九州での私立受験が始まりました。今週には合格発表が始まり、合格者には、各種書類が届きます。その中に入っている書類に入学金の振り込み期日が書かれていますが、ほとんどは、最難関の久留米附設やラ・サールの前に入学金を振り込まないと入学辞退とみなされます。

この入学金問題。すごく悩みますよね。

 

 

 

 

私立難関を受験する方は、本命の学校を受ける前に何校か受験すると思います。

 

本命の学校以外には行かないが、練習として何校か受けるという方は、入学金問題を気にする必要はありません。

 

しかし、本命の学校に不合格になった場合も、他の私立難関校に行く可能性があるという方は、入学金問題に頭を悩ませると思います。

 

または、公立学校の結果を見てから決めたいと考えている家庭も非常に悩むと思います。

 

 

 

 

まず、公立高校には行かず、多分私立難関校に行くと決めている場合は、滑り止めの学校に入学金を支払っておくべきです。結構な額が必要ですが、本命の学校を受けるときに、心の余裕になりますので、平常心で本命の学校を受験するためにも、必要なお金かと思います。

退路を経って、実力以上の力が発揮できるのなら入学金を振り込む必要はありませんが、そのような方は、滑り止めを受けませんよね。

 

場合によっては、合格の順番によって、振り込む学校が2校になる場合も想定されます。

愛光、東大寺、西大和、青雲など、受ければ受けるほど、振り込み期日と学校のランクで頭を悩ませると思います。

 

その場合でも、入学金でケチって本命の学校の受験に影響が出るくらいなら、払ってしまった方が良いと思います。中学1年からの塾代等を考えたら、最後にたった入学金程度を渋って、本番のパフォーマンスを落とすのは、もったいないと思います(この時期になると大分金銭感覚が麻痺しているせいでこういう考えになっているのかもしれません)。

 

 

 

 

入学金は公立高校の結果が出てからで構わないという学校もあります。

しかし、その場合、制服採寸や教科書等の必要な物品の購入の日程などが、公立高校の発表の前に来るので、学校側と連絡を取って、イベントの都度どうするか決めなければなりません。

 

入学金を支払って、公立高校の結果を見てから判断するという方も同様に、学校側との調整が必要なります。

 

 

 

本当にお金が掛かりますよね。

受験料、交通費、宿泊費などなど。

でも、3年間頑張った子供達の実力を披露する場ですので、親も子も最後の一踏ん張りです!