黒沢ひかりさんのこと を書いてて、思い出したのだが


3年ほど前、 いきなり プラモデルを作り始めたことがあります





沢庵が まだ高校生の頃、 ちょっとハジけてました


言うなら 黒沢ひかりさん がいるような世界って感じですね

もっとも その時代はコスプレやら萌えとかなく、 嶋大介とか なめ猫とか (ちょっと古すぎか?)

そういう ツッパリ全盛期時代で、 沢庵的はじけ方が異質に見えた時代だったのです


そんな沢庵の高校卒業 最後のセリフは

「もう この(女子)制服の人と対等に話せなくなるなんて・・悲しい (ノд<。)」 でした


・・・当時の時代を考えるとスゴイ発言だよな (-_-)



受験進学校であり、また その当時の時代を考えると こういう沢庵は 極めて珍しい存在だったのです



そんな沢庵は、 「大学に入ったら めちゃめちゃ遊ぶだろう」と言われてました

受験進学校では勉強に追われてますし、内申書もあるし、バイトもできないし

気質はそうでも ハジけたくても何もできないですからね

実際自分自身、そうなるだろうと強く思って 早く大学生になりたいと思ってました

たとえるなら

youtube 「ハレ晴れユカイ」ダンス(警察に追われて途中退散) こんな世界ですね

東京の大学に行って、当時は こんな集まりなどなくても、自分で作ってこういうことするだろうと

同級生の女子から思われていたのです



ところが、理科系の進路と 受験という物にしっかり向き合うために (成績に関係なく)浪人した沢庵は

まったく 違う人間になってました


結果的に 一般国立大学に進むことになったのですが、 既に明確な目的を持ち 将来のハッキリした沢庵は

上の動画でいう 警察官のような雰囲気になっていたのです

もちろん、目的意識に満たされていましたから、本人はすごく充実して 毎日が幸せでしたよ

大学には入ったものの、次の受験のために日々勉強で、体力作りのために毎日走り込みをして

本学クラブ活動には入ってましたが、それも途中でやめて、できるバイトは新聞配達くらい。

まったく遊ばなかったばかりか、その大学のある地方の観光地にすら行っていません

それでも本人は 充実して幸せでした


ただね、同窓会で会った 女子から言われました

「変わったね」 と。

在籍上、普通の大学にいるわけで、 その同級生も 大学の友人から見ても

なぜ遊ばないのか不思議に思えるわけで、ある意味反感を買うのです

沢庵にしてみれば、 その警察官の目つき(態度)のように

「若い貴重な時間を こんなバカなことをして無駄にして」 と思えてました

別に周りから嫌われていたわけではないのですが、物の考え方の根底にそれほどまでの違いがあったので

互いに理解できない という違和感があったのです

大学生でありながら、毎日 目標と国家試験と 仕事のことしか考えていませんでした


どっちが良いとか正しいかとか そういうのは省きますが

それほどまでに 変わってしまってた のです




結局、 その充実した生活・職業も 今現在は諸事情で絶たれてしまったわけですが


思い返せば 沢庵の20代というのは

そういう一般的に楽しいと思える遊びの思い出 がまったくないのです

充実はしていましたけど。




思い出、、というか ふと 人生を振り返る時がありますよね



そんな時、 沢庵にとっては


このアキバの人達というのは、若かりし頃の かなわなかった夢 なのです

普通の人なら、逆の「かなわなかった職業」のことを言うのでしょうが。




黒沢ひかりさんなんて まさに かなわなかった夢の お姫様ですね



別に 青春時代を取り戻したいとか また アキバで踊り続ける生活をしたいとかは思いませんが

ふと、なにか欠落したような、この自分本来の性格上 やってるはずのことをやり忘れたような

気がすることがあります



それで 3年くらい前に、 ふと ガンプラを作ってみたことがあります


子供の頃 好きだった ズゴックです



↓今も残ってる試作品のプロトタイプ (ホコリ かぶってます)


↑目玉のレンズがついてない状態ですけど。。(目はダイオードで光ります)



プラモ自体は (受験も職業も考えてなかった)小学生の頃 よく作ってましたが、

今とは何もかもが勝手が違い 苦労しました



研究しましたよぉ~ かなーり。


なにをって、 部隊名とか 階級とか。

架空の部隊名の設定ですが、 もう一度アニメを見直して、それが時代背景的におかしくないか とかね

生産した工場が 原作設定にあるかどうか とかまでもね

そして、 それをオークションに出したのです




さらに アニメ全般を見直して 細かい修正を施して 数パターン作りました







だんだん 何万円という高値で売れるようになってきて


東京の人も買ってくれるようになりました



嬉しかったですねー



なにが嬉しいかって

あの アキバ住人が 認めてくれた ってことがです




金額が上がることより、評価のレスや 感想のメールが嬉しかったな


秋葉原には腐るほどのフィギュアがあるわけです

特にガンダム系とかは もう沢山。

しかも こだわりを持つマニアな方が多い


そんな人が アキバの店で買わず


自分のを買ってくれて 認めてくれたってのが すごく嬉しかった




ヲタって人を 変な目で見る人がいますが


まぁ それもやむを得ないかもしれませんが

見る目知識こだわり ってのは、半端なくスゴイ ってのは わかりますよね?




そういう人達に 認められたってのが ホント 嬉しかったんです