お次もトラック。特に珍しいというわけではないですが、なんだかんだでもう最低年式20年のキャンターを紹介します。
排ガス規制区域外へ行くと、昭和末期~平成初期頃の商用車がバリバリ現役な姿をよく見るので、都会住みには嬉しい物です。
ダンプばかりの採石場に1台だけいたユニック。5代目三菱ふそう・キャンターの後期型(1989~93年)で、エンブレムからも分かるように3トン積みのキャンター30です。
ボディはワイドキャブで、後述する標準キャブのダンプと見比べていただくと、幅がやや大きいのがお分かりになると思います。
そして同じく5代目後期型。こちらは標準キャブのダンプ架装で、2トン積みのキャンター20です。撮影時はこのキャンターと進行方向がちょうど同じだったこともあり、しばらくランデブーしながら走行音を楽しむことができました。
この日は休日だったこともあって、目撃したのはこの2台のみ。両個体とも後期型ということで、前期型(1985~89年)には出会いませんでした。
年式20年を超えたことで今後台数が一気に減らないか心配ですが、トラックの世界も寿命がやや伸びている様子なので、今後とも多くの現役車に出会えることを期待しています。