このコンドに住んで、既に10年超。
部屋が広いものだから、かなりため込んでいるような。
でも、そうでもないかな。
小物はどうにでもなるので、
大物の行く先を、優先して考えた。
一番大物は、ミニ・グランドピアノ。
これは、飲み友達&旅行友達である弁護士に譲ることにした。
彼はピアノを上手に操り、バンドも組んでいる。
でも、家にあるのは電子ピアノだ。
「マレーシアを退くとき、引き取ってくれないか」
との希望を、快諾してくれた。
シモンズのベッドは、このコンドの買主に引き渡すことになった。
かなり高価なベッドで、日本に持ち帰りたいくらいだが、
諦めることにしよう。
グランドファザー・クロック
ピアノを引き取ってくれる彼に相談したら、
「ネットで売れるから、売った方が良いよ
面倒なら、自分が代わって、売るのを手伝うよ」
親切な申し出に、従うことにする。
困っているのが、オーディオセットだ。
スピーカーは「タンノイ」、プレーヤーは「ガラード」
これは一般的には歴史的名機といわれ、苦労して集めたものだ。
作られた年代は、私の生まれた頃。
人間でいえば、間もなく後期高齢者に当たる。
コントロールアンプは、最近のもので「リン」
これらは全てイングランド製だ。
オーディオセットは、日本に持ち帰っても、置き場が無いな。
老人ホームへ直接入居するとなると、なお更だ。
どうしたもんじゃろのう~
応接セットとダイニングテーブルセットだけは、
どんなことがあっても持ち帰る。
これらは、かなり上等で、
確か、購入価は300万円位だった。
ソファーは、マレーシアへ持ち込む前に、布の張替えをしたが、
その布地だけでも100万円超だった。
これは誰にもやらない。老人ホームへもっていく。
残っている大物はこれ位かな。
自家用車は、先日売却したし、
ゴルフクラブセットは、これから始める人に引き取ってもらった。
高価なティーカップや食器類も、既に譲ってしまった。
今使っているものは安物ばかりだ。
千冊を超える本は、大事なものだけピックアップし、
残りは捨ててしまおう。
レコードとCDは持ち帰る。お宝だから。
細々としたものは、週一回整理している。
どうしようか迷ったものは捨てる・・・という考えを徹底すれば、
あっという間に処分できる。
ちょっと気が早いように思うが、
速いことに越したことは無い。