はやはりその火力の低さ。「奇襲」を考慮しない場合同コストの
レティと比べても火力はかなり低め。合体攻撃でようやく同等以上にはなるが、
雑魚戦からずっとヤマメと張り付くのはお互い動きが制限されて正直辛い。
・ヤマメとのペアを組めば位置は関係なくなるが、お互い合体攻撃以外の
メリットが薄い。特にヤマメの「蜘蛛の糸」が使いづらくなるのが痛い。
・その場合でも固有スキルは強化桶がオススメ。
「警戒心」は確率が低すぎて正直全然強くない。
・スキル構成例(前衛)
ブロッキング/援護防御/ガード/P限界突破/サイズ差補正無視/信念/P回収(撃破)
その他候補:高速移動/低速移動/エクステンド
後衛の場合:援護防御/支援強化/P回収(撃破)/信念/サイズ差補正無視
・後衛として使う場合はいつも通りのスキルなので、前衛としてのスキルを。
・優秀なことに援護防御/ガードを初期習得しているため、
いきなりサイズ差補正無視やパワー限界突破を取りに行ける。
・サイズ差無視は合体攻撃にしかついていないため、前衛として使うなら
ぜひ欲しい。後衛として使う場合も理想を言うなら欲しい所。
特に強化桶の場合、これを入れれば2.0にしては平均以上の支援火力になる。
・優秀な精神が多いため、ブロッキングを外してエクステンドを付けるのもあり。
・フル強化/嫁ボーナス(ほとんどのキャラは実際に運用はしてないので参考までに)
・後衛はいつも通り攻撃力+300がオススメ。
・前衛として使うなら普通に射程+1が妥当だが、
苦手な射撃武器ではあるものの最大射程は別に悪くないため
攻撃力+300で火力をかさ増ししても良い。
・嫁ボーナスに関してはSP回復量UPと射程移動力+2で良いだろう。
というか他のボーナスがあまり合っていない。
・2週目以降であれば奇襲の使用回数こそ減るものの、強力な装備を詰め込める
スロット+1をSP回復量と入れ替えるといい。
黒谷 ヤマメ 2.0cost/格闘/近距離/スーパー系
火力:C+/生存:C+/支援:A
・スペック的には全体的に2.0コスの中でこそ強いものの突出した部分が無く地味。
・ヤマメ最大の特徴はやはり特殊能力「蜘蛛の糸」。
味方を行動回数を消費せずに移動させるという超便利スキルで、MAP武器の
位置調整やヤマメ移動→味方引き寄せで移動距離を増やしたり、援護攻撃を
位置を動かしたターンにも可能だったりこれだけでヤマメの存在価値になりうる。
・さらに蜘蛛の糸の特徴として、同系統の紫の「神隠し」や
豊姫の「海と山を繋ぐ力」と比べると射程無限や効果範囲広めという
特殊能力は無いものの回数制限が無いのが便利。
・固有スキル「ヘルストリング」で範囲を+3すれば、基本的に射程に困ることも
無いだろう。行動終了してしまうものの移動後にも使えるため利便性も高い。
(移動前に使えば行動終了はしない)
・さらに固有スキル「スパイダーネット」にて移動不能のデバフを付与できる。
非常に便利なスキルではあるが、こちらはエリーも同じスキル持ちのため
優先度はやや下。
・ただしこのスキルを装備しても範囲が短くなるだけで蜘蛛の糸は使えるため、
明確な目的があるならこちらを装備しておくのもありだろう。
エリーと同時に起用して6ターン足止めするのも面白い。
・さらに固有スキル「忍び寄る恐怖の気」により最強武器カンダタロープの
攻撃力+400でき、無改造段階で攻撃力3700と攻撃力の数値だけでは
2.0コストップクラスの数字を叩き出せる。
・当然こちらでも蜘蛛の糸は使えるので、火力を出しつつ移動支援もできる
非常に器用万能なキャラとなるだろう。
・ペア相手としては、前衛向きのスーパー系のため基本誰でも良い。
信頼補正的には相性のいいキャラがあまりいないため、
適当に支援火力の高いキャラか余ったリアル系を後ろに置いておくなど。
・キスメが居れば合体攻撃を使えるが、二人の武器を相当改造していない限り
基本的にはカンダタロープのほうが攻撃力が高く、しかも合体攻撃は
ヤマメの苦手な射撃武器のためヤマメ側から使う意味はない。
キスメ側から使う合体攻撃は格闘武器なので基本はあちらから使う事。
・スキル構成例
援護攻撃/高速移動/低速移動/ガード/P回収(撃破)/P限界突破/援護防御
その他候補:連携攻撃/信念
・優先度的には、少しでも蜘蛛の糸を便利に使いたいなら高速/低速移動が最優先。
どちらかだけでもいいが、枠が余るようならどちらも入れても良い。
・高速移動力は装備で増やしやすいのでとりあえず付けるなら低速移動。
・耐久力は正直そこまでないので、ある程度戦闘させるならガードは欲しい。
・フル強化/嫁ボーナス
・基本的には蜘蛛の糸を使いやすくする移動力+1がオススメ。
最大射程も6なので短くはない。
・嫁ボーナスは射程移動力+2はほぼ確定。
・もう1つは好みだが、やはり装備スロット+1が拡張性もあって無難。
水橋 パルスィ 2.0cost/射撃/近距離/リアル系
火力:A+/生存:D/支援:B
・2.0コス屈指のアタッカーの一人。懺悔棒やおしらさま等での支援は必要に
なるものの、状況さえそろえば3.5コストのユニットを上回るダメージを
出すことも可能。
・固有スキル「仁者への嫉妬」によるもので、相手のスキル数に応じて、
与ダメージが最大+44%されるという条件の軽さに見合わぬ強スキル。
・相手のスキルに依存するとはいえほぼ常時発動型の火力バフなので、
援護攻撃役への高い適性を持つ。
・同じく常時発動スキルである「災いの枝」フランや、援護適性の高い
ユニットの中では最上の安定感を誇る萃香と比べるとやはり
最高火力の面で劣るものの、そもそもこの二人は3.5コストであり、
パルスィは二人の約半分のコストで出撃できる。
・パルスィが劣っているのは「熱血」などの火力精神を持っていないからであり、
懺悔棒を使用すれば二人にも負けない最高火力を叩き出せる。
・一応MAP武器持ち。「熱血」などは無いものの、
高い火力バフから放たれるMAP武器はそれなりに強力。範囲も悪くはない。
・反面火力以外はかなり疎か。大体フランと似た傾向なのだが、
あちらより装甲もHPも低く回避系スキルは当然所持していない。このため
前衛向きのキャラでありながら耐久面への不安がかなり大きいため、
道中は後衛キャラに援護防御してもらうことが必須。
・武器の命中補正がかなり低めなことも気になる時はあるかもしれない。
ただ「直感」持ちなため、援護攻撃するだけなら恐らく問題はないだろう。
・いっそのこと援護体制に入る前の道中はペアキャラに前衛を任せても
良いかもしれない。雑魚相手にもかなりの火力は出せるが、
やはりメインターゲットはスキルの多いボス級。
・ペア相手は、やはり援護防御できる後衛ユニットが必須。
信頼補正持ちの相手で相性が良いのは勇儀かキスメくらい。
・勇儀が空いていてコストも余裕があるなら、ペアを組ませてあげても良いだろう。
勇儀は移動力が低く前衛を担当しにくいが、移動系装備を持たせれば
十分カバー可能。
・キスメは信頼補正の値自体が低いものの、援護攻撃役のパルスィは
支援攻撃無しで攻撃する機会が多く、キスメの支援火力の低さが気になりにくい。
・そもそも援護防御ができれば誰でも良い。
椛に射程を伸ばしてもらったりしてもいいだろう。
・他にも「執心の嫉妬姫」はかなり優秀なのだが、如何せん
仁者への嫉妬が優秀すぎるためほとんど日の目を見ることはない。
・スキル構成例
P回収(撃破)/援護攻撃/連携攻撃/張り付き/弾数節約/パワー限界突破/信念
その他候補:気合避け/かすり/見切り
・優先度的には、援護攻撃をL2~3まで上げてから連携攻撃も取るのを優先。
・張り付きに関しては、援護攻撃するだけなら張り付いてしまうと援護回数が
1回減ってしまうため優先度は下がるが、道中で前衛に出るなら便利。
・丑の刻参りの弾数が3しかないため、余裕があれば弾数節約も取りたいが、
補給でどうにでもなるポイントでもあるため、パワー限界突破や信念と
どちらを優先するかは好み。
・回避系スキルは取っても気休め。嫁化して無双したいなら
安定化のために見切りくらいは付けても良い。命中の低さも補える。
・フル強化/嫁ボーナス
・単純にアタッカーとして強くなる射程+1と、
援護陣形の位置取りがしやすくなる上張り付きも狙いやすくなる移動力+1、
どちらか好みになる。移動力はMAP武器の位置取りにも便利。
・嫁ボーナスは火力を追求する場合は最大ダメージ1.1倍も候補になる。
特に援護攻撃キャラは攻撃回数が増えるため割と効果的。
・射程移動力+2と毎ターンMP弾数回復を取ると、補給等無しで戦い続けられる。
逆に言えば補給さえ十分に取れるなら最大ダメージ1.1倍を取っても問題ない。
・2週目以降では夢の軌跡など強力な装備が数多く手に入るため、
スロット+1も候補に入る。
星熊 勇儀 3.0cost/格闘/近距離/スーパー系
火力:A/生存:S/支援:D
・圧倒的な基礎スペックを持つ鬼の四天王の一人。
・とにかく硬い上、固有スキルによって系統の違う火力の出し方が可能。
・固有スキル「喧嘩上等」は、毎ターン開始時「直撃」がかかるというもの。
終盤は雑魚敵であってもバリア持ちなどが居ることがおり、
そういったMAPで直撃をばら撒くことで優位に立ち回れる。
・ただ勇儀は元々消費SP15で直撃を使えるため、
赤羊が多い、など特別な事情が無いと腐りがち。
・さらに固有スキル「怪力乱神」は最強武器の攻撃力+600という破格の上昇量。
さらに射程も伸びるため、必殺技としての格が大きく上がる。
・初期状態で攻撃力4200はトップクラス。燃費もこの火力の技にしては悪くなく、
ここに圧倒的な硬さが加わるため、どんな相手であっても確実な戦いができる。
・一応「鬼神装甲」でさらに硬さに特化することもできるが、
そこまでして硬くならなくても十分なので採用機会はあまり多くないか。
ただ10段階改造でHP10600、装甲2050とまるでボス敵かのような硬さになる。
・勇儀の難点は移動力の低さと、ほとんど上位互換のようなキャラが存在すること。
・移動力の低さに関しては、装備が2スロットあるためカバーのしようはあるのだが、
夢の章序盤で加入する天子が勇儀のほぼ上位存在になっているのが辛い。
・サイズとHPこそこちらの方が大きいものの、向こうはこちら以上の装甲を持ち、
さらに移動力は標準の6(4)、最高火力はほぼ同じで超射程武器持ち。
加えて弾数武器とMP武器の打ち分けも可能と、前衛スーパー系の
お手本のような性能。
・加入時期もどちらもそこまで差がないのも痛い。20話程度開いているなら
まだ勇儀を使うメリットもあったのだが、実際は5話程度。
ただ、難所の55話(永の章最終話)で使えるのは勇儀のみなので、
この話で硬いスーパー系前衛が欲しいなら十分採用価値になる。
・また、HPの差が10段階改造時2000近くあるのも見逃せない点。さらに
サイズ差補正無視を取る必要が無い、P限界突破を最初から持っているなど、
PPが稼ぎ辛い終盤加入キャラにとって割と重要な点を抑えているのも優位点。
・前衛スーパー系として使う場合後衛は誰でも良い。勇儀視点からのみ見る場合、
「執心の嫉妬姫」パルスィはトップクラスの相性。なお使われない模様
・また、「はたての念写ガイド」はたては、後衛火力が高く、こちらの低速移動力を
カバーできるためかなり良相性。
・後衛に入るなら、基本はリアル系の後衛で援護防御が仕事になるか。
この場合支援火力を増やすための「一鬼当千」も悪くない。
・スキル構成例
鬼力/パワー限界突破/ガード/底力/援護防御/低速移動/P回収(撃破)
その他候補:霊力節約/高速移動/援護攻撃
・基本的な前衛運用。
・移動力に関しては装備で補うならこのままで、装備で補えないなら
P回収撃破か援護防御、底力のいずれかを外し高速移動を入れたい。
・かなり硬さに特化している構成なので、
底力は要らないと思うなら霊力節約や援護攻撃、高速移動とチェンジを。
・フル強化/嫁ボーナス
・移動力の低さがどうしても気になるなら移動力+1。ただ射程も
長い方ではないため、前衛運用していて気になることも多く射程+1も有力。
・嫁ボーナスは射程移動力+2は確定。
・もう1つはカバーしたい点が多いキャラなのでスロット+1が最有力か。
古明地 さとり 2.5cost/射撃/近~中距離/リアル系
火力:A+/生存:A/支援:B+
・特筆すべき部分は、やはり「想起」の存在と「読心」の強さ。
・「想起」とは、「対象が過去に受けた攻撃」を再現して攻撃できる武装。新しい
ものから5つ記録されており、当然素の攻撃力が高い武器を想起するほど強い。
・ただし反映されるのは強化を含まない素の攻撃力のみなので、
10段階改造したサモンタケミナカタ(攻撃力5000)を武器5段階改造の
さとりで想起すると攻撃力は4300になってしまう。さとりで火力を出したいなら
さとりの武器改造は必須。
・さとりはステータスが射撃タイプなので、想起するのは射撃武器がオススメ。
ファイナルスパーク(魔理沙/素火力3900)や賢者の石(パチュリー/3900)、
アビスノヴァ(お空/4200)、最終盤には四季のフラワーマスター(幽香/4500)や
深弾幕結界 -夢幻泡影-(紫/4500)などを想起で撃ちまくることができる。
本来は弾数1の武器であっても想起の弾数は10なので複数回攻撃可能。
ただしMP制の武器は本来の武器と同じだけMPを消費する。
(弾数制の武器であってもある程度のMPは消費する)
・合体攻撃も模倣できるため、真・三色蓮花蝶ですら想起できる。
・特に固有スキル「恐怖催眠術」では想起の与ダメージに+20%できるため、
超強力な攻撃力の武器を、本来以上の火力で繰り出すことも可能。
・さらに射程そのものは想起のものが反映されるため、本来射程1に
攻撃不能な武装にも張り付きを乗せることができる。
・さとり自身が熱血系精神を持たないため最高火力はそこまででもないが、
本来3.5コストでもおかしくないような攻撃力でバンバン殴っていくことができる。
・難点としてはやはりすでに1度相手が攻撃を食らっている必要があること。
雑魚戦では扱い辛い上に、攻撃の手番をいつも以上に気にする必要がある。
・「蘇るトラウマ」は想起限定で次の攻撃時与ダメ+50%という熱血並みの補正
を付けられる。ただし、恐怖催眠術とは違いこちらには2回の使用制限がある。
・さとりは基本ボス戦担当になるので、お空やまくらなど、ボス自体が
長期戦になる場合を除きこちらの方が有用な場面も多いだろう。
・熱血と重複するため、懺悔棒を活用するととんでもない火力をぶち込める。
・さらにさとりは回避ユニットとしても超優秀。 「集中」持ちな上、
先天スキル「読心L9」には、回避率に+30%の巫女クラスの補正がある。
・毎ターン開始時閃き付与の効果もある。
通常攻撃で閃きはがされ→MAP武器などのコンボもあり慢心はできない
ものの、1回攻撃をSPタダで回避できるのはリアル系としても破格。
・さらに固有スキルを「精神感応波」にすると、「感応」の効果がペア全体になる
という超トップクラスの命中支援キャラになれる。感応を1回使うごとに
SPを20も節約できる。さとりを支援ユニットとして使う場合に。
・実際さとりは支援火力の高さなどから、リアル系の中でも特段後衛適正が高い。
後衛向きのリアル系は少なく、勇儀や天子などスーパー系前衛の後衛
に置いておくとそれだけでコスト以上の働きが可能。
・「心読めずとも」に関してはどうしてもこいしとペアを組みたい場合か、
こいしの方の戦闘力を重視する場合に。こいしにも同系のスキルを付けた
場合信頼補正が+9になり命中回避+33%、与ダメ被ダメクリティカルに18%の
補正が入る。
・さとりから見ても、読心、集中と合わせて回避補正を90%以上にできるなど
メリットが無いわけではないのだが、如何せん他のスキルがかなり強力
なので、どちらかというとこいしにもこの補正を与える方がメインになる。
・恐怖催眠術と比べるとこちらの方が補正の種類が多く上位互換的存在に見えるが、
こいしとペアor隣接している必要がありかなり難しい運用になることは注意。
・ペア相手としては、こちらが前衛の場合、
お空のアビスノヴァ以外に丁度いい想起対象がいるのならお空が最有力。
いないならお空とペアを組むとほぼ想起できなくなるため別ペアに。
それ以外は適当に援護防御できるキャラならまあ誰でも良い。
・こちらが後衛の場合はスーパー系前衛の後衛に入ることが多い。
スーパー系前衛の後衛はかなり迷うので、さとりが入れる枠はあるだろう。
・こいしとペアを組む場合は基本こちらが後衛になりがち。
回避率自体はさとりの方がかなり高いものの、こいしは後衛適正が
あまり高くなく、その上さとりの武装が想起以外はテリブルスーヴニールしか
ないのがちょっと厳しいため。
というよりこいしの性能自体単純な戦闘能力で言うとやや低めなのがちょい厄介。
・スキル構成例(前衛)
読心/見切り/張り付き/パワー限界突破/信念/P回収(撃破)/かすり
その他候補:霊力節約/P回収(回避)
後衛時:支援強化/エクステンド/信念/P回収(撃破)/(援護防御)
・後衛に必要なスキルはいつも通りなので、前衛時を主に。
・基本はリアル系前衛の定石通りのスキル構成。
回避率は元からかなり高いので、初期習得の見切り以外は優先度は低め。
・P回収に関しては前衛として戦うなら回避のままでもそこまで問題にはならない。
理想は撃破なので、PPの余り次第。
・フル強化/嫁ボーナス
・張り付き重視の移動力+1がオススメ。
・嫁ボーナスは射程移動力+2、もう1つはロマン重視の最大ダメージ1.1倍も良いが、
高火力技をガンガン想起していると消費が激しいため毎ターンMP弾数回復も良。
・装備スロット+1も、1週目であってもかなり有力。
特に懺悔棒を装備すれば火力が大幅に上昇する。
火焔猫 燐 2.5cost/格闘/中距離/リアル系
火力:C/生存:D+/支援:S
・普通に使うと加入の遅さやコストに見合ってない地味な性能のユニット。
ただお燐の強化度合いに合わせた2つの運用では、超オンリーワンの運用が可能。
・1つ目の個性は、固有スキル「死灰復燃」によるパワー最大での復活。
「復活」はユニットの状態がMAP開始直後に戻るため、
HPやMPが全回復するのに加え、SPが半分に回復する…ことによる
無限期待などは永琳の欄でも説明した。お燐の復活も通常よりは安いため、
永琳の代わりを務めることも可能。
・復活では援護回数も復活するため、4回援護攻撃した味方を敵に突っ込ませて
ピチュらせ、復活をかけてもう1度援護攻撃を…とここで罠なのが、
通常の復活ではパワーも100に戻ってしまうこと。
・もうわかったと思うが、お燐の復活なら援護攻撃役を復活させた際、
そのまま援護攻撃を継続してもらうことが可能。これはお燐にしかできない芸当。
・普通のアタッカーなら再動で十分なのだが、再動では援護回数は復活しないため、
フランやパルスィ等援護役にとってお燐は最良の相棒になる。萃香に関しては
援護回数は復活するものの、復活は固有コマンドの回数が0になるため
ミッシングパワーが使えなくなる。
・2つめの個性は、固有スキル「地獄の輪禍」による毎ターン連撃付与。
連撃は覚醒の下位互換ではあるものの、敵を撃破さえできれば覚醒と同じなので、
嫁化などでや武器を多く改造している場合は実質毎ターン覚醒と
同じ効果ということになる。
・連撃付与には、ターン終了時猫状態でいる、という割と重めの条件が付いており、
運用は難しいものの、それでも毎ターン連撃というのはかなり破格のスキル。
・動き的には、行動1回目で敵を倒し連撃消化→
2回目で猫で後衛に入り、ペア相手で攻撃しターン終了
という動きが安定。そのためペア相手も強力である必要がある。
お燐と相性のいいお空なら火力の心配はない。もちろんお燐側が支援火力で
敵を倒せるならペア相手は誰でも良かったりする。
・敵がボスしかいない状況では覚醒に比べるとさらに扱い辛さが増してしまう。
一応スペルブレイクでも連撃は発動するのだが、基本的に終盤のボス相手に
ターンを回すこと自体危険なので、ボス戦では普通に戦うことが多いだろう。
・パワー130以上という条件もあるが、こちらは終盤では簡単に達成できる。
・やはり嫁運用でもなければ基本は前者の運用がお燐の個性となる。
・一応お空と組ませて「地底の属獣」を付けて普通の前衛、としても悪くはない。
お燐を重視するならお空にも同系の信頼補正スキルを付ければ
一応かなり強くなる。 逆にお空を重視するならお空は他のスキルが良い。
・くるみを転生させまくって無限に再動を使える場合も地獄の輪禍は要らないので、
嫁であってもこちらを付けて火力を少しでも底上げする場合もあるか。
・ペア相手は、戦闘するスタイルなら基本はお空が有力。
あちらは後衛火力が高く、信頼補正ももらえてメリットが多い。
・復活運用なら誰でも良い。精神支援キャラを入れたり、
お燐自体が加速持ちで後衛適正も割と高いためミスティアやルーミアなどの
前衛支援キャラの後衛に入ったりしても良い。
・スキル構成例(前衛)
高速移動/P回収(撃破)/パワー限界突破/信念/見切り/かすり
その他候補:ヒット&アウェイ/サイズ差補正無視
死灰復燃:エクステンド/精神上昇
・H&Aかサイズ差補正無視の選択では、猫状態でも火力を出すことを考えるなら
サイズ差補正無視、通常状態での立ち回りを重視するならH&Aになる。
・基本は連撃発動のための火力のかさ増しを重視すること。
・死灰復燃の場合はエクステンドを追加したい。
・フル強化/嫁ボーナス
・移動力か射程どちらもメリットがあり難しい所だが、
個人的には最強武器が非P武器なのもあり射程+1を推す。
・嫁ボーナスに関してはいつも通りの射程移動力+2は取るとして、
加速熱血献身友情と割と精神が揃っているためSP回復が悪くない。
インパクトの強い精神は少ないが、連撃と熱血の相性もいいため、
熱血使いまくりのためSP回復がやはり安定択になるだろう。
・戦闘用(ヒヒイロカネ等)にもできて精神用(月の勾玉+妖の記憶)にもできる
装備スロットを+1しておくのもありかもしれない。
霊烏路 空 3.5cost/射撃/全距離/スーパー系
火力:S/生存:A/支援:A
・イメージ通りの火力特化&運用の癖の強いキャラ。「熱量ゲージ」の管理が
難しく、道中から前衛で火力を出し続けるとボス戦の頃には超弱冷却状態に
なってしまっているので、ちゃんと管理が必要。
・特に固有スキル「太陽の炉」による火力の増加が大きい。強化割合こそ
フランより低いが、リミッター解除時であれば常時強化なので、ミスティア等で
パワーを130まで上げれば1ターン目から解除でき、MAP開始直後から
大火力を出し続けられる。
・ただ前述の通り、大技を序盤から撃ちまくっているとMPと熱量ゲージがマッハ。
MPはお空はMP回復(中)持ちなので割とどうにかなるのだが、
熱量ゲージはどうにもならないので、メガフレア以下の武装をメインに使う事。
・あるいは、ボス戦開始までは後衛に入り、ボス戦開始後から主に戦闘する
のでも良い。太陽の炉は支援武器のダメージも増えるので、
ゲーム内上位の支援火力になる。
・常時火力強化タイプなので、いつも通り援護攻撃に向いたキャラ。
攻撃の回数に制限があるので、やはりボス戦に入るまでは熱量ゲージは温存し、
ボス戦で一気に熱量を消費すること。
・さらに最強武器のアビスノヴァ、準最強武器の核反応制御不能ダイブ共に
張り付き対応。どうせ攻撃回数には制限があるので、
援護重視でも張り付いておくといい.
・アビスノヴァは熱量+45、核反応制御不能ダイブは熱量+25。
熱量ゲージの最大は200で、200を超えたタイミング(200はセーフ)で
冷却されるので、アビスノヴァだけなら5回撃てる。核反応制御不能ダイブ
だけなら9回撃てるが、これを9回撃つくらいなら固有スキルを
「大型ラジエーター」にして、アビスノヴァを9回撃った方が総合ダメージは上。
・大型ラジエーターの場合アビスノヴァが熱量+25になるので、
ボス戦自体が長期戦の場合や援護攻撃に特化する場合はこちらを
選択するといい。激闘もなく火力補正も無くなってしまうが、張り付きは乗るので
素の攻撃力がかなり高いので火力は十分。
・お燐に復活してもらえば熱量ゲージ問題は解決…と思いきや、
リミッター解除は固有コマンドなので復活後は使用回数0になってしまう。
・お空のもう1つの個性は、固有スキル「ハイギガキャノン」による超MAP武器。
無しでもMAP武器は使えるが、熱量ゲージを140も消費するため
1MAP2回しか撃てない。もちろんアビスノヴァの使用回数も減ってしまうため、
これを使うなら固有スキルを付けてMAP武器に特化させないともったいない。
・わざわざ固有スキルを消費するだけあり、ハイギガキャノン付きMAP武器は
昔のZZガンダム並みの超範囲であり、さらにP武器。
MAP武器としての使い勝手はゲーム内トップクラス。
・お空加入直後ではこのMAP兵器は最強なので、夢の章開始直後では
ほぼ無双できる…のだが、早苗が神の風を覚え、豊姫が加入してからは
MAP武器持ちとしても若干格が落ちてしまう。この頃にはMAPで稼いだ
PPを使い、上記の火力役として使おう。
・ペア相手としては「地底の属獣」お燐が便利。加速も使ってもらえるのが強い。
この場合道中もこちらが前衛を務めることになると思うので熱量には注意。
・あるいはさとりでもOK。さとりの欄でも説明したがなかなか良相性。
この場合でもこちらが前衛になる。一応さとり前衛でもやっていけなくはないが。
・前衛向きのリアル系を前衛に置いておくと、道中前衛を任せて、
ボス戦で援護攻撃するときだけ前衛に回り、それ以外はボス戦でも後衛に
入ることで熱量ゲージの消費を最小限に抑えつつ火力を十分に活かせる。
この場合でもFPM時は張り付きを乗せるため前衛に出て攻撃すること。
・スキル構成例(前衛)
張り付き/パワー限界突破/P回収(撃破)/援護攻撃/連携攻撃
その他候補:距離補正無視/H&A/ガード/信念/霊力節約
後衛時:援護防御/P回収(撃破)/援護攻撃/支援強化/連携攻撃/張り付き/信念
・お空は後衛時でも援護攻撃という仕事があるので必要なスキルは多め。
PPの必要量が多くなるが、幸いなことにMAP武器で稼ぎやすい。
・前衛時の場合その他候補欄から2つ選ぶことになる。
高難易度ならガードはあると安心できるだろう。
・フル強化/嫁ボーナス
・お空特有の強みがある程度張り付き前提になるので、移動力+1がオススメ。
・嫁ボーナスは前衛なら射程移動力+2と与ダメージ1.1倍が有力。
与ダメージは基本割に合わないボーナスだが、攻撃回数に制限のある
空にはアリ。ただ紅の魂でも代用できるので、装備したいものが多いなら
スロット+1もあり。
・MP消費も重いキャラだが、先に熱量ゲージが無くなるのでこちらは心配ない。
古明地 こいし 2.5cost/射撃/近~中距離/リアル系
火力:B/生存:B/支援:B
・めちゃくちゃトリッキーな固有スキルを持つ、人気に反して扱い辛いユニット。
H以上で戦闘要員として使おうとすると相当点をつぎ込んで強化しないと厳しい。
・こいしも「読心」を持ってはいるが最大でL1のため、命中回避の上昇は10%程度。
毎ターン閃きの効果は残ってはいるが、さとりのものと同じではないので注意。
・戦闘要員としては2パターンあり、1つは「瞳見えずとも」を付けた上で
さとりとペアを組む運用。さとりの欄でも説明した通り命中回避与ダメ被ダメ等に
かなりの補正を得られるため、普通にリアル系の強力なユニットとして使える。
・合体攻撃が張り付き対応のためかなりの火力を出すことができる。
・ただリアル系同士のペアになってしまうのが痛い。N+でもやや不安なので、
H以上ともなると脆さが看過できないレベルになるだろう。この運用をするなら
移動力の高いスーパー系を隣接させるなどして別ペアから援護防御を
受けられるようにすること。近くに衣玖さんがいるとある程度安心。
・こいしは運動性の伸び率がスーパー系と同じという謎のハンデを背負っている。
装甲の伸び率もスーパー系なので一応伸びるが、元が低くて普通に弱いまま。
・もう1つの運用は「超反応センス」によるカウンター無双運用。カウンター
発動率+50%は滅茶苦茶高い補正で、克己L2とパターン化L3があれば
カウンターの発動率が95%になり、相手より技量が4高いだけで
発動率100%にできる。
・こいしの技量は中程度だが技量差関係なく95%なのでほぼ問題ないだろう。
むしろ問題はパターン化L3と克己L2の養成コストがめっちゃ高いことと、
カウンターできても敵を支援攻撃を含めた1回の攻撃で撃破しないと
何の意味もないこと。
・特に後者はカウンター最大の問題点で、カウンター用の養成だけでなく
火力を出すための養成や強化などに莫大なコストがかかってしまう。ボス戦
などでは意味をなさないことを考えても正直コストに見合っているとは言えない。
・ただ武器フル強化や強装備などを重ね超火力を手に入れた場合、
雑魚相手に1回も行動をさせないことも可能だろう。終盤では敵の命中率が
高くなってくるため、リアル系であっても回避するより一撃で敵を撃破する方が
楽だったりする場合がある。
・復活ループや回復アイテム等で精神コマンド「激怒」を数回連打しておくと
反撃で撃破しまくれてめっちゃ気持ちいい。火力が足りない場合はぜひ。
・支援面では、それなりに個性的な動きが可能。
・精神コマンド隠れ身、脱力、かく乱、絆と強力な支援系精神を揃えている。
加えて直感、奇襲もあるなど精神ラインナップはかなり優秀。
・さらに固有スキル「無意識」により、4ターン確実に無傷で動ける。仮にMAP武器
にに巻き込まれたとしても、自動閃きの影響で落とされることはまずないだろう。
こいし一番の個性と言ったらこのスキル。さでずむ小傘などの「挑発」で
敵を集めたり、紫をSP消費無しで敵に気づかれず進撃させ
最前列で聖輦船を神隠ししたりなど使いようはかなり多い。
・ただ地上があるMAPでは地中で諏訪子を進ませるだけで敵は集まるし、
紫の進撃にしろ移動力のある橙で1~2ターンで済ませたほうが手早かったりする
のでなんとも言い難い所ではある。
・上記の超反応センスで、ペア相手をミスティア等前衛にいる必要がある
支援キャラにすると、PPでは歌を歌い、EPではもろいミスティアを後衛に
回すことができるなどの強みもある。後衛援護防御キャラが不足している場合
にはほぼ育成0で仕事できるうえ、かく乱脱力といった精神を使うのにも便利。
・このように全体的に強みも弱みも薄い何とも言えないキャラなので、
普通に使えば普通に活かせるが普通以上に活かすのはかなり難しい。
・ペア相手にさとりを置いて張り付き合体攻撃、というのがやはり最大火力なので、
防御面に目を瞑れば最も強力な運用になるだろうか…?
・さとり以外ではやはりお空が有力。カウンター運用でも生命の炉による
火力補正で高い支援火力により無双をやりやすくしてくれる。
さらに、空がPPでMAP武器を撃って行動終了したとしても
EP時にはこいし前衛になってくれるというメリットもある。
・もっとカウンターに特化するなら藍か聖になる。この二人が居れば
カウンター無双の難易度が大きく下がるので、ぜひ組ませてみよう。
・スキル構成例(カウンター無双)
読心/パターン化L3/克己/P回収(撃破)/信念/パワー限界突破/エクステンド
その他候補(カウンター以外の前衛の場合):見切り/かすり/援護攻撃
サポ型:高速移動/エクステンド/低速移動/精神上昇/支援強化
・カウンター無双の場合は、パターン化と克己を取りつつ、
少しでも火力を上げるため回避系スキルは無視していこう。
・カウンター型以外の場合はパターン化と克己を外し、見切りやかすりを取りたい。
・フル強化/嫁ボーナス
・カウンター運用なら射程+1が最有力なのだが、
サポ運用にも使える移動力+1がベター。
・後衛に入る場合、超反応センスなら射程+1か攻撃力+300、
それ以外なら攻撃力+300確定。
・嫁ボーナスは射程移動力+2とSP回復が安定。