パーツカタログから調べて、メインジェットとパイロットジェットが届きました

「あれ?数が多いんじゃないの?」 と思われるでしょうが、、、

 

えへへ

まぁ  その話は次回に。

 

今回は これを取り付けるまでの、 前回省略した「キャブレターの外し方」だけのお話です

 

 

外す行程としては

電気コード類:2ヶ所

ホース・ワイヤー類:4ヶ所アクセルワイヤー、小径エアクリーナー、ガソリンホース、ラジエターホース

本体に繋がってる所:2ヶ所 (エンジン側とエアクリーナー側)

 

になります

 

順番は自由ですが、液体が漏れる箇所やゴミが入ってはいけない所を考えて

ある程度 下記の順番に近い方が良いです

 

 

 

 

まず、電気のコードが繋がってる所を外します

端子のこの場所を押したら  引っ張って抜けます

 

もうひとつの丸い端子も同じように・・・

・・・と、 ツメが折れたぁぁぁ!

前回から折れそうだなとは思ってたんですが、、やっちまいました

 

この端子、バイク全体に回ってる電気コード類と直接繋がっていて 簡単には交換できない。

まぁ配線を切って端子だけ半田付けでもすればいいんですが、その束になったコードが高い。

べつにこの状態で差しても取れそうにないんで  もうこのまま見なかったことにします

 

 

 

 

アクセルワイヤーを外す

緑色と青色の所を外して、右に移動させます  (色は写真着色)

緑色は見たとおりナットで、青色はゴムです

左側のナットを動かすとアクセルを引く加減(ワイヤーのたるみ)も変わってしまうので

どうしても2つのナットが動かない場合を除き、動かさない方が賢明です。

逆にワイヤーのたるみが気になるのなら、ここで調整できます

 

そして ホースになってる所を左側に(アクセルが回るくらい)引っ張って、U字部分から外し、

たるんだワイヤーを溝から外せば、あとは簡単に取れます

 

 

 

 

小径のエアクリーナーホースを外します

 

 

 

 

ガソリンホースを外します

「ガソリンのホースを外すと、ガソリンがあふれ出てくるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ここの部分はガソリンタンクより上ですし、キーを回してポンプを作動させない限りはガソリンが出てくることはありません

まぁ 数滴程度は出るかもしれませんが、 気にしない

 

 

 

いよいよキャブレター本体です

ネジがエンジン側に2つ、エアクリーナー側に1つ付いています

エアクリーナー側のネジは、全部緩めなくても留め金具が ホース後方にズレますから

ネジそのものは付けたままにしておいた方がなくさなくて良いです

 

エンジン側のネジは完全に取り外さないと金具が移動しないので全部外しますが

こんな風にバラバラの3つのパーツになっていますので、最後は指で押さえながら慎重に取り外さないと、これらの部品をバイクの中に落としたりしたら あとあと面倒なことになってしまいます

 

固定金具は外れたら、繋がってる太いパイプをマイナスドライバーでムニっと外します

 

まずは エアクリーナー側から。

別にエンジン側からでもどちらでもいいんですが、私はこちら側からの方が外しやすいです

 

この「ムニっと外す」にかなり手こずる方が多いようですが

慎重に、かつ思い切ってやってください

 

たしかに乱暴にしたら劣化したゴムが避けてしまう可能性も充分あります。が、かなり思い切らないとなかなか外れません。一度外したらコツがわかるんですけどね

 

 

次にエンジン側も外します

こちらの方が固くて難儀します

また、この金属穴と  エンジンから出てる金属穴を繋いでるゴムの短いホース部分(今 金具が付いている黒いゴム)が劣化で割れやすいと有名な場所なので、取り外す際は特に注意です。こんなので1500円くらいします。

 

それでも 思い切らないとなかなか外れないんで、やっかいです

ここまで外してたらキャブ本体も結構グラグラしてるので、本体をゆらしながら、少しずつドライバーをゴム側に押し付ける感じで外していきます

 

 

 

 

 

最後に繋がっているのが、ラジエターホース

これを なぜ本体取り外しよりも後回しにしたかというと

 

これを取る時にラジエター液があふれ出てくるからです

あふれるホースを放置しながら、本体取り外しに格闘したくないので、最後に取り外します

 

 

取り外したホースの先は、クリップでも付けて漏れないようにすれば良いんでしょうが

それも面倒なので、こういう風に上向きの挟んで固定しておきます

 

 

これでキャブレター本体が取り外せて、ホッと一息・・・ 

 

なところなんですが

ぎゃー!

 

あふれたラジエター液が  エンジンに繋がる穴に入りそうです

 

幸いこのゴム部分で止まってましたが、これがエンジン内部に入ると大変なことになります

 

この後の作業中にも、屋外に漂うゴミが入ったり、虫が飛び込んだり、ツバメが巣を作ったりするかもしれませんので、ラップかビニール袋で封をしておきます

 

 

ラジエター液であたふたしてる間に、

放置していたキャブレター本体からガソリンが出てきました

ここから出るガソリンの量は結構あるので、上手くやってガソリンタンクに戻すって方もいますが、穴のいろんな所から出てくるので私は振って、撒き散らして放置。揮発させます (ぉぃ