4月に、三浦大知氏のアルバム「球体」を買いました。


初めてサブスクでアルバム全体を聴いたのが10月の終わり。

「なんですかこれ?」と衝撃を受けました。

構想から3年半かけて作られたコンセプトアルバムで、CDだけでなく独演映像があると知り、そのまま勢いで Blu-rayのセット買いそうになりました。

それ以来、いつか観たいと思っていて、

ついに4月にライブ参加した時に買いました。


で、観た感想なんですが


あの、

 むっずかしいね?

いや、好きだし、すごいなーと思うのですよ?

Nao'ymtさんの曲って難解なものが多いし、YouTubeのコメントざっと見てもそんな気がしてたけど、

あの、難しいですね。。


いや、まぁ、難しいことはわかんないけど、歌詞とメロディと歌声とダンスと映像の融合具合がほんとすごいです。


曲だけ聴いた段階では、全体的に不思議な雰囲気のアルバムだなぁと思っていました。

独演を観てもその印象は変わらないんだけど、しっくりきたところもあり、さらに不思議度が増したようでもあり。

衣装の意味とかすごく気になっておりまして

Tシャツが心情でパーカーが現在でシャツが過去...とか思ったんですけど、なんか違う気がします。

感想というか、このへんが好きとかだけさらーっと書いておこうかと思います。


「序詞」のギギギギィみたいな音、あれって扉が開く音だったんですね!


「淡水魚」の背景が水底って感じですごく好きです。


「飛行船」は何回聴いても、毎回、鼻濁音の綺麗さに感じ入ってしまいます。

最後、え!?乗るの!?って、びっくりしたんですけど。


「誘蛾灯」の歌詞が下から上に浮かんで消えていくの良いなぁ。


「 綴化」の映像とか「クレーター」の背景も好きです。


 以前から、大知くんの歌詞に併せた動きが好きだなぁと思っていたのですが、このアルバムは全体的にそういうちょっとした仕草が際立っている気がします。

「序詞」の〈握りしめた種〉とか

「テレパシー」の〈指で拭いながら〉とか

「飛行船」の〈裾つかむ〉とか。

ちょうど『Sound & Recording』でも

“例えばコップを持つみたいな動作も、音に合っていればダンスだと思うんです。”と話していて、

私がなんとなく好きだなぁと思っていた部分を、本人がダンスと捉えていたことに、なんだか嬉しくなりました。


「球体」の公演って、またいつかあったりするのでしょうか。機会があったら生で観てみたいです。