大河ドラマ「光る君へ」

18回「岐路」の感想の続きです。

 

清少納言(ききょう)は

中宮・定子より賜ったお菓子を

携えて、

まひろ邸を訪れた。

まひろとおしゃべりがしたいようですね。

(お菓子もおいしそう!かりんとう かなぁ。)

 

 

次期 関白騒動でうんざりした清少納言。

 

まひろも

「次の関白は道隆様の若君だと…」と

父から聞いていたので、

その話を清少納言にしてみた。

清少納言は
 
道隆の若君・伊周になってもらいたいけど、
権大納言の道長という説もある、
と話す。
 
道長は公卿の間でも、女官の間でも
人気はない、とも話す。
 

 

 

清少納言自身も
道長のことを気に入っていない。
「権勢欲もまるでない」という。

 

清少納言が帰ったあと、
まひろは一人、考えた。
「道長、人気がないんだ……」

 

 

また、

まひろ邸を

さわが訪れた。

 

さわの父親が肥前守を拝命したので、

一緒にいくようである。

 

「もしかしてもう
お目にかかれないやもしれません」という。

(勝手な女だ)

 

 

女院・詮子が涙ながらに訴えた翌日、

一条天皇は伊周ではなく道長に

内覧宣旨を下した。

 

その一月後、

一条天皇は道長を右大臣に任じた。

 

道長は内大臣の伊周を越えて、

公卿のトップの座に就いたのである。

 

倫子の東山殿では

女院のおかげで、道長が右大臣になったことを喜ぶ。

もう一人の妻・明子も
その兄・源俊賢も
道長に一目置くようになる。
 

 

 

 

道長は、

政権トップの座について、

自分の心に

目指すものがあったのだろう。

 

まひろとの密会の場所・廃屋に

来て、考えていた。

 

そして、

「道長様は偉い人になって

よりよき政をする使命があるのよ」

というまひろの言葉、

を思い出して月を見上げていた。

 

 

 

そこへまひろも現れた。

お互いを見合ったが。
 
 
声をかけないようですね。
(せっかく会えたのに。)
昔の己の志を
思い出そうとしているんですね。
 
今、語る言葉は何もない。
夢のような、うつつのような‥。
(声をかけずにかえっちゃうの?)