ちょっこし苦手な義理兄サン② | ニューヨークブルース。国際結婚の悲喜コモゴモ・・・

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ニューヨークに単身で渡り早や35年目。アメリカ人の夫とハーフの息子(マンハッタン生まれ育ちで社会人3年生) の3人家族が織りなすニューヨーク生活を、思いつくまま綴っていきたいと思います。

前回の記事はコチラ

 

 

夫のイカオを含めた8人兄弟の中で、最も成功しながらも、

 

一番シブチンな義兄2とその妻。

 

 

お金 ドクロ お金

 

 

 

メリーランド州の彼らの大きな家に、親兄弟を招待することはまずなかったのだが、

 

 

なぜだかある時期、私たちを感謝祭のディナーにと、数年たて続けに声がけしてくれた。

 

 

しかしいつも義兄3の方が先に招んでくれてたり、イカオが感謝祭の翌日仕事で、泊まることが出来ないから、などの理由で

 

 

断り続けていた。

 

 

 

すると4年目くらいに、感謝祭の祝いは当日やらずに、週末にするから来いと言われ、断る理由がなく

 

 

レンタカーをして、初めて彼らの家にお泊まりに。車

 

 

 

ニューヨークを出て少しした頃、車内から撮ったので、色々反射している

 

 

数時間の運転の末着くと、義兄2が玄関にお出迎え。

 

 

義兄2妻は、入り口の廊下から続く奥のキッチンのストゥールに座ったまま、手を挙げての挨拶のみ。

 

 

この奥さんは、私たちに限らず家族の誰に対しても、口数少なく愛想がないので、私たちも慣れている。

 

 

彼女の前には、飲みかけの赤ワイン🍷(ボトルも)と数種のおつまみが。

 

かお

 

 

義兄2に案内されてダイニングルームのテーブルに座り、会話が始まるが、

 

 

一向に私たちの飲み物類が出てくる気配がない。

 

 

……シラー

 

 

義兄妻は、引き続きストゥールに座ったまま、自分だけ飲み食いしているし

 

 

義兄2も、私たちが着く前から飲んでたワイン🥂を自分だけ飲み続け、空になると手酌して、私たちには何にも出てこないし、聞きもしない❗️滝汗

 

 

 

もちろんエンリョのカタマリであるイカオが

 

 

義兄に何かを頼める訳もなく

 

 

当然の成り行きとして、私が口を開く。

 

 

 

「ねえ、お義兄さん。私たちが持って来たシャンパン🍾開けませんか?」

 

 

すると義兄2の言うことにゃあ

 

 

「あ、飲みたいの? じゃ、ボクの飲んでるこのワイン、一緒に飲む?」と言ってグラスを2つ持って来て注いだ。

 

 

 

「飲みたいの?」

じゃねーよ‼️

 

     ムキー ムキー ムキー

 

 

(飲みたいケド) 

 

いや、そういう問題じゃない‼️

😤

 

フツー、ホリデー・シーズンにアメリカ人の家に招ばれたら、まず聞かれるのが

 

「なに飲む?ビール?ワイン?遠慮しないで!」だろー!?

 


義両親の家でも、他の兄弟の家でもそうだったよー!笑い泣き

 

 

パンチ!コノ!パンチ!コノ!パンチ!コノ!

 

 

 

 

ところで気になることがある。


「もうじきターキーが焼けるから、30〜40分で夕食の予定だよ」と義兄は言うのだが


ぜんっぜん、ターキーの焼ける匂いがして来ないんですけど…⁉️😰


これだけは自信持って判別出来る。


だって私はターキーの焼ける匂いが嫌いだから、ものすごく鼻につくのだ。


しかしこの日は匂いが鼻につかないどころか


オーブンで何かが焼かれてる気配すら感じられない。

 

 

むっ はてなマーク むっ


義兄2の予告どおり、30分くらいで、義兄妻がスライスされたターキーを持って来て、義兄はそれぞれの部屋にいた彼らの2人の息子を呼んだ。


私の隣に座った下の子が、愛想よく挨拶してくれたあと、こう言った。

「今日のために、先日の感謝祭はターキー食べなかったんだよ。ね、Dad」

 

 

 

タコ「まあ…悪かったわね…私たちのために。代わりに何食べたの?」

下の息子「えっと、ハムとか色々…」

ほっこり

 

 

しかしそのターキーを一口食べてみて、すぐわかった。



!! !!


それがレンチンされて温められたものだと…



叫び 叫び 叫び


 

義兄2夫婦は料理好きで、パスタだって自分たちで粉から作ると自慢しているくらいだ。👺ドヤ顔



クリスマス・ホリデーに皆で義両親の家に集まった際に、義兄2妻が焼いたターキーを食べた事あるけど、ジューシーで柔らかくて美味しかった。


しかしここに出された「焼きたて」であるハズのターキーは、パサパサで硬くてあっという間に冷めていく肉だ。

 

 

せめてワインかシャンパンで流し込めたならまだ良かったが、義兄も妻も、私たちが着く前から散々飲んで満足したらしく、(真っ赤な顔がそれを物語る)

 

一杯づつしか飲んでない私たちの空のグラスは放っとかれたまま食事は終わり

 

 

私たちの持って行ったシャンパンが開けられることもなかった。


 

あまり悪口ばかり言いたくないが

( いや言いたい〜笑い泣き)

 

つけ合わせもヒドかった。

というより、いわゆる付け合わせは、「なかった」

 

野菜関係は、人参、キュウリ、セロリの細切りが小さなボールに入ってて、市販のディップソースが横に。

 

この頃、義兄妻はベジタリアンになっていたから、きっと凝った野菜料理が出るのではという予想は完全にハズれた。


私たちがダイニングルームで待ってる間、義兄妻はずっとキッチンで1人ワインを飲み続け、ずっと何か食べてたから

 

ディナーはほとんど手をつけない。ドクロ

 

 

 

プレーンなパンと、普通のマッシュポテトとパサパサのターキー。それに野菜の切れっ端の感謝祭ディナー。


…… ガーン汗


ご想像に容易い通り、デザートの用意も

「なかった」チーン
 

 

私たちがNYの日本のベーカリーから買って行ったパンプキンパイの他には、市販のクッキーが少量出されただけ。


 

家族全体の集まりには、いつもゴージャスなパイやケーキを焼いて持って来る料理自慢のご夫婦ですけど!?



DASH! DASH! DASH!

 

 

コレは一体どういう事なんだろう…

はてなマーク

 

 

私たちが嫌いで、意地悪したかったのか?
 

😈


昔も今も、親兄弟を家に招ぶことを滅多にしない義兄2が、珍しく何年も私たちに来て欲しがったのは、私たちへの


 

復讐か何かなんだろうか…⁉️ 😱 😱


 

でも理由がわからない。


 

おっとり兄弟の中でも特に従順で、親兄弟にも遠慮のカタマリのイカオは、明らかに義兄2のお気に入りの弟なのだ。

 

私だって、家族の中では特に目立った事をしないので、透明人間に近いはずなのだが…

 

寡黙でいつもワインばかり飲んでる義兄妻の(でも弁護士って、喋るのが商売じゃないの〜?)価値観は知らないが

 

超リベラルな義兄2は、人種差別者ではないことは確かなのだ。

 

むかっ むかっ むかっ

 

 

おそらく義兄2は、妻も菜食主義になって肉を食べないから、余りすぎるターキーを捨てるよりは、従順で貧しい弟夫婦に食わしてやれ、という施しのつもりだったのだろう…。

 

 

もてなしの精神が超人的に欠けているのが、私たちの悲劇に繋がったわけだが…😩


 

しかし甥っ子が、わざわざ「ターキーはこないだ焼いてないんだよ」と嘘をついたのは、手が込んでたな…

🤔  🤔

 

 

義兄2夫婦の自慢の、当時中学生の甥っ子は、愛想が良くてやる事にソツがない。


その数年前までは、2歳上の長男の方が彼らのお気に入りだったのだが、

 

その長男が彼らの自慢ではなくなる残念な出来事が、色々起こったのだ。

ドンッ

 

 

ということでそのお話は次回に…



Again…To be continued…
 

 

いつも長くて、スマンこってす…タコあせる

🙏合掌