今回はBMW E46 318iの後部アッシュトレイ(灰皿)の蛇腹修理です
↑検索に引っかかってアクセス数を稼ぐための型番表記ですw
後ろの灰皿なんですが
きちゃないです
いや、そこじゃなくて本来フタになるはずの蛇腹が割れちゃってます
ちなみに中に入っているのは、後部座席照明用の電球で
それをLED球に替えたのが約10年前で、その時に仮に入れた物がそのまんま
つまり10年間 ずーっとこのまんまだったことになります
このアッシュトレイの蛇腹が割れるってのは結構ある事例のようですが
ここまで放置してる状態はレアケースでしょう・・・
(10年乗らなかった訳でなく日常使っててコレですよ)
で、まず最初に考えるのは、修理もめんどくさいんで購入ですが、
BMW 3シリーズ E46 318i 320i M3 純正リアアッシュトレイ 灰皿 51168225988
8,748円 (- -ノ)ノ
はい、修理いきます
まず灰皿部分を上に引き上げて取り
きちゃない・・・
でなく、中に見える2つのネジを外します
そのまま上に引き上げると
電球の線がつながっているので、これを外します
するとワンセット ガッソリ取れます
蛇腹は(上部が割れちゃってるので)下方向へ引き下ろせば取れますが
これが邪魔してます
このパーツは矢印方向にグッと押せば取れますが
折れるか怖い気がするなら内側からも指で補助すれば折れることはまずないでしょう
折れた蛇腹をくっつけるには、2つのアイテムを使いました
まずは接着剤
よくあるゴム状になる接着剤ですが、これは乾燥が早く
1時間程である程度固まるので愛用してます
クリア度も良いのですが1年程で黄変するのが難点です
これを接着面に塗り、裏の谷が1/3ほど埋まる程度に重ね塗ります
表からテープで固定して
硬化するまで待ちます。汚いですがあとで処理するので大丈夫です
次に、裏面に コニシ 強力補修テープ ボンドストームガードクリヤー #04930 30mm
を貼ります
これは接着力も強く、厚手の割りに伸びも良いので、これもまた普段から愛用してます
てきとうさが目立ちますが、しっかりくっついてさえいればどうせ見えないからOKにします
ここまできて、ほぼ完成で、すべてうまくいくと思ったのですが。。。
蛇腹じゃない面が割れてしまいました
先ほどのSuperXGで補修したのですが、試しに曲げただけで完全破断してしまいました
これはマズイです
曲がってはいけない所が曲がって割れるので、逆に弾力がない瞬間接着剤で固定しました
脆く崩れる感じからして、シフトノブの時の恐怖 シフトノブ修理(失敗) が蘇ります
素材全てがボロボロに朽ち果てそうです
最後の仕上げに真上からサンダーをかけたのですが、1000番までするつもりが
他の部分までヒビが入り始めたので600番で止めました
このままでは瞬着の白さとかが残ったままなので、ここで
黒樹脂バンパー用ワックス 黒色プラスチックに光沢を出すWAX 『バンパー黒ワックス (125g)』 を使用。
前回、古い樹脂パーツの黒さ復活・・っている?っと否定的だったのですが、
これは黒い色をそのまま塗り込む、靴墨のようなものなので
まんま効果があります
写真的に全く変わってないように見えますが
白い部分がなくなり、現実にはそこそこ効果は出てます
これを本体に填め込むには、本体を二分割にします
この2箇所の爪で留まっていますので、矢印方向にはずして2つにし
あとは構造を見れば蛇腹を中に装着できます
完成
不満な点もありますが、脆い状態を考えるとこの辺が妥協点でしょう
開閉は何度かやってみましたが高速かつ乱暴にしない限りは大丈夫そうです
まぁ10年も使ってないんですから壊れるような扱いはまずしないでしょう
あとは表面にカッティングシートを貼って、色と強度を増したいのですが
車内の内装を大幅に変えるつもりなので、その色と雰囲気が決まってから
カッティングシートの色を決め、作業する予定です
黒のままが良いと思ったらこの状態で終了にします















