1/7。
岡崎、岩津方面の寺社を見たあと、
少し離れて、矢作川を西へ渡り、
ここから家康公一行が
川を渡り大樹寺へ(東へ)向かったとされています。
鹿の姿を見て、川を渡ったとされています。
~~~~~~~~~~~~~~~
天野ひろゆきさんもその伝説を演じていました。
~~~~~~~~~~~~~~~
ここから1㎞ほど南へ行くと、鹿が現れた森があります。
ここ、
長瀬八幡宮の森です。
松平元康(徳川家康)は大高城から退去の途、
大雨で増水した矢作川を渡ることができず、
神に加護を一心に祈ったところ、
森越郷・長瀬八幡宮の森(ここ)から神鹿が現れ、
元康を背中に乗せて
矢作川を渡り、徳川家の菩提寺である大樹寺に入り、
無事、岡崎城に帰城した。
となっています。
この森から鹿が現れたんですね。
家康公からはるか時代をさかのぼり、
源平の合戦の時代、
前九年の役で、
源頼義が同じように川を渡り
陸奥の国・多賀城へ向かおうとするときに
川の増水にあい、困っているときに
八幡大菩薩に祈願すると、神霊が現れ 鹿の姿に変え、
頼義が渡るのを助けたのだそうで、
その後、
源頼義は奥州を平定し、
京に向かって帰路の途中、1063年、
この矢作川に差し掛かったときに、
八幡大菩薩のご加護があったことに思いを馳せ、
八幡宮を建立したそうです。
それが長瀬八幡宮の創建であるとされています。