単気筒ガンマ/ウルフ/TS-R の情報について 本編

 

RG200・200・TS200Rのピストンについて

 

私は125ガンマしか所有していないので、このシリーズも基本的に125ガンマの話が中心です。

 

200の記事を書くことになった経緯を説明すると、

 

  1. オーナーサイト掲示板にて、RG200のリプレイスピストン製作の相談と、RG200とTS200Rのピストンの違いについて投稿があり。
    200用社外ピストンについて
     
  2. ピストンリングは途中で共通になったけど、TSはピストンピンにワッシャーが入っているのにガンマにはないらしい。
    コンロッドや小端のベアリングは共通
    つまりこのワッシャーを抜いたり入れたりすれば、相互に流用可能?
     
  3. そんな話を昔聞いたことあるなと思ったら、数年前にTwitterでZRT600のピストンの件で話題になっていたのを思い出す。
     
  4. どうやら、設計思想の近いエンジン(RG125/200Γ・ウルフ125/200・TS125/200R・VJ22A・ZRT600)で、ここにワッシャーが入っていないのはRG200・ウルフ200だけっぽい。
     

といった感じです。

Twitterの件に関しては今回のTSとガンマの違いの話も含めてtogetterにまとめてあります。ZRT600っていうスノーモービルのエンジンの腰上が200ガンマに使えそうという話

RG200のピストンについて

 

 

 

ちなみにピストンの件は販売が決定したようです。

TKRJ (株)SUZUKI RG-200FN/Γ(NH11A)のピストン制作決定

お知り合いに200乗りの方がいたら宣伝をお願いします。

ガンマのスクリーンのピン(94616-22D00)

Vガン・単ガン等この年代のスズキ車はこのピンが使われていますが、外すのが厄介です。

SMにはこんなことが書いてありますが、破壊せずに外すのはまず不可能

 

 

メーター裏等は手が届きにくく大変なので普通のボルトに変更しました。

 

色々と外し方を試し、最終的にワッシャーを浮かせる→裏から押し込む→頭を掴んで引っこ抜くという手順に落ち着きました。

 

 

黄ばんでいたのでヘッドライトと同じ要領で磨きましたが、これ以上よくなりませんでした。

 

 

ねじはM4 長さ12mmが合います。間にゴムワッシャをいれてこんな感じにしました。