前々回のE46の電飾弄りで注意することにて
● BMW E46のシガーソケットは、ACC電源ではなく常時電源
と言い、ナビを使う時は毎回抜き差しをしていると言ってたのですが
とうとうACC電源を取り出すことに踏み切りました
数ヶ月前、ルームミラーに映るドライブレコーダーを買ったのですが
これがシガーソケット電源で、かつ内蔵バッテリーがすぐなくなります
実際 ソケットの抜き忘れ(電源はオフ)で車のバッテリーがあがり、ご近所さんに救援を求め
迷惑をかけてしまいました
それ以来、買ってはみたものの放置状態
さすがにドラレコのためにシガーソケットの毎回抜き差すのは面倒臭すぎます
それを使えるようにしてみます
まず、買ったのは
これでヒューズボックスからACC電源を取り、シガーソケットの形として出します
手順は
1.アースの場所(-端子場所)を探し、導通してるか確認
2.ヒューズボックスから適正な空きヒューズ場所を探し、+端子を刺す
3.アース場所に-端子を刺す
4.配線をゴチャゴチャなんとかして作動を確認
です
1.アースの場所(-端子場所)を探し、導通してるか確認
ネットで「ヒューズボックス近くのエアコン吹き出し口の所が良い」とあったので
そこを利用します
先駆者がいるので導通してるのは間違いないのですが
ブログ的に確認してみます
導通確認:電気的に通電してる場所かどうか確認すること。
たとえ金属製のボルトでもそれが樹脂パーツを留めてるだけだったりするとそこは電気が通っておらず
車体アースとして使えないのです。その「アースとして使えるかどうか」を確認します
導通チェッカーの表示が[---]から[888]に変わったので電気が通ります
この場所は使えます
2.ヒューズボックスから適正な空きヒューズ場所を探し、ヒューズ型+端子を刺す
前回話したように電源にはACC電源と常時電源があり、E46では
ヒューズボックスの上段がACC電源、そして先駆者達が23番を使ったとのことなので
迷わず上段にある23番を使うことにします。ちょうど空いてたし。
と、ここでちょっとした問題が発生
一般的にヒューズには裏も表もないのですが、つまり、印字された数字が
右を向こうが左を向こうがどっちの差し方でも良いのですが
この「エーモン 電源ソケット」のヒューズ端子には「+電流が出てる側に、コードがついてるヒューズ先をつけてください」と書いてあります
そこで、このように穴にチェッカーを刺して調べようとしたのですが
下段の常時電源には針先が届くのですが上段のACC電源の方は届かないみたいなのです
しばし考え、ハッと思いつきました
前回切れたこのヒューズ
切れてるということは、単純に独立した延長端子として使えます!
どういうことをしたいのかというと、
ヒューズのお尻からは金属部が見えているので、壊れたヒューズをいったん刺して
このように
上側と
下側に
検流チェッカーを当てて、どちらから+電流が流れ出ているのかを調べるのです
(注意:当然 上下がつながっている 正常なヒューズではコレはできません)
まず上側から
出ていません
つぎに下側
13.7V と表示されました
つまり、ヒューズの下側から+電流が流れ出ていることになります
(注意:ACC電源なので、エンジンをかけないと反応しません)
よって、下側にコードが来る形で、製品のヒューズ端子を取り付けます
3.アース場所に-端子を刺す
刺しました
右側にヒューズボックスの番号が見えてますが、それくらいの空間が繋がってるので
この場所まで持ってくる配線は楽でした
4.配線をゴチャゴチャなんとかして作動を確認
余った配線ゴチャゴチャをなんとかして、チェッカーで通電を確認
そしてドライブレコーダーをこのACC電源シガーソケットに刺してみると・・・
・ エンジンスタートで作動開始&自動録画開始
・ エンジンを切った後、数秒で「ローバッテリー」と表示され(安物のため本体充電がもたない)
自動で録画も作動も終了
完璧です!
めっちゃ楽になりました。これなら使えます
このドラレコには駐車時の録画機能もありますが、やった所でバッテリー上がりするので
元々ないものとして良しとします
ACC電源化して良かった