誰しも理想がある
鼻が高くなりたい
背が高くなりたい
小顔になりたい
いい声になりたい
それを持っている人がいて
それに憧れる人がいて
自己嫌悪に堕ちるときもある
なんでこんな顔に
なんでこんな声に
なんでこんな性格に
ないものねだりしてない？
全ては手に入れられない
でもさ
一度落ち着いて考えてみよう
きっとあなたが嫌うあなたを
誰かが憧れてる
その背の小ささが可愛い
その声が好き
その顔が好き
きっと誰もが誰かの憧れであり
誰もが誰かの理想である
きっとそこまで嫌ってるのも
きっとそこまで欲しがってるのも
自分だけ
人はどうあがいても
自分でしかない
明日も明後日も
わたしはわたし
忌み嫌うわたしも
誰かの憧れのわたしも
わたし
だったら、もっと自分を見てあげよう
ダメなところをダメと言う前に
そうしないと
自分に憧れてくれてる誰かに失礼じゃない？