『たからもの』
「虹の下には宝物が・・・」
ケビンとロバートは大の親友です。
いつでも、どんな時でも二人は助け合い、お互いがお互いのことを自分のことのように思い合っていました。
そして二人はいつも虹を見つけると、虹の下の宝物を探しにどこまでも走っていきます。
しかし虹の下には到底たどり着くことはできません。
ある日ケビンは虹を見つけ、ふっと3つの疑問が思い浮かびました。
1、そもそも虹の下には宝物がない
2、もうすでに誰かが宝物を持ち去ってしまった
3、実は妖精が宝物を届けてくれる
ケビンはその時、ピンときました。答えがすぐに分かったのです。そうです。答えは3番です。「僕の親友ロバートこそが虹の下に埋まっている宝物なんだ!」
そう気づいたケビンはこれからもロバートを大切に思い、ずっとお互いを支え合い続けました。
あなたにも宝物のような親友はいますか?