20.12.10 ドリボ 2020 初日 レポ【後半】 | full of love

full of love

ジャニゴト・ツレヅレゴト。

ドリボ2020初日レポ後半。

 

--------------------------------------

DREAM BOYS 2020

2020年12月10日(木) 開演18時~ 帝国劇場

--------------------------------------

 

[Scene11夜の街の中] WANTED/THE WALL

今回、初めて幕間がなくなったドリボ。

例年通りならユウタが「何もかも引き受けてやろうじゃねぇか!」と赤布を掴みオケピに落ちて一幕終了。

今年は赤布が舞台上を隠し、ユウタがオケピへ落ちるのは一緒。ただ、赤布は掴まれずにすぐに回収。

そして去年追加された「Sad Song」はカット。初演ドリボで滝沢も歌ってた曲で結構好きだったのにな~。

 

赤布が回収されると「WANTED」が流れて来て青ジャケット姿でユウタを探してる侍たちが。

(去年のセトリだと「Mr.WANTED」なんだけど…Mr.どこいったw)

ヘリのプロペラ音とサイレンが鳴る中「警察に捕まる前にユウタを見つける」と息巻く侍。

レイア「当たり前だろ!…おい、もっとよく探すぞ。」

ワンフレーズ歌いながら侍は上手へ。同時に警察に追われて上手から下手に逃げるユウタ。

 

「キーン!」という音と共に上手にジン。浮かび上がっているような淡い照明でボクシングガウン姿。

「ユウタは俺の顔面は狙わずにボディだけを打ってきた」とモノローグ。

ボクサーとしての血が蘇り、最後にカウンターを顔面に入れてしまうまではボディしか打ってこなかった。

ジン「あいつは何をそこまで抱えてるんだ…。」

 

今度は下手から美 少年4人が登場して「早くユウトを見つけないと!」と話しながら「WANTED」を歌う。

ヒダカ「チャンプの連中に見つかったら何されるか分かんねぇぞ!」

リュウガ「なぁ、本当にユウタが刺したのかな?」

ヒダカ「そんなわけないだろ!頼むユウタ、逃げ切ってくれ!」

 

下手からマダム、上手にマリアさんが登場。

マダム「ごめんなさいユウタ。あなたをこんな目に合わせたのは私。あなたを救えるのは私しかいない。」

マリア「マスコミは毎日ユウタのことを書き立てる。立派なダーディーヒーローになった。」

あとはユウタを探し出し人前に晒すだけ。とつぶやくマリアさん。

 

パトランプの様な赤いピンスポの下で侍と美4人が「WANTED」を歌ってはけるとユウタが4Dフライング。

感染予防かパネルは開いたオケピからさらに奥の方、舞台中央くらいに設置。

パネルにパトランプが映り「容疑者は南西方向にナイフを持ち逃走中…」という無線の声も追加。

途中で一度下りて「ユウトに手術を受けさせるまでは捕まるわけにはいかない」と言い再び逃走。

ちなみに今年も謎のシャッターガシャン!と謎の妨害人とバトルは無しw

 

[Scene12 テレビ局] DREAM BOY(デビューVer.)

4Dフライングのパネルが左右に開くと下手からマリアさんと美 少年4人。

美の衣装は白地にミラーとかついてるキラキラ衣装でかわいい。

 

ナオキは「生放送、緊張するな!」と喜び、リュウガは「全部マリアさんのおかげです!」とお礼。

「ついにここまで来たのね!」と喜ぶマリアさんにヒダカはマダムとの関係を聞く。

マダムが現役のときに付き人をしていたマリアさん。でも色々あってそれぞれの道を進むことにした、と。

マリア「…エマさんになにか言われたの?」

ヒダカ「いいえ!別に…。」

 

スタッフから本番1分前の合図がかかりスタンバイを始める4人。

マリア「病院にいるユウトの分まで頑張って今日の生放送を成功させないと。」

「今週の注目曲、DREAM BOY」と紹介され、歌い始める前にヒダカがメッセージを伝える。

ヒダカ「今から歌う曲は5人で歌う曲です。病院にいるユウトが戻るのを信じて、ユウトの為に歌います。」

 

歌い出しは金指「ねぇきっと僕たちは気付かないだけ♪」→藤井「今もこの星は廻り続けている♪」

→浮所「振り向く必要は♪」→龍我「ないさ 明日を目指して進めばいい♪」

鉄骨セットの両脇にあるスクリーンには歌っている姿が映し出される。

Aメロからの歌割りも金指→藤井→Bメロ浮所→龍我の順番…って、4人とも歌が上手い!

とりあえずこのときの感想は「歌上手い」と「龍我たん脚なげー」←本当にメモってたw

 

サビで美4人が立ってる盆が反時計回りに回転するとユウトの病室セットが現れる。美は盆の裏側へ。

チェックのパジャマ姿でベッドの上に寝たまま、4人が歌う生放送をテレビで見ているユウト。

ユウト「俺もみんなと歌いたい。みんなは戻ることを信じて待ってくれているけど無理なんだよ…。

兄貴も俺のために逃げ続けている。兄貴…もういいんだ。もうやめてくれ!」

 

ベッドからユウトが落ち、床に突っ伏して胸の内を叫ぶ。

ユウト「全部俺のせいなんだ!どうせ俺は長くは生きられない。みんなが俺のため俺のためって!」

「もうやめてくれ…もうやめてくれよ!」と泣き叫ぶユウト。

大サビ前に再び盆が正面を向いて4人のパートに。下手から浮所・金指・藤井・龍我の並び。

「一歩先で倒れることを選ぶ♪」で上に伸ばした腕を下す振付け。

 

下手にマダムとマリアさんが登場して、去年の「マダムのオフィス」シーンがScene12に追加。 

マリアさんに「ユウタのグローブに鉛が入っていたのは確かなの?」と聞くマダム。

自分で鉛の板を入れたのにマリアさんは「ええ。信じられなかったんですけど」と答える。

マリア「ユウタのパンチでチャンプが倒れるなんて、もしかしたら何か仕掛けがあるんじゃないかと…。」

マリアさんの言葉を遮る様に「ユウタはそんな子じゃないわ」とマダムが言い切る。

マダム「小さな頃から正義感の強い子だったんだから。」

マリア「…ユウタの小さい頃をご存知なんですか?」

 

ふたりの元に「おつかれさまです」と白シャツになったヒダカがジャケットを手にやって来る。

チャンプの意識が戻ったのかマダムが聞くも、ヒダカの口から出た言葉は「まだ、なんとも言えません」

でもタイショウは幸い致命傷になる傷ではなかった。

マダムに「理由は分からないけどユウタは何億ものお金を欲しがっていた」と伝えるマリアさん。

マリア「私、悪い予感がするんです。」

 

「何のためか知らないの?」とマダムに聞かれたヒダカは「考えられるのはユウトの病気…」と答える。

ユウトの病気が重症と気付いたマダムはマリアさんにこの件から手を引く様に伝え、ヒダカと病院へ。

ひとり残ったマリアさんは「…そろそろ仕上げにかからないと…」とつぶやく。

 

[Scene13A 街の中]  Make You Wonder VS Walking To The End

左右から侍が登場し「チャンプの意識が戻らない!」と叫ぶレイア。

さらにタイショウも入院中だし、ユウタはボクシングをやる資格がない!と怒る侍たち。

タイコウ「とにかくあいつは必ずここに来る!ユウトが入院してるからな。」

ヤバナ「チャンプ、頑張ってくれればいいけど…」

不安になるヤバナに叫ぶレイア。

レイア「チャンプがこんなことで負けるはずねぇだろ!」

 

「Walking To The End」を歌い始めた侍は上昇したせりの上。階段を下りると下には美 少年4人。

美4人が「Make You Wonder」のAメロを歌い、チャンプチームと始まる言い争い。

「何しに来た!」「ユウタをどこに隠した!」と侍たちに怒鳴られ「俺たちも探してるんだ!」と答える4人。

ナオキ「ユウタはあんなことする奴じゃない!」

「鉛の板が入っていたのは事実だ」と反論されると美4人はせりの上に移動。

 

ヒダカ「色々なことが一気に起こるなんておかしいと思わないか!?」

しかし「ユウタはグローブに鉛を入れてリュウガを刺したんだ!」と侍たちは聞く耳を持たない。

さらに「挙げ句ユウタは逃げ回ってる。許される訳ねぇだろ!」と激高。

サビはせりの上に美、その下に侍が並び「Make You Wonder」「Walking To The End」を交互に歌う。 

階段セット2つをスタッフさんが片付けるとせりが下がり、殴り合いが始まる。

ヒダカは「よく考えてくれ!全部ユウタがやったのか!もしユウタも被害者だとしたら?」と侍たちを説得。

 

ヒダカ「今は争うべきじゃない。チャンプとユウタを助けるには真実を知ることだ。」

レイア「どうしろっていうんだよ?」

タイショウの意識が戻るまでユウタを探し、良いニュースをユウトとチャンプに届けよう。とヒダカは提案。

「今回の騒動はユウトの病気が関係してる気がする」と言うヒダカ。

ヒダカ「まずは先生に話を聞いてみよう。お前らはユウトを探し続けてくれ。」

 

[Scene13B チャンプの病室] THE DREAM BOYS

盆が回転すると病室のベッドに酸素マスクをつけて寝ているジン。

傍らにいるパジャマの上にパーカー姿のユウトがジンを見ながら「THE DREAM BOYS」を歌い出す。

上手にユウトと同じくパジャマにジムの黒パーカーを着たタイショウがピンスポの下で歌う。

さらにBメロから摩天楼の夜景紗幕奥の大せり上にユウタが登場してサビは3人。

 

天井から白いドレープカーテンが降下してベッドに眠るジンとユウトのみに。

ジンは「ユウタ…?ユウトか」とつぶやきながら目を覚まし酸素マスクを外す。

意識が戻ったジンに「気がついたんだね。よかった…!」と安堵し5日間眠っていたことを伝えるユウト。

 

ジンは自分が眠っていたその日数に驚き、次にユウトが病室にいる理由を尋ねる。

実は自分も入院していることと「俺、とんでもないことをしちゃったんだ」と事故のことをジンに告白。

ユウト「兄貴とタイショウが揉み合いになって、ナイフを持ってたタイショウを止めようとして…。」

ふたりの間に入り、気付いたらタイショウのお腹にナイフが…。と泣くユウト。

ユウト「そしたら兄貴がナイフを取り上げて、お前は何も言うなって…。」

 

「ごめんなさい」と謝るユウトにジンはタイショウの容体を尋ねる。

タイショウもこの病院に入院していることを伝えると「お前は大丈夫なのか?」と優しく聞くジン。

しかし「僕はもういいんだ。もう無理みたい」とユウトは投げやりに。

ジン「無理って何が?」

ユウト「移植する心臓が無いらしい。だからもういいんだ。」

「移植」という言葉で「ユウタの奴…そういうことだったのか。」と全てを悟ったジン。

 

座るように言われベッド脇の椅子に座ったユウトにジンが話し始める。

ジン「大切なことは諦めないことだ。絶対に諦めちゃダメだ。チャンピオンになりたいんだろ?」

しかしユウトは「僕の夢は夢のままで終わるんだ」と弱音を吐く。

ジン「夢はひとりでは叶えられない。お前にはお前の夢を叶えてあげたいと思ってる奴がいるだろ?」

ユウタがボクシングをやめたのも本当の弟みたいなユウトのためなんじゃないか?と言うジン。

ジン「最高な兄貴じゃないか。あいつとは対立ばかりだったけど羨ましかったんだろうな…。」

 

「俺もお前みたいな弟が欲しかった」と微笑み、ジンは枕元にあるグローブを取るようにユウトに頼む。

「やるよ」と言いながらユウトに渡したそのグローブはチャンピオンになったときに使っていた物。

ユウトは「こんな大事な物…」と遠慮するけど、ジンは「いいから」とグローブを譲る。

上手にふたりの会話を聞くタイショウ。

「またボクシング教えてくれるかな?」と聞くユウトにジンは「もちろん」と答える。

 

グローブを胸に抱えて出ていくユウトと入れ替えでタイショウが病室に。

チャンプの意識が戻ったことを喜ぶタイショウ。

ジン「ユウトから聞いたよ。ユウトがお前を刺して、それをユウタがかばって逃げ続けることを。」

「タイショウがナイフを振りまわすなんてよっぽどキレてたんだな」とジンに言われて謝るタイショウ。

ジン「あいつは全てを引き受けて逃げている。そういう奴なんだ。」

 

タイショウはジンに病院の先生から聞いたユウトの病状を伝える。

ユウタが多くを語らなかった理由はユウトに移植する心臓を探していたから。と。

タイショウ「映画でその費用を手に入れたかったらしい。」

「ああ…」と答えるジンに「だからってグローブに鉛の板を入れるなんて!」と声を荒げるタイショウ。

 

「鉛の板」と言う言葉に、試合からずっと意識を失っていたジンが驚く。

ジン「鉛の板?どういうことなんだ!?」

タイショウはそのことでユウタが犯罪者扱いされ警察から逃亡していることを伝える。

ジン「鉛の板なんて入っていなかった!戦った俺には分かる!」

再び頭痛に襲われながらも、ジンは試合中にユウタがボディしか打ってこなかったことを話す。

ジン「それでも俺は負けた。」

タイショウ「じゃあ、なんでこんなことに…。」

 

「今度は俺たちがユウタのために…とにかくユウタを探せ」と指示し、タイショウは上手にはける。

ひとり残ったジンは苦しそうに顔を歪め「何もかもひとりで抱え込みやがって」とつぶやく。

ジン「勝て。勝つんだユウタ。負けるなよ。」

 

ユウタとふたりで作った曲「THE DREAM BOYS」をアカペラで歌うジン。

歌声は徐々に途切れ始め、意識を失ったジンは目を閉じる。

「チャンプの苦悩シーン」のナースたちが登場すると天井から落下して床に突き刺ささる白い花。

(いつも何本か刺さらないことが多いけど、綺麗に全部刺さってた!)

ジンはベッドごとJAEさん演じる医者たちによって舞台後方へ。

 

[Scene13C 病院の前]

退院した(?)タイショウがレイア・スゲタ・タイコウ・リュウガ・ヒダカの元に行き真実を伝える。

ちなみにここはいつもの「Fight All Night」のインストバック。

タイショウ「みんな!俺を刺したのはユウタじゃない!俺が引き起こした事故だったんだ。」

じゃあ何故ユウタが逃げているのか聞くスゲタに「ユウタはみんなをかばって逃げている」と答える。

 

タイショウ「それにチャンプが言ってたんだ。グローブに鉛なんて入ってなかったって!」

タイコウ「じゃあ、誰が仕組んだんだよ!」

ふたりの会話を聞いていたヒダカは思いついたように「…マリアさんか」とつぶやく。

ヒダカ「マリアさんが強引にユウタを映画の主役にしなければこんなことにならなかった。」

本当にマリアさんが黒幕なのかは分からないけれど、マダムと過去に何かあったみたいと伝えるヒダカ。

 

「とにかくマリアさんとエマさんのところに行こう!」と走り出す6人。

後ろでは警察から逃げるユウタと、ユウタを探しているマダム。

6人以外の侍と美のメンバーも下手から上手へ走り抜ける。

 

[Scene14 街の路地裏] Get It!

パトカーのサイレン音が遠くに遠ざかる中走り込んで来るユウタ。

前半と同じ様にユウタが幼い頃に母親に冷たくされていた記憶が声のみで流れる。

ユウタが母親の絵を描いて褒められたことを伝えているのに興味を持たない母親。

グズるユウタに「忙しいのよ。あなたも大人になれば分かるわ」と冷たい。

ユウタ「だったら僕は大人になんてなりたくない!大人なんて大嫌いだ!」

 

下手にあるベンチに座ると上手からマダムが登場し「ユウタ!」と声を掛ける。

ユウタ「エマさん…。」

マダム「ごめんなさい。こんな思いをさせて。もっと早くに言えればよかったんだけど。」

「取り返しのつかないことになってしまった」と膝をつき喋り始めるマダムに戸惑うユウタ。

マダム「私は夫と子供を捨て仕事に夢中だった。主人が亡くなった時もステージで歌っていた…。」

自分で選んだ道だったけど苦しんでいるユウタを見て己の間違いに気付いたと告白。

 

ユウタ「あんた何言ってんだ?…まさか。」

マダム「そう。私はあなたの母親なの!」

真実を知ったユウタは「今さらそんなこと言われても…!」とぐちゃぐちゃになった感情を吐露。

ユウタ「無視されて施設に入れられて!今さら母親みたいな顔されても遅いんだよ!」

 

マダムが謝罪しているところを後ろで見ていたマリアさんが「探しました。エマさん」と話しかける。

マリア「ユウタ、みんな探していたのよ。ケガはない?」

そこに下手からタイショウ・ヒダカ・リュウガ・スゲタの4人も登場し、マリアさんに真実を問い質す。

ヒダカ「マリアさん、もうやめようよ。」

リュウガ「マリアさん、あんた何を企んでるんだ。」

チャンプが鉛の板は入っていなかったと断言したことをマリアさんに伝える4人。

タイショウ「なんでそこまでしてユウタを追い込むんだよ!」

 

「ずっとこの機会を待っていた」とマリアさんが告白し始めると「Get It!」のイントロが流れてくる。

「あなたに人生を壊された私の復讐!」と言うマリアさんの言葉に「復讐?」と驚くユウタ。

歌い出しからマダムバックとマリアバックに分かれたいつもの女性アンサンブルさんたちが登場。

イントロでレイアとタイコウもINして踊る。

 

ユウタは舞台後方の大せりに移動してせり上がり。

アンサブルにJr.が囲まれるときは下手にタイコウ・ヒダカ・リュウガ、上手にタイショウ・レイア・スゲタ。

間奏はユウタとJr.6人→マリアさん→マダムがそれぞれダンス。

2コーラス目はユウタがマリアさんとマダムに向かって歌い、マダム・マリアさん・ユウタの3人で歌う。

最後は下手のマダムの後ろにタイコウ・リュウガ・ヒダカ、センターにユウタ。

上手のマリアさんの後ろにタイショウ・レイア・スゲタが並ぶ。

 

ユウタに「もうやめてくれ!」と言われ、復讐のきっかけを告白し始めるマリアさん。

マリアさんがマダムの付き人をやっていた時にマダムには心臓の病気に倒れた夫がいた。

家庭よりも仕事を選んだマダムのかわりにマダムの夫の看病をしていたマリアさん。

マリア「ひとり苦しむあの人を置いてどうして笑顔でステージに立つことが出来るの!?」

 

そのうちマダムの夫とマリアさんの間に子供が出来たけれど、マダムの夫は亡くなった。

付き人をクビにされて子供を育てる余裕がなくなり、子供を施設に預けたマリアさん。

マダムが付き人をクビにした理由は「自分の夫と浮気して子供まで作った」から。

子供を育てる余裕がなくなったマリアさんはユウトを施設に。

しかし施設はその後火事になり「私の子供は死んだわ!もう復讐しかないの!」と泣くマリアさん。

 

亡くなったマダムの夫と自分の息子のための復讐にマダムの息子のユウタを利用した。

マリア「亡くなった彼と息子の苦しみを解き放してあげたかった!」

マダム「…なんてことを…。」

その話を聞いていたユウタが「その火事って…17年のことか?」とマリアさんに聞く。

ユウタ「マリアさん、死んでしまったと思ってる子は俺が火事から助け出した子じゃないか?ユウト…。」

マリア「ユウトが…?」

真実を知って泣き崩れるマリアさん。

 

タイショウたちは「ユウタ、俺達はお前のこと誤解していた。すまなかった」と謝罪。

その時、下手からイッセイ・ナオキ・コンノ・ヤバナが登場。

ナオキ「みんな、ユウトの容態がよくない!」

 

ナオキの言葉に驚いてるとユウタを見つける警察。ユウタに逃げるようマダムが促すと警察が発砲。

マダムはユウタを庇い「早く行きなさい!」と叫ぶ。

ユウタ「母さん…!」

かすり傷を負いながらもユウタを逃がすマダム。

「みんなはユウトのところへ!頼む!」と言い残しユウタは上手に走り、侍と美は下手へ。


自分の子供を守る為に身を投げ出したマダムの姿を見てマリアさんは改心。
マリア「私、何も知らずにマダムとユウタを苦しめていた!ユウタは私の息子の恩人なのに!」

無意味な復讐心によってみんなの人生を狂わせたことに気付く。

マダム「私にあなたを非難する権利なんてない。私たち、ふたりとも母親失格ね…。」

「さぁ早くユウトのところへ。ユウタは大丈夫」とマダムがマリアさんに声を掛けてはけるふたり。

 

[Scene15 落下]

サイレンが鳴り響く中、下手からユウタが登場し下手サイドへ移動。

「動くな!」と警察に威嚇発砲されながら「頼む!人の命がかかってるんだ!」と叫ぶ。

逃げ切れなくなったときに聞こえてくる「ユウタ、こっちに来い」というジンの声。

 

一度はけて舞台下手サイドに組まれたセット最上部に逃げ込むユウタ。

「早まるな!」と警察に止められた瞬間に再びジンの声で「大丈夫だユウタ。俺が必ず受け止める」

ジンの言葉を信じてユウタ(もちろんダミーのJAEさん)はオケピに落下。

 

[Scene16 天国] THE DREAM BOYS

紗幕が上がるとお城のセットが追加された螺旋階段の上に白いシャツ姿のジン。

下には光るボールを手にしてるアンサンブルともくもくと舞台を覆うスモーク。

ジンが螺旋階段を途中まで下りると寝ているユウタがせり上がる。

 

「ユウタ」とジンに声を掛けられて目覚めたユウタが「ジン、ここは?」と驚く。

ジン「あの門をくぐると死者の世界。永遠に帰って来ることが出来なくなる。」

「俺はもうすぐあの門をくぐらなきゃいけない」と言うジン。

 

「ユウトの心臓を探してるんだろ?」とユウタに聞くジン。

ユウタ「ああ。あいつの心臓を見つけるまで俺は死ねないんだ!」

ジン「ユウタ。俺の心臓を使ってくれ。俺の心臓はまだ生きている。」

心拍音が聞こえ、未来のチャンピオンのためにこの心臓を使ってくれ。と言うジンの言葉に驚くユウタ。

ジン「色んな事情でこんなことになったけど、これでまた新しい絆が生まれる。」

 

「でも、ジン…!」と戸惑うユウタにジンは「試合の時はリングに立てる体じゃなかった」と話す。

そんな状況でもジンはボクサー人生の最後に戦う相手はユウタだと決めていた。

ユウタはジンの頭蓋骨が危険なことを知っていたのにカウンターを顔面に入れてしまった。と謝る。

ユウタ「あの一撃がお前の命を…!」

ジン「ユウタ。分かってる。それでいいんだ。」

5年前の試合もジンの頭蓋骨の兆候を知ってユウタがわざとリングを下りたことをジンは分かっていた。

でも「その方が残酷なんだよ。俺にとっては」と微笑むジン。

 

ジン「お前との戦いでリングの上で人生が終わるならボクサーとして本望だ。」

その言葉にずっと正面を向いていたユウタが振り向く。

「ユウタ。戦ってくれてありがとう」と言い「THE DREAM BOYS」を歌い出すジン。

階段から舞台に下りたジンを追いかけるようにしてユウタは横に並び、交差してからふたりで歌う。

Aメロの「目覚めた僕ら♪」でユウタはジンを見つめ「きっと僕たち♪」で向かい合うふたり。

「目指す場所はまだ遠い♪」で前を向き、サビで再び向かい合い手を取り合い歌うジンとユウタ。

 

「さあ夢が花開くときを♪」で手を離して階段に戻るジン。

ジン「おれはユウトの中で生き続ける。元気になったユウトを見たら思い出してくれ。

いい仲間と過ごした人生、最高だった!」

 

[Scene17 エンディング] Next Dream(フィナーレVer.)

紗幕が下りるとマダムやマリアさんも一緒に全員ユウタの元に走り込んで来る。

「ユウトの手術、成功した!」とユウタが報告すると泣き崩れるアリアさん。リュウガとヤバナはハグ。

ユウタ「ジンは天国にいるけど、ユウトの中で、俺たちの中で生き続けるんだ!思い出と生きよう。」

 

復讐は何も生まないけどマリアさんはユウトのために生きてきた。

新たな未来を作ろうとユウタのために生きてきたマダムに「母さん、ありがとう」と感謝を伝えるユウタ。

「みんな誰かのために生きている!だから絆が生まれるんだ!」とユウタが叫ぶ。

ユウタ「躓いたその時より素晴らしい場面を作り出すために、やがてくる明日を信じよう。」

 

ピンスポの下でユウタが「Next Dream」を歌い始める。

「過ちばかり 繰り返してた♪」の「繰り返してた」はセリフの様に喋り「共に歩んだ♪」で後ろを振り返る。

転調すると後ろの紗幕が上がり、螺旋階段セットの上部にジン。

ジン「ユウタ。約束を守ってくれてありがとう。」

舞台の上手サイドからはユウト。

ジン「ユウト、お前がチャンピオンになる日を楽しみに待ってるからな!」

ジンの言葉にユウトは笑顔で頷き、マリアさんに駆け寄ってふたりはハグ。

 

Aメロは岸くん→那須くん→大昇の順で歌い、Bメロが岸くんと鳳さん→那須くんと紫吹さん。

サビで鳳さんの手を取る岸くん。岸くんは「絆」を歌い、他の人がネクドリ。

間奏で階段から舞台センターに下りた神宮寺にフルキャストが後ろを向き手を伸ばす。

岸くんたちは一旦はけて神宮寺・女性アンサンブル・JAEさんのみに→神宮寺も上手にはける。

女性アンサンブル→Gロケ2名→JAEの順で曲に合わせて一礼。JAEさんはロンバク披露!

 

次に白スーツにお着替えした大光・本髙・今野が上手から、嶺亜・琳寧・矢花が下手から登場して一礼。

美は上手から那須くん・浮所くん・龍我、下手から金指くん・藤井くん・大昇が登場して一礼。

真っ白な美しいドレスにお着替えした紫吹さんと鳳さんが登場するとお二人に拍手喝采な出演者たち。

去年からここで声を出すようになったけど多幸感溢れてて良い!とりあえず大光めっちゃ声出てるw

 

最後は下手から岸くん、上手から神宮寺がオープニング衣装で登場してセンターでグータッチ。

(去年はセンターでハグしてたけど今年はさすがにね…)

後ろのスクリーンには彗星が流れるような映像。

 

順番に一礼して「君を待つのは~♪」と神宮寺が歌い出し「心が揺れても今は♪」を岸くんが歌う。

そしてWユウタで「振り向かない♪」と歌い、サビの「まっすぐ前へ見つめてごらん♪」で全員前方へ。

下手から金指・嶺亜・藤井・琳寧・矢花・大昇・岸・神宮寺・那須・今野・本髙・浮所・大光・龍我…かな?

三方礼をしてからコーダで「Oh~Oh~♪」と全員で歌う壮大な部分が追加。

 

岸くんと神宮寺からあいさつ。

岸「みなさんのご協力があって、たくさんの方に支えられて無事に初日の幕を開けることができました。

今年も演出に堂本光一くんについてもらい、ジャニーさんの大切な想いを僕たちに繋いでくれました。

僕たちはその想いを受け継ぎ頑張ります。そして今年も鳳蘭さん、紫吹淳さんとご一緒させて頂きます。

これから千穐楽まで走り切りたいと思いシャス。ありがとうございシャス。」

良いあいさつするな…と思ってたら最後の方「ます」を「シャス」と噛むw岸くんらしさに客席から笑いがw

 

神宮寺「このDREAM BOYSは先輩方とジャニーさんが残してくれた大切な作品です。

毎年9月に公演を行っているんですが今年は12月1月。

僕たちはいつも他の舞台で立ってるこの12月1月に舞台に立つことに縁を感じていました。

それくらい12月1月を迎えられることを前向きに思ってます。

こうして幕が開けられるのは皆さんのおかげです。これからもShow must go onしていきます!」

 

幕が下がるとゲネの映像と出演者の名前が映し出される。

最後に「演出 堂本光一」の文字と「Eternal Producer JOHNNY H. KITAGAWA」の文字。

そしてこれで終わりかと思った瞬間、ステージに浮かび上がる緑レーザーのリング。

そのリングの中に白キラキラ衣装で並んで立つユウタとジン。

すぐにバン!と暗転しスクリーンに「DREAM BOYS」の文字。か、かっこいい演出~~!

 

--------------------------------------

 

2回目の観劇前に書き終わった!(と言っても去年のコピペばっかりだったりしてw名前間違えてそうw)

ちなみに初日、スタオベはなかったけど(タイミングつかめず…)翌日からはやり始めたみたい。

例年と違う環境の中での公演で手さぐりの部分もあるけど、無事に公演が進みますように。

FC追加で1月公演も当選したので変化する姿を観るのが楽しみ♪

 

…しかし、まさか美 少年が5人での出演になるなんて。明日、ドリボ観に行くんですけど(T_T)