映画「陰陽師0」観てきました。

ざっくり感想を。ネタバレはちょこっとあるかな?


最初は「BUMP主題歌か~」くらいの気持ちで特に観る予定ではなかったのですが、監督が「アンフェア」の脚本を書いた方だと知って興味が湧き、行ってきました。

ちなみに『陰陽師』シリーズは未読です。


映像綺麗ですね。

VFXすごい。


導入がめちゃくちゃ分かりやすい。

あの「ではここから現代語で」のとこお見事です。


篠笛ってあぁいう吹き方するんだなと、初めて知りました。


監督インタビューで衣装のお話がありましたが、ほんとこだわってるなぁと思いました。

すごくリアルだし、なんていうか、質感が凄い。

烏帽子って光加減によってはあんな透けるんだなーとか

清明の狩衣の着崩し方はありなのかよ、とか

博雅の花が毎回変わっててお洒落だなぁとか思いました。

徽子(よしこ)女王の衣装については先にインタビュー読んでたお陰で、あーなるほど薄衣!可愛いなーと思いながら観てました。

(位の高い人ほど薄着だったらしい)


あと、女王の部屋の燭台のやつすごい可愛いなぁと思ったのですが、あれ、なんて言うんですかね。

ロウソクとは別で、黒い板に模様切り抜いたようなやつありませんでした?


「最強の毒」について作り方を説明してる途中で

私これ知ってるわ。と気づいたんですが

何で知ったんだっけ。『退魔針』か『犬夜叉』とかあのへんかなぁ?


森の中、なんか「もののけ姫」のコダマが出てきそうだなぁと思いながら観てました。


博雅が「一人でも幸せでしょう」と言ったのが意外だったし、なるほどなぁと思いました。


動機というか、どういう意図でやってるのかわかんねーなーと思ってたので、「あぁ、なるほどね。やられたわ~」と思いました。


エンドロールの途中で唐突に

『邂逅』は徽子女王視点の曲なんだなぁと思いました。

最初に曲を聴いた時は

「この曲だと、安倍晴明が“私”って感じではないから、“私”が博雅で“あなた”が安倍晴明かなぁ」くらいに思っていたのですが

映画を見終わってから聴くと

“私”が徽子女王で“あなた”が博雅にしか思えなくて

あーなるほどです藤くんさすが。と思いました。

映画ver.のMVについてのコメントを見ると、監督は清明(私)と博雅(あなた)イメージだったみたいなので、 原作本シリーズ読んでたらまた捉え方違ったかもですね。

あと、『邂逅』ってタイトルは「女王と博雅」より「博雅と清明」っぽい気がします。


『陰陽師』シリーズ読んでみたくなりました。


猫しっぽ猫からだ猫あたま

ちなみに。

映画が始まる前に「ラストマイル」の予告が流れてめちゃくちゃテンション上がりました。

今からものすごく楽しみです。